onaka亭ゲーム会(2021/07/10)

[TOP][ゲームインデックス][動画インデックス][ゲーム会一覧]

Juicy Fruits [BGG]

ジューシーフルーツいえば我々世代であれば「ジェニーはご機嫌ななめ」ですが、HAL99さんはご存じなかった模様。ジェネレーションギャップを感じます。YOKさん、Onakaさん、hal99さん、私の4人

各プレイヤーは各自のボードに書く種類の果物(バナナ、オレンジ、ライム、ザクロ、マンゴスチン)を上下左右に移動させることで、移動できた分、リソースを獲得できます。

そして、ボードの海岸線沿いにある船に書かれたリソースを達成すると、VPがもらえ、かつ、その船が除外されます。つまり移動能力が増えます。

得点方法はその他、ビジネスフェイズとスコアフェイズでも行えます。

ビジネスフェイズでは、市場から、タイルを購入し、ボードに配置していきます。獲得したタイル数分VPがもらえるとか、もらえるリソースが増えるとか、魅力的なものが多い反面、獲得したタイルが個人ボードに増えるので、リソースの獲得するのに邪魔になるってところが悩ましい。

ドミニオンでたとえるなら、VPのカードをとって手札がショボくなっていくみたいな感じでしょうか。

次のビジネスフェイズでは、所有リソースを支払ってトラックを進ませることができます。まぁ、こちらはLost Ruins of Arnakみたいな感じです。

フルーツタイルを移動させて、移動できた分だけリソースをもらえるというのが新鮮。移動させるためにも初期のお邪魔船タイルを除去していく過程がVP獲得を兼ねているのが素晴らしい。また、この船を除外することで、更なる高得点を求めてビジネスタイルに手を染めなければならないという流れも自然で良いです。そしてスコアフェイズのトラック前進についても、余ったリソースの効率活用と得点の選択肢を増やすという意味でも良いルールです。

今回私は、ビジネスタイルのひとつであるアイスクリーム屋に着目いたしました。たとえば、船による売却だと、3バナナ3ライムで8VPですが、アイスクリームとして利用すると1オレンジ1ライムで8VPもらえたりします。高付加価値化ができるんですね。

なので、早々にアイス屋を建設し、アイスに必要な素材を集めていきました。アイス屋は良いですが難点は売れる数に限りがある限定販売。他者が参入する前に売り切っていかなければなりません。

私がライムとオレンジを集め3つ売却36点を獲得すると、こりゃアイス屋美味しいと、すかさずYOKさんもアイス屋に参入。

ただ、アイス屋って意外と手数がかかります。素材集めして、アイス屋タイルを売りたい個数だけ移動させて初めて販売ができるので導線を確保しなければなりません。

一方、スコアトラックとビジネスタイルに特化したのがOnakaさんで、スコアトラックの先行と、スコアトラックをすすめることによるVPタイルと、タイル数を多く獲得することによるVPと目的を明確にしてタイルを集めたOnakaさんが快勝。

シンプルなルールと多様な戦略性。素晴らしいゲームです。ただ、気になっているのがこまフルーツタイルでして、マンゴスチンはナス、ざくろはトマトにしか見えません。もう少しなんとかならんのか。ていうか、もっとメジャーな果物にすればよいのに。まぁ、面白ければいいんですけどね。


Maracaibo [BGG]

Great Western Trailの作者の作品ということで、かなり話題となっていたMaracaiboが、ようやくプレイできました。

毎手番1〜7歩進むことができ、進んだ先のアクションをプレイできるタイプ。先着X名のアクションがあったり、多く進んでアクションを行うと効果が大きくなったりして牛歩対策もバッチリです。

移動する歩数が選べたり、discを外すとそこのアクションが使えたり、複数回数マイナーアクションができるあたりはGreat Western Trailの香りがします。

初期目標は、冒険か栄光。どちらも戦闘っぽい目標でしたが、冒険だと船の改良が目的だったため、シナジーが見込めると思い、こちらを選択。

Hal99さんとYOKさんが助手アクションをやっていたのですが、これは特定マスに助手をおいて、そこでそのプレイヤーだけが特殊アクションできるというスグレモノでして、メチャメチャこれが羨ましく、助手アクションができるアクションばかり優先して選択しました。たしかにこれって、プレイする分には気持ち良いのですが、助手アクションを優先すると、必然的に牛歩となってしまい、都市アクションに先着できないのは考えものでした。ほどほどにしておくのが良いようです。

また、私は目標の達成にばかり目が行ってしまい、毎ラウンドの核となるVPの積み上げを怠っていましたが、これも敗因。4ラウンドのゲームとはいえ、毎ラウンド獲得できるVPというのは1ラウンドにやればそれはx4になりますからね。当たり前といえば当たり前のこのシステムが気づかないとはセンスがなさすぎました。

ゲームは冒険と戦闘とVPとバランス良く揃えたHAL99さんが圧勝。

覚えないといけないことが多すぎて、1回では消化しきれません。キャンペーンモードとかあるので、固定メンバで息が長くプレイできそうなのも良いですね、ルールが結構ややこしかったので、このあたりを再整理して再戦希望です。


Hattrick [BGG]

前回同様、締めはHattrick。ちょっと時間がないけど...というときにはトリテで締めるのが最近の定跡。

今回は、この赤でも緑でも行けるみたいな手が多かったです。この時は赤のハイカードが多かったので、赤で取って他でしゃがめばよかったので、わかりやすかったものの、最後YOKさんにエントリーが渡り、青・赤と出て、緑が出せず死亡。

別の手では、緑で走りたかったけど、何気なく出した赤で取らされ、赤で走り始めるけど、もともと緑で勝ちたかったので、緑を温存しているうちに、緑で勝ちまくって死亡みたいな感じで、なんというか優柔不断なプレイがよくなかったですね。

はじめに方針を決めて、それに従って進める。これは重ゲーに限りません。

いやー、いいゲームだわ。ところで、このゲームをすると思い出すのがSticheln。こちらもメイフォローのゲームだった気がするのですが、全然覚えてないので、お持ちな方は遊ばせてくださいー。



トップページへ戻る     一つ上のページへ戻る