SGCゲームレポート(2004/06/20)

折角東京に来ているのですから、一度は行かねばナメられるとSGCに参戦してきました。

Sticheln
ずいぶん昔にマストフォローじゃないトリックテイキングゲームという事でプレイした記憶がありましたが、それしか覚えていませんでした。久々のプレイです。

各プレイヤーは、自分のマイナス点になるスートを決め、そのカード以外をとればポイントになります。

マイナスになるのは、カードの数字ですが、他のスートは1枚1点である事に注意・・・にもかかわらず、今回は重大なルール上のミスがあり、他のスートも数字でプレイしてしまい、めちゃめちゃ大雑把というか、かなりショボい展開になってしまいました。

そりゃあ少々マイナス喰らったところで、他のスートは皆プラスになるんだもん、マイナスの意味はあまりないですよねー。

こんなヌルいゲームじゃないはずなのにと、レポート書きながらルール確認しといて良かったです・・・というより「プレイ中に気づけよ、俺」って感じでした。

Apples to Apples
これまた懐かしいゲーム。最近は本当にご無沙汰でした。というより、昔に藩主(ローカルネタですみません)と本当によくプレイしたゲームです。

このゲームも日本語版が出たようで、今回は日本語版でのプレイとなりました。

はっきりいって私、このゲーム苦手です。自分と感性の合うのは、何故かNIKさんしかいなくて、他の人のお題とは全くシンクロできません。

SGCの方々は最後の一人が提出できないスピードアップルールは知らないようでした。考えて出すのがいいのか議論の分かれるところだとは思いますが、やはりスピードアップルールの方が良いでしょう。

私は1枚しかとれず、ショボショボでした。

Democrazy
みんなで決めたこと」のリメイク版ゲーム。ルールを投票で決めていき、ゲーム終了時に手元に残ったチップと最後のルールで計算して、一番多く得点を稼いだプレイヤーが勝ちになるゲームです。

投票の仕方は、戻ってくる賛成・反対カードと、戻ってこない絶対賛成・反対カードや投票結果をひっくり返すカードがあり、Drunter&druberのシステムに似てます。

みんなで決めたことでは、しゃべれないとかの痛いルールが多くそれが魅力の一つでもありましたが、このゲームでは、チップに関わる内容が多く、パーティ感は減っているような気がしました。

それ故にルールも強烈で、左隣の人のチップが得点になるとか、今までの苦労は何やったんやーみたいなものもありましたが、それもゲームの魅力のひとつでしょう。

みんなで決めたこと同様、パーティ系ゲームの有力な選択肢ではないでしょうか。

DuelofAges
古代・現代・未来に渡り探検を行い、相手陣営より多く探検する事を競うゲーム。

紙さんや、MERCURYさんといった、猛者が勢揃いでしたが、最近掲示板で話題になっているようで、やはりやるしかないだろうと思い、プレイしました。

スコードリーダに似ているゲームだそうですが、そんなウォーゲームは知る由もない私は、とりあえず戦闘を避けて、冒険にいそしみます。

冒険といっても時の番人を倒せば良いだけで、冒険のアイテムを集めるわけではありません。ただ、番人を倒せばアイテムはもらえるのですが、これは武器や防具になってます。

この武器は、敵のターンにも撃てたり、射程が12もあったりと凶悪なものも多いですが、知性のないキャラは持てなかったりと、かなり本格的。

途中私はライフルに狙撃され、あと一発喰らえば死亡の状態になった事から、安全なドーム待機を余儀なくされ、苦しい展開が続きました。同じ陣営から武器供給を受けたりと頑張りましたが、あと1点及ばず敗北してしまいました。

個人的には、かなりウォーゲーム寄りで重すぎる感がありましたが、ドイツゲームに物足りない方には良いのではないでしょうか。

ハイスクールエレクション
生徒会長選挙を扱ったカードゲーム。ギャルゲーなのに、写真撮るの忘れてました。すみません。

何となくマジックの雰囲気を感じさせるゲームです。イメージは、絶対死なないクリーチャーを各プレイヤーが所有していて、それに特殊能力を持った発動コスト(カードを捨てる)を伴うUnholyStrengthのようなエンチャントをクリーチャーに付けていき、ゲーム終了時、一番パワーの大きいクリーチャーを所有するプレイヤーが勝ちになる・・・といったゲームです。

さっぱり訳わかりませんよね、こんな説明では。要は、生徒会長選挙なので、投票カードをより多く集めていく必要があります。投票カードは山札から引くのですが、あまり溜すぎても、他人から集中砲火を浴びるので、ほどほどにする必要がある。

特殊能力は、手札が減るので、なかなか使いにくいのですが、投票カードを2枚引くとか、一回休みにできる、他人の団体カードを自分に寝返らせる等が強力のようでした。

結局、適度にショボく、他人からマークされずにいて、終わり間際に一気に捲るというのが良いようです。

Trendy
ルール説明を聞いた瞬間、これは面白いっと感じさせるゲーム。

3〜7までのカードを使ったカードゲームです。各プレイヤーは、任意のカードをプレイできます。

カードの数字と同じ枚数がプレイされた瞬間に終了し、そのカードをプレイした人だけがポイントになります。

たとえば7ならば7枚必要になりますが、3なら3枚で済みます。それだけ取りやすいですが、点数も低くなっています。

1周しても決まらない時は、2枚目以降のカードをプレイする事になります。当然、7を一人で2枚出せばそれだけで14点、かなり有利になります。

とはいえ、時代が追い風の時に、それに乗らないと一点も取れない。このジレンマがゲームを面白くしてます。

あとは特殊カードの存在でOUTカードをプレイすると、そのスートが全てディスカードされます。そしてスーパーモデルカード。これは、1枚プレイするだけで、2枚出すのと同じ効果があります。ただ、得点は2枚分にはなりません。

やってみると解るのですが、7でポイントが取れるのは大きい。ただ、7を連続してプレイされると、麻雀でいえば、1000点で流す事が必要となります。やばくなったら3や4をプレイして、さっと流す。

ですが、7で5枚くらいでてしまうと、もう止められない、点が低くても7で追随せざるを得なくなる。だから、他人との調和も必要になったりするシンプルだけど、かなり考えさせられるゲーム。あと、outカードがちょっと少なすぎる。もう1種類あっても良かったかも。でも、おすすめゲームです。



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