HAL99さんゲーム会(2022/08/08)

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Tapestry: Arts & Architecture [BGG]

halさん、やざわさん、私の3人。

久しぶりにリアルのタペストリープレイがかないました。拡張は初めてしたが、第一拡張も含めて全部乗せでプレイ。
ランドマークカードが増えたり、文明やタペストリーも増えてますが、一番の特色は、Artsトラックの追加でしょう。トラックが増えることで選択の幅が増えます。

このトラックで新たに追加されたのが、マスターピースカードとインスピレーションタイル。

前者は技術カードみたいなものですが、毎ラウンド収入手番に効果が得られるので、こちらの方がより強力。
後者はロシア鉄道の得点張り替えるやつみたいで、VPが強化されます。

とりあえず、みんな初プレイだし、どうせなら新しい文明、新しい首都でやってみたいよねと、ランダムに配られたシートでプレイしてみることに。
私に回ってきたのはCollector。いろんな種類の建物とかリソースをこの首都に配置することで、リソースやVPが得られる。

いわばCraftsmanみたいなものなのですが、収入拠点や地域タイル、タペストリーなど使わないやつの捨て場や、使ったとしてもほぼ効果が劣化しないものなら良いのですが、ランドマークや前哨など、ボードに配置してナンボのものを文明に置くのは、余程の対価がない限り、あまり意味がありません。苦労して6種類揃えたところで、たかだか21VPというのがショボすぎます。せめて孤独主義者位のVPにできなかったんかい。

半面、hal99さんの文明Gamblersは先触れの強化版。第一世代を含む各世代、3枚のタペストリーをひいて、when playedのカードがあれば、出してよい。なければ手札に入れる。というもので、2-4世代では、同じことをタペストリー能力でできるので、when playedは出せるは、通常のタペストリープレイで出せるわという超強力タペストリーでした。

やざわさんはUrban Planners。ランドマークを隣接して配置することで最大49VPがもらえます。ただ、このもらえるVPはゲーム終了時なので、プレイ中の恩恵がなく面白みに欠けるみたいです。
で、初期にきたタペストリーは農業協同組合。みんな建物が建てられて、他人が行使したら、自分はartsトラックの効果を得られるというもの。

初期リソースは4だから、素直に進めると、3マス目のダンスで手番終了。ただ、タペストリー効果を行使するためには1リソース必要なので、1つは用意しなければならない。
それが、私の使えないCollector効果で1マス目のタペストリーを文明カードに入れて1リソース確保できるではないか!
もちろん、超強力タペストリーを引けば、とっておいて、別の作戦を取っても良いでしょう。

廃棄すれば、少なくとも、2マス目の効果で1つ拠点を確保できますし、3マス目のマスターピースで、何かリソースがもらえるものを確保しておくことで、拠点を空けているのと同じ効果が得られます。
さらに、タペストリー効果で茶の拠点を開けて、そしてさらに他人が権利行使すれば、もう一枚のマスターピースがゲットできます。
そうなると、拠点2つとマスターピース2枚が2世代の開始に得られるわけで、これはかなりインフラとして整備されているといえ、結構戦えるでしょう。常識にとらわれた大きな逸機でした。

以降は、hal99さんのギャンブラー効果を見せつけられ、いくばくもなく敗北しました。
逆境こそ、いろんな作戦が考えられるチャンス。逆境を楽しめる境地にたどりつくには、まだ遠いようです。


Monster Clashhh!!! [BGG]

モンスターを召喚して攻撃を行い、相手のライフを削りきるか、すべてのモンスターを召喚して、かつライフが一番多ければ勝ちになる紙ペンゲーム。
スコアシートは左右で意味合いが分かれていて、左側が召喚用、右側がボーナス用。

ダイス目は各モンスター(5体)+羽根から構成されていて、羽根(n)+対象のモンスターの組み合わせでマナ(n)がたまり、一定集まれば召喚ができます。
右側は、各ダイスのペアで振り直しとか、防御とか、さまざまな効果の権利が得られます(使わないと他プレイヤーが同じ効果を得た時に、奪われてしまう場合がある)。

召喚できれば、今度は羽根が出る度、そのモンスターの攻撃力分、相手の体力を削ります。
右側のボーナスは揃えやすいのですが、召喚は羽根を出すしかないので、結構難しい。ただ、白の3カードで得られる効果が羽根*2になっていて、これが強力。召喚の助けになります。

召喚できると、そのモンスターからの攻撃もなくなります。なので、多くのモンスターを召喚することは防御にもなるので、とにかく羽根を出したい。
あと、緑や白のモンスターは攻撃力が1しかないので、超弱いのですが、緑のボーナスがあると、攻撃力3として扱うことができます。

私は5体召喚を目指して進めていきましたが、最強の赤モンスターの召喚にてこずり、その間先にhal99さんに召喚されてしまい、3発攻撃体制になってしまいました。
なので、私はひたすらシールドを取り、攻撃を盾でかわしながら召喚を行い、5体揃えたところでhal99さんより1つだけHPが多かったので勝利!!!

初めは良くルールがわかっておらずボーナスばかり狙っていたのですが、途中で羽根の重要性に気づきました。とにかく羽根です。

Mtgみたいなカード対戦バトル系が好きな人には良いのではないでしょうか。


Framework [BGG]

ローゼンベルクの面白パズルNova Lunaの後継となる作品。

プレイ人数+1枚のタイルを配り、親は2手番、子は1手番を行う。前作はグレンモアみたいでしたが、今回のは祈り働けっぽいですね。

手番にはタイルをとり、それを手元に配置し、タイルに書かれた条件をクリアできたら駒を置き、全て置ききったら勝ち。

条件は、フレームの色と数字が合致すればOKとシンプル。

前作に比べて、より洗練され、完全な上位互換に・・・かと思いきや、BGGの評価は前作よりも今のところ低い。

なんでですかね。シンプルにしすぎて、戦略性も失っているということなのだろうか。

個人的には、とても面白かったと思います。再戦希望。


やざわさんのロシア鉄道風紙ペン(タイトル不明) [BGG]

第一印象は、ロシア鉄道の路線が6本になった紙ペン。

プレイ人数+1分のダイスを振り、親からダイス獲得。残ったダイスが共通利用。

選択した目に対応するダイスの効果を使い、チェックしていく。チェックするためには線路が必要で線路のあるところしかチェックができない。

Lのマスに入るとレベルアップでボーナスと特定のダイス目強化ができる。

ある程度まで進めると、別の路線のチェックする権利ができる。これはハドリアヌスの壁っぽいところもありますね。

5Rという短い手番の中、いかにチェックしていくか。連鎖もしたいけど、VPも必要。この兼ね合いが非常に難しい。

今のルールだと、親から順にダイスを選択していくのと、最後のダイスは全員が選択した後なので、若干のダウンタイムがありますが、全員が手元のダイスを振って、それを採用し、共通ダイスもその時に決めれば全員同時にプレイできるので、時流に合っているのではという話がでてました。

このあたりの調整は必要かもしれませんが、もうほぼ完成形といってよく、とても面白かったです。


Near and Far [BGG]

タイトルもそうですが、イラストをみると、誰のかがすぐにわかるという、独特なテイストの作品。

街で助手を雇い、いざ冒険。そこで戦って経験値を貯め、一番得点を稼いだ人が勝ち。

そこだけ見ると、単なるアドベンチャー系となんら変わりはないのですけど、ほっこりするイラストから、血なまぐささが全く感じられないのと、冒険の解決がストーリーブックをもとに展開されているので、単なるランダムなイベントではなく、その場所ならではのイベントを経験できるのがとても良いです。

今回簡易ルールでプレイしましたが、これはシナリオモードでキャラクタを育てていきながらプレイしていく方が楽しいでしょう。

ゲームの方は、戦闘嫌いの私が盾で回避ばかりしていたため、ならず者との戦いをせず、助手も戦闘力のあるものを揃えずに済んだ半面、普通に戦闘力を高め、ならず者を倒し、経験値やアイテムを貯めていったhal99さんが王道の勝利。

私はRPG系ゲームはあまりプレイしない方ですが、これは良いですね。



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