onaka亭ゲーム会レポート(2005/04/09) 第1号

ストレンジ フルーツ
メンバーは、Onaka氏、MERCURY氏、YOK氏、bone5氏、私の5名です。

このゲームは先日袋小路でプレイしましたが、そのときからルール改訂が行われたとの事で、早速プレイしてみました。

前回のルールでは、ややバブリーな展開である事と、トップボーナスがあまり効力を発揮しなかったことから、各フルーツの基礎点は一律、大富豪列に置かれたカードの枚数*1点になりました。

このルールのせいで、トップを狙うという意味では、良いルール改訂だったと思うのですが、得点があまりにも低すぎて爽快感にかける感じがします。

もちろん、より得点がシビアになったので大人のゲームに仕上がっているとも言えます。ただ、bone5氏の様子では、まだまだ改訂が行われそうな気がします。


Australia
ボードを見て、これはまさに骨折ブランドの卑弥呼であると感じたゲームです。
ルールも卑弥呼に大変似ています。卑弥呼が出来たのは、おそらく4〜5年前ですが、骨折ブランドは時代を先取りしているとも言えます。

ただ、こちらの方が新しい分、かなり洗練されています。

このゲームでは、各エリアに自分のレンジャーを派遣していきます。

全てのマスが埋まった時と、ボードに置かれたタイルの上限数以上で決算が発生します。

得点は、そのエリアに関係するレンジャー数*1点です(海エリアは*2点)。決算を発生させた人には更に3点入ります。

最後のマスを埋めたと同時に、上限を超え、それが海エリアである・・・というのが一番おいしいパターンで、これを実現したのがYOKさん。

ただ、あまりにも走りすぎたので、マークがきつくなりました。その間隙をついてonakaさんがボード中央を制し、まんべんなく得点を重ね、見事差しきり勝ちをしました。

カードの入手方法にも工夫が見られ、かなり良く出来ています。卑弥呼共々、リプレイ期待ゲームです。


Hispaniola
トリックテイキングとボードゲームの融合を目指したゲーム。

トリックテイキング自体はマストフォローで非常にオーソドックスです。違うのは、台札以外でも、切り札が場に出てない限り、一番大きいほうが勝ちという位です。

各トリックの勝者は、自分の駒を台札スートに対応した船に置きます。そこに他人の駒がある場合、それを押し出す事が出来、2回押し出されたプレイヤーは、島に置き去りになってしまいます。

それを繰り返して、一番得点が多いプレイヤーが勝ちというゲームなのですが、皆の反応がいまいちで、途中で打ち切りとなってしまいました。

トリックテイキングがあまりにもノーマルすぎるせいなのか、ゲームシステムが平凡なせいなのか、評価の方はサッパリ。

トリックテイキングが好きな人ならば、プレイして損の無いゲームだと思いますけど、もっとボードゲーム部分を導入する動機付けが欲しかったですね。

まぁ、たまにはプレイして見ても良いかな・・・。


Hatz Fatz
私の苦手なアクション系ゲーム。

テーブル中央にプレイされたカードと同じマークのカードを早い者勝ちで取っていくゲームです。カードプレイは任意で、プレイする代わりに、山からカードを引いて、場に公開しても構いません。

単純なゲームに見えますが、プレイできるカードは有限なので、自分の前に有利なカードを出しておき、頃合いを見て回収するような戦略も必要になります。

ただ、ぼーっとしていると、他者からさらわれるので注意が必要。

私は、そんな事も考えずに漫然とカードを出してしまい、ぺしぺしにされました。

でも、みんな結構盛り上がってプレイしてました。

プレイするカードは当然プレイ者しか知らないインサイダー情報であり、プレイ者はプレイするやいなやカードをとりに行くわけです。

一方、他者はカードが出されてから行動することになるので、この不利を覆して取れるかというのがこのゲームの面白いところではないかと思います。

アクションゲーム好きの方はどうぞ。


Diamant
炭鉱内をプレイヤー達が協力しながら、宝石目指して掘り進んでいきます。
行く手には、さまざまな危機が待ち構えており、途中で降りるか一人じめするかが悩ましいゲームです。

コンセプトは、ランダム要素が強いものの、テーマが違うだけで基本的にはクラウド9に似ています。

強欲な私は序盤に失敗したため、キャントストップ状態となり、当然の結果としてロボコン負けしました。

それでも面白いゲームでした。二番煎じ感もまったく無く、純粋に楽しめました。


Submarine
海底から調査船や潜水艦を駆使して、さまざまな財宝を回収していくゲームです。

より深く潜水した方が財宝が多いのですが、回収する過程で他人の潜水艦が上部にいた場合、山札を1枚取られてしまいます。

潜水艦は調査船のいる場所でしか行動ができないため、なかなか思うように財宝が取れません。

アイデアとしては面白いと思うのですが、なんか淡々とプレイしていく感じがして、盛り上がりに欠けます。 さりとて戦略を駆使するゲームという訳でもないですし、イマイチ感がぬぐえません。

最後は、「黄色い潜水艦がないのが敗因だね」などという訳のわからないコメントで、まとめられてしまいました。もしこのゲームを再プレイするとするならば、年末恒例の大会ですかね。



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