onaka亭ゲーム会(2020/12/06)

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Project Universe [BGG]

やざわさんの大作。宇宙ステーションへ荷物を運ぶ運送業者となり、地球上で荷物の手配や打ち上げの準備を行い、ロケットを打ち上げて

VPを稼いでいくゲームです。YOKさん、onakaさん、私の3人。

テスト段階では宇宙の仮題でVer58ほぼ最終形はプレイしました。製品版ではデザインはちろん、ルールも改良されています。

一番良いなと思たのが、依頼カードの獲得時に獲得できる労働力。以前は保有している労働力 > 依頼カードの労働力 の場合、依頼カードの労働力まで切り下げられたのですが、製品版でそのルールが撤廃されていました。良い変更と思います。

今回私は、宇宙推進エンジンの強化を主軸に進めることにしました。宇宙推進エンジンというのは、宇宙での移動力コストを下げるためのものであり、宇宙を飛び回るのには必須の技術なのですが、このコストがべらぼうに高い。しかも、他のアクションは割と安価でVPやリソースがもらえるのに対し、こいつは何ももらえねぇぇ。

しかし、そこにやざわさんの想いを見た。だからそれだけ重要なアクションなんであろうことを。

なので、お金をせっせと貯めて、エンジン強化を図りました。

そんな私と真逆の作戦を採ったのがonakaさんで宇宙には目もくれず、設備投資特化戦略を採りました。設備投資では、カード補充ボーナスもあるので、設備投資連打でカード補充しつつ、決算や配置ボーナスでVPとリソースを確保していたようです。

YOKさんは中道派。onakaについていきながら、エンジン強化していたようです。

私は1R,2Rと打ち上げタイミングが遅すぎて、結局1つ(初期のB)しか配達できない体たらく。最終ラウンド乾坤一擲の大勝負でB-C-D-E-Aを引き受け、倉庫MAXにして飛び立とうとしますが、それを察知したonakaさんが毎Round会議連打!。あっという間に残業時間に突入し、私は3つしか運べずに無念の資金ショート。大量に用意した労働力は水泡に帰しました。。。それでも3つ運ぶことで、一気にonakaさんの背中が見えたのですが、見せ場はここまで。配達しきれなかった荷物が致命傷となり、onakaさんに完敗。YOKさんもonakaさんの会議連打で残業代が払えずに打ち上げが全くできませんでした。

onakaさんの会議連打は会心の一手でしたね、お見事です。

いやあ、せっかくの依頼が運べなかったのが残念でなりません。次にプレイする時は早め早めの出動を心掛けたいです。

ちょっと時間がかかりますけど、このゲームは面白いですよ。またプレイしたいです。


ROBOTrick [BGG]

Domiさんの創作ゲーム。3人専用トリテでhal99さんにより製品化されました。もともとはDomiさんのブログで紹介されていたゲームをhal99さんが見出し、改善を加えて製品化されました。いや素晴らしいですね。

このゲームは名前が示しているように、ROBOT(AI)が登場、一定のルールに従ってプレイします。AIの手札はコントラクトブリッジのDummyのように、全て公開されます。プレイルールは10種類あり、例えばフォローは小さい数字から、フォローできなければ、ロングスートの小さい数字から、同数の時はXXのスート優先、打ち出しはXXからなどと細かく決められており、このルールに従って進めます。プレイ自体はマストフォローで切り札ありという正統派のトリテになっています。

トリック自体、たくさんとれば良いかというと、そんなに甘くはなく、3トリックまでしかポイントになりません(格納庫に入らないという設定)。

4トリック以上はとっても失点になります。また、ロボットに負けてしまった場合は、自分のプレイしたカードがこれまた失点になります。

カードは大きいほど得点が高く、ポイントになるのはロボットのトリックだけです。つまり、自分がハイカードをプレイしてトリックを取ったとしても、ロボットの出したカードが"1"なら、1点にしかなりません。なので、勝つなら、ロボットの大きいカードを狩れることが重要となります(しかも3勝までね)。

ロボットに負けた時は自分の出したカードが失点になるので、ハイカードを出してロボットに負けるのは悲劇です。

他人が勝つ分には、失点にならないので、こういう時に自分のハイカードを処理し、ロボットに負ける時はローカードでしゃがむようにします。

相手に4勝以上させるのも、自分のハイカードを処分しつつ、相手も失点となるので良い戦略です。

とはいえ、これらを全て満足させる手を打つのは非常に難しい。慣れれば難しくないのだけど、1ゲーム目は勘がつかめず、4勝以上にビビッて序盤でロボットのローカードを取りに行ったりと無駄手が多すぎました。

今回総じてロボットの手札が強く(ていうかだいたい切り札が4枚以上あった)、終盤は皆ロボットの切り札切り出しに太刀打ちできず、苦労の連続。3トリックやって、全員がマイナスという超ロースコアの展開。勝ったのはYOKさん。私が大甘プレイ連発した1トリック目の貯金が大きかったようです。うぐぐぐ。

手軽くプレイできますし、Domiさんのトリテは「カムレッド」「トリックdeビンゴ」と名作揃いですね。面白かったです。



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