onaka亭ゲーム会レポート(2005/04/10) 第2号

Niagara
onaka亭の2日目。今日は、ejfやメビウス便の翻訳でおなじみ、G藤さんを迎えてのゲーム会です。メンバーは、onakaさん、G藤さん、bone5さん、YOKさん、私です。

ナイアガラの急流にながされないように、宝石を獲得していくゲームです。
以前から気になっていたゲームでプレイしてみたいと思っていました。

このゲームでは、毎ターン、移動タイルをプロット→公開という手順で船を移動させていきます。

移動した後、一番少ない移動カードを出した数+天候チャートの値分だけ、流れていきます。最下流に到達した船は流されてしまい、宝石を1つ失う事で船を取り戻すことが出来ます。

下流の分岐点のところで、川は二又に分かれているのですが、これが左右に毎回切り替わるようになっているのがドイツ技術の技なんだとか。

私はこの原則を忘れ、毎ターン切り替わるものと自分で勘違いし、序盤早々船が流される事態に。

それでも、なんとか船を取り戻したあとは、同じ宝石4個集めるという一番効率的な目標目指して取り掛かり、onakaさんのアシストにも助けられてなんとか勝利。

これはすばらしいゲームです。この手のゲームは大好きなんです。


Desperados
骨折ブランド最新作Strange Fruitsのドイツ版。なんかAustralia卑弥呼といい、時代を先取りしてますね。音楽界に喩えるなら、サディスティックミカバンドの「タイムマシンにお願い」といった感じか(全然違うって?)。

ゲームシステムは、StrangeFruits同じように、初めは2枚で決算、以後3〜5まで増えていきます。

違うのは、この決算突入枚数がグローバルではなく各列毎に決まるのと、各カードの価値が、決算時に使用された勝利者カード分増加するという事。

StrangeFruitsを知っているせいもあるのかも知れませんが、非常に改良されているというか、さすがは市販ゲームのレベルに達していると感じました。

別にこれはStrangeFruitsがしょぼいといっているのではなく、同じ素材を使って、ここまで仕上げたかという感動の方が大きかったです。

私は、このゲームシステムに感心しきりで、ゲーム内容の方はぼろぼろでした。

是非、StrangeFruitsと両方プレイしてみて欲しいですね。オススメゲームです。


Gracias
先日の袋小路に続いて再戦。

今回は5人プレイでしたが、ある程度人数がいた方が面白い。
また、Graciasと言わないといけないというルールが、コミュニケーションツールとしても上手く働いているようで、Graciasの中国語版、タイ版など、さまざまな言葉が飛び交い、終始和やかに進んでいきました。

ラス前に13点を叩き出したG藤さんが、逃げ切るかに見えましたが、マークがきつくなり、一方ノーマークの私にカードがたくさん舞い込み、最後は私が13点をとって大逆転。

ゲーム性が高い上、パーティ系ゲームとしても楽しめる作品です。


Strange Fruits
またまた改良されたこのゲーム。前回からの変更点は、
・カード公開タイミングは、大富豪列にカードをプレイした時と決算突入時のみ
・得点は、一律大富豪列にプレイされた枚数。ボーナス点は前回どおり。

カード公開タイミングの変更で、ルールが非常にすっきりしました。
今までより公開チャンスが増え、格段に白熱する展開になりました。
また、大富豪列も簡明になり、ほぼ最終系といえるでしょう。

手札から出したくないカードがあふれ、暴発したカードを大富豪列にプレイしていく展開が非常にWGG向き。
雰囲気は、エアラインズのカード公開部分だけを取り出した感じですが、十分に面白さが伝わるゲームに仕上がっています。

今までのルールの中ではこれが一番良かったと思います。後は、裏向きタイルのペナルティの扱いをシビアにすれば完成ではないでしょうか。


Coup
本日の目玉ゲーム。

HolidayAGのオリジナルゲームにして、HolidayAGより格段面白い。 スペシャルイベントのあるアクワイアしかプレイしたことの無い人が、オリジナルのアクワイアをプレイしたみたいなものでしょう。

このゲームでは、ある程度、相手の主張を通しつつ、自分の主張を通していくことが要求されます。 さりとて、どこかで数銘柄は見切る事も要求され、相場観が問われるゲームです。

私は途中から青のキー牌を引き、青を集めにかかります。G藤さんが、これに追随して最終ラウンドでG藤さんが筆頭に踊り出ました。

私は、G藤さんにおいしい思いをさせても、残りのポートフォリオで逆転できると考えて、青を伸ばし、G藤さんは予想通り、青を急成長させました。

ポートフォリオに不良資産が少なかった私は、青の第2株主でしたが、総合力でなんとか勝利できました。

アクワイアSHARKが好きな人は絶対このゲームも好きになると思います。
HOLIDAY AGでもカード無しでやってみれば良いかも知れませんね。


Senator
私の苦手な競りゲームです。テイストも含めて、あまり乗り気にはなれないんだよなあ(逆に好きな人は多いはず)。

まぁ、もともと苦手なゲームと割り切っていたので、その分気楽にプレイできました。

こういうゲームをプレイすると、その人のゲーム感が問われそうなのが辛いですね。

相変わらずのダメダメで、正しいビッドができません。

何回かプレイして敗戦から学ぶしか無いようですね。


8 1/2
クソゲーとの評価が固定化しているゲームらしいので、早速プレイです(笑)。
やっぱり、自分で判断して見ないとわかりませんからね。

ルールを聞いていると、ノイを複雑にしたようなゲームですが、別に痛そうな感じではない。

いやむしろ面白い。全然クソゲーじゃない。なんでこれがクソゲーなんですかね。

2回しかプレイしませんでしたが、もっとプレイしたい感じです。

ただ、ゲーム中に喰らった失点はほとんど意味が無いようでしたが、これが原因なのでしょうか。勝者以外は失点にすべきでしょう。そうすれば、このゲームも絶賛されるかも知れません。

これはオススメゲームです。だまされたと思って、プレイしてみて下さい。



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