AIに毎日1本ずつ「自分では見落としそうなゲーム」を選んでもらう企画の2週目です。
今週は、Hot Geeklist、評価済みゲームに近い重量級、BGGランクからのランダム、TTS無料Mod、PnP、10年前の名作、隠れ名作ランダム発掘という7つのルールで選ばれました。単に評価順に並べるのではなく、曜日ごとに入口を変えることで、かなり性格の違うゲームが混ざってくるのが面白いところです。
FlipToons [BGG]
7/5の日曜ルールで選ばれたのは、2025年発売の FlipToons でした。Hot Geeklist「First-time plays in 2026」から拾われたカードゲームで、アニメ・マンガ調の動物キャラクターが目を引きます。15〜30分の軽めのデッキ構築で、オープンドラフトとマーケットを使いながら走っていくタイプのようです。
AIの紹介では「tableau形成型デッキビルドとして独特のアイデアがある」という評価が紹介されていましたが、私が同じリストで気になったのは、むしろ Xenology の方でした。Hot Geeklistを入口にすると、AIが選んだ1本だけでなく、リスト自体を眺めて別の気になるゲームにぶつかるのも良いところです。
Pampero [BGG]
7/6の月曜ルールは、高評価重量級ゲームに近い方向からの選択です。ここで出てきたのは、ウルグアイの風力発電をテーマにした Pampero。経済、収入管理、借金、手札管理が絡む重めユーロで、Age of Steam や Brass 方面の「苦しい資源・お金まわり」が好きなら刺さる可能性がある、という紹介でした。
これはかなり刺さります。Tabletopiaにあって気になっていたゲームですし、周りで遊んだ話をあまり聞かないのも良いです。まずはルールを確認してみたいところ。ただ、Tabletopiaはpremium限定で、TTSも初期バージョンらしいので、実際に検証するまでのハードルはやや高そうです。
その後、ルールブックの翻訳を作り、深堀り記事を書きました。→ Pampero(パンペロ)深堀り記事
Village Rails [BGG]
7/7の火曜ルールは、BGG Rank 300〜5000からのランダム抽出。選ばれたのは Village Rails でした。村へ鉄道路線を伸ばしていく軽めの鉄道カードゲームで、路線を置くだけでなく、どの村と組み合わせるか、どのカードを取らせないかが効いてくるタイプのようです。
Board Game Memoのレビューもありました。目新しさは強くないかもしれませんが、Metro系のゲームは好きなので、これは良いかもしれません。昔、PC-8001の「汽車ぽっぽ」というゲームが好きだったなと思って検索したら、自分のホームページで同じような例え話をしている記事しか見当たりませんでした(HAL99例会レポート)。
Pingyao: First Chinese Banks [BGG]
プレイ履歴: onaka20210722
7/8の水曜ルールは、Tabletop Simulatorで無料で試せるゲームからの選択です。出てきたのは Pingyao: First Chinese Banks。中国の古い銀行業をテーマにした経済ゲームで、ダイスを使うワーカープレイスメント、資金管理、移動、タイル配置が絡む地味に悩ましいタイプのようです。
Pingyaoって何や、と思ったら平遥のことでした。一度遊んだきりなので、内容はあまり覚えていません。この頃は中華ゲームのブームがありましたが、その後どうなったんでしょうね。
Galdor's Grip [BGG]
7/9の木曜ルールは、PnP(Print & Play)高評価作品。選ばれたのは Galdor's Grip でした。手札だけで進行する1人用カードゲームで、山札を動かしながら状態を整えていくパズル寄りのゲームのようです。BGG評価も高く、PnP作品としてはかなり気になります。
おっと、ひとり用ゲームですか。かなり評価が高いので気になります。official siteからダウンロード可能で、拡張もいろいろあるようです。ソロゲームは実際に出力して遊ぶまでが少し壁ですが、PnP枠としてはかなり良い発掘に見えます。
Railroad Revolution [BGG]
7/10の金曜ルールは、N年前の名作です。今回は10年前、2016年の作品として Railroad Revolution が選ばれました。アメリカ大陸横断鉄道をテーマにした鉄道・経済系のワーカープレイスメントで、線路、駅、電信、契約達成をどう絡めるかが悩ましいゲームです。
halさんの動画もありました。ワーカープレイスメントな鉄道ゲームで、獲得したワーカーによってできるアクションが変わったり、線路の先取りがないシステムだったりするので、鉄道テーマのわりにはプレイしやすそうです。
Canopy [BGG]
7/11の土曜ルールは、隠れ名作ランダム発掘。選ばれたのは Canopy でした。熱帯雨林の生態系を豊かに育てるセットコレクション・カードドラフトゲームで、カードの引き時を見極めるチキンレース要素があります。Vincent Dutrait氏のアートワークも売りのひとつです。
アートワークは素晴らしいですが、テーマとしてはよくありそうな印象もあります。チキンレースというのは、パースト系の仕組みでしょうか。気にはなるけれど、「これをやりたい」と思わせるもう一段の推しポイントがほしいところです。
今週は、かなり「試しやすさ」と「気になるけど腰が重い」が混ざった週でした。PamperoやRailroad Revolutionは重めの経済・鉄道寄りで好みに近く、Village Railsは軽めながら好きな系統にかすっています。一方で、FlipToonsからXenologyに目が移ったり、Canopyにはもう一押しほしいと感じたり、AIの選択をそのまま受け取るだけではなく、そこから自分の興味がどこへ動くかを見る企画になってきました。
今回から、AIの紹介文だけでなく、その紹介を見た私のコメントも記事に残すことにしました。AIが選ぶゲームそのものよりも、「それを見て自分がどう反応したか」の方が、あとから読み返したときに役立ちそうです。