onaka亭ゲーム会(2021/09/11)

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Hadrian's Wall [BGG]

最高難度激重紙ペンと噂のゲーム。hal99さんにお願いして持ってきてもらいました。YOKさん、onakaさん、hal99さん、私の4人。
写真のとおり、2枚に分かれてビッシリと書かれた紙を使ってプレイするゲーム。今回4人プレイですが、他人とのインタラクションはあまりありません。全部で6ラウンドあります。

各ラウンドのカードに書かれたリソースをもらってスタート。
このゲームでは、毎ラウンド蛮族が襲ってくるので、これを防ぎつつ、市民の満足度を高めていく必要があります。

防御するには、赤い盾マークをチェックした時に壁を建設できます。この壁は左・中・右のいずれかに建設可能。
毎ラウンド、レベルに応じた蛮族が襲来。カード指示により、左・中・右のいずれかに攻撃してきます。

防御できれば、Valour値(VPの一種)が上昇。失敗すれば、DISDAIN値が下がります。ロンドンの貧困みたいなもので、貯まると加速度的に失点が増えます。
右側が市民エリアで、黄(Civilians)リソースを使用して、レベルゲージを上げていきます。

左右ともそうなのですが、一定のレベル(旗マーク)まで上げると、特定のマスがチェックできるようになり、様々な特殊効果が得られます。これが様々なところにリンクしていてこれを考えるのが非常に楽しい。

とりあえず防御だけ考えていても、仕方ないので防御はほどほどで、いつものインフラ整備をメインに。

私は、毎ターンリソースをもらえる、ホテルとワークショップをレベルが到達するたびに上げていたのですが、ここにばかり注力してしまい、右側の市民面が疎かになってしまいました。特に、APPARITORESに至っては、LVをマックスまで上げておきながら、BATHもCOURTHOUSEも活性化していないという大失態に。

特にBATHは、喰らった失点を風呂に入って癒やして治すというセクションになっていて、インスト効いている時に「そりゃあテルマエは重要」ですよ、ドヤ顔で語っていたにもかかわらず一切マークしていないとは。
これ、やってみるとわかるのですが、壁の構築で石材はすぐ枯渇してしまいます。なので、各セクションの活性化やマークのために石が残っていないんですよね〜。

なので、どこかではしゃがんで、各セクションを活性化していかないとダメでした。はっきりいって黄のリソースは、各レベルのところに書かれたリソースをもらうためだけに使うというもったいない利用法しかできていませんでした。
ということで、YOKさん、hal99さんに10点以上の差をつけられて完敗。うぐぐぐ。でもこれは面白い。いろんな作戦が試せそうで、またやってみたいです。特にGladiatorという超使えそうにないエリアを男にする方法とか考えると夜も眠れない感じです。


Terraforming Mars: Ares Expedition [BGG]

通称、テラフォカードゲーム。

hal99さんより、「我々は経験者なので、初心者会社選んだらダメです」と、厳しい制限を言い渡される。マジか。だったら初心者会社配らなくて良くね?

と思いつつ、Credicorを選択。まあ、正直どちらにしようか迷っていたくらいなので、どっちでも良かったのだが、halさんは、使えなさようなやつを迷わず選択。いやあ、人にも厳しいが自分にも厳しい。その一貫したスタンスに感服です。

一番初めのアクションは私とhal99さんが4。さすがです。初めは気分的に4を打ちたくなるのですが、誰か1出すよねって思うと、3金安なだけ。だったら4金安い4のアクションの方がお得と考えても無理はありません。

特に初期手札にお金をあげるものが無く、リソース中心だったので、資金不足を避ける意味でも4から入りたいところ。

2の良カードが無く、1-4-1-4の繰り返し。このままではいかんと、5を打ち、手札改善。2金安でカード出せるやつをプレイしてインフラ整備し、高得点体制構築すべく、科学タグのものをプレイ。

この辺りは、ゲーム知ってるからプレイできるところなんですが、圧巻はonakaさん。チタンプロダクションが高いのか、バシバシ高得点イベント打ちまくってTR独走。そのまま逃げ切ってしまいました。

本家のテラフォはプレイ時間が長いのが難点ですが、これはそのプレイ感そのままに2ゲームできてしまうので、だったらこっちでいいんじゃないかと思う感じで、非常に良くできていると思います。うまくRftGのシステムとりこんだよなあと感心します。


Hii Fuu!! [BGG]

お手軽トリテ。短時間で楽しめる国産トリテでのなかでは、かなりいいセンいってるんじゃないかと思います。
13枚の手札で、NT、4枚捨ての9trick勝負。2トリックしか取ってはいけないので、誰かは必ず破綻する。

4枚捨てっていうのが効いていて、初めからボイドになっていることも多く、見通しが立てずらいです。

これは運の要素が高まるという事にもなりますが、それによってゲーム性が損なわれているかというと、そんな事も無い。

今回は、始めと終わりが高得点になる得点ボードを使用。初めにトリック取る方がプレイとしてはやり易いと思いがちです。ささっとトリック取ってローカードでexitすれば良いので。

ただ、このゲームでは誰かがバーストすると、左隣にリードが回ってくるので、そんなはずではと全部勝ちになるミゼラブルな展開もこのゲームの特徴。

そういった偶然の要素も楽しめるのがこのゲームでして、今回私は序盤に不用意に出した4とかのローカードで勝つ展開が結構多く、早々にバーストする事が多かったです。

なので私は優勝争いからは脱落でYOKさんとhal99さんの一騎打ちに。YOKさんはバーストさえしなければ勝ちという展開で見事生き残って勝利。hal99さんは計算通りに最後の2trickを取り、8点取って10点越えし、形を作ったのはさすがです。

という事で、非常に面白いゲームですが、どうせなら4枚捨ての後、2枚回すとかあってもよいんじゃないですかね。ボイドのままならなさを味わってみたい気もします。



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