HAL99さんゲーム会(2022/07/02)

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Renaissance of Alchemy [BGG]

halさん、やざわさん、如月さん、私の4人。

リソース変換系ワカプレ。カードに書かれた変換規則に従い、手持ちリソースを変換していきます。

そうやって貯めたリソースは、VPに変換する必要があるのですが、ワカプレのアクションではできず、Clankみたいに洞窟から抜けることによって、VP変換アクションが打てるようになります。半面、そうすると、以降はVP変換アクションしかできません。変換用のリソースやVPは複数用意されているのですが、達成が早いほどVPも多くなっています。

なので、各種変換規則のリソースを取り揃えてから上がりたいけど、そこまで待っていると先に入られておいしいVPを取られてしまうので、見切りで入るか・・・そのあたりのジレンマがこのゲームの面白いところなのかなと思います。

このゲームではワーカーが3種類のダイスになっていて、それぞれが4面体、6面体、8面体ダイスになっています。4面体ダイスでどこかのエリアに入った場合は3ACT、6面体は2ACT、8面体は1ACTできます。

なので4面体ダイスが良いんだけど、より多面体ダイスがいる場所には入ることができません。また、多面体ダイスは、それ以下のダイスを押し出してアクションすることができます。

あと重要なのか手札で、手札を利用して建物や呪文を唱えることができます。建物を建てると、恒常的な特殊効果が得られるので重要。また各種ダイスを使用するときに効果を与えることができたりします。ゲームは3R制で手札はアクションでは得ることができず、5枚のドラフト制。

私は8面ダイスで呪文を唱えると追加ACTができて2VPというカードが一番初めにきたのでこれを軸に戦略を立てたのですが、これが疑問でした。

というのも、そもそも8面ダイスは1ACTしかできない弱ダイスなので、これで2ACTできるっていってもね...しかも呪文に限定されるしという根本的な話と、このゲームの手札はラウンドごとに強力になっていくので、はじめはインフラに留め、2R以降のカードでもっと重厚な戦略に切り替えるべきでした。

今回圧勝したのがhal99さんで依頼ACTというものを主に構築していたようです。依頼というのは、3リソース支払うと10VPみたいな感じで、洞窟内でもVPもらえるアクションがあるのですが、これをガンガン実行できる能力があったようで、要は洞窟でなくてもVPたまるからいいよねーというものでした。

私は呪文主軸で構築していたので依頼は不要なため、私の不要カードがみんなhal99さんに流れてしまい、かっぱがれてしまったようです。ちゃんと仕事せんかいということで、すみません。。。

萌え系のイラストからは想像できないclankと平遥を足したドラフト系ワカプレな本格派のボードゲームといえます。


Cat in the box [BGG]

スートの無いトリテ。プレイしたタイミングで、スートを指定できるという斬新なルールと、同じ数字が5つあり、出せなくなるとパラドックスが発生するというルールも素晴らしい。

前回プレイした時は、インディーズ版でしたが、こちらはホビージャパンからの製品版です。

オリジナルでは1〜9の数字が4列揃っていましたが、このゲームでは各数字がスライドしていて、単純に大きい数字が揃っていればOKというわけではなくなりました!

ゲーム自体は私とやざわさんがパラトックスをおこしまくって撃沈。散々な結果でしたが、非常に面白いトリテです。


Tiny Epic Dungeons [BGG]

ダンジョンを探検し、ラスボスを倒したら勝ちになる協力系ファンタジー。

初めに種族選択では私は魔法系がよかったのでWizardに。

直接的な戦闘は苦手なので、遠隔魔法を唱えたり、部屋を開けずに内部を確認できる魔法とかで後方支援に徹しますが、イマイチ破壊力に欠けるのと、やることが単純なので個人的な盛り上がりには欠ける感じに。

加えて、ラスボスの移動に関するルール解釈に問題があり、プレイヤーが毎ターンスタン状態になって何もできなくなる展開になってしまい、終盤ややだれる内容となってしまいました。

そこを直せば、面白いゲームになるのかも知れませんが、もともとが個人的にアレなテーマなゲームだけに評価はアレになってしまいますね。。。


Switch & Signal [BGG]

制限時間以内に列車を動かして、8つの荷物をマルセイユに運びきれば勝ちになる協力型のピックアンドデリバー鉄道ゲーム。このテーマでの協力ゲームは珍しいですね。

各プレイヤーは毎回イベントカードを引き、そのイベントをこなしたのち、手札でアクションを行います。

アクションカードは3種類しかなく、できることは:
列車を運行する
ポイント切り替え
青信号設置

の3つしかありません。

ゲーム開始時のイベントカードは3種の列車を登場させるとイベントに固定されています。登場させる場合、出発地はダイス(2D)で決まります。
このゲームでは、イベントの指示やアクションの結果、そのアクションが履行できない事態になった時に時間が進みます。そして7時間経過するごと、イベントカードが消費されます。

イベントカードが尽きたらゲーム終了なので、いかに無駄なく進めていくかが重要になります。
ちなみに、出た目の場所に既に別の列車がいて出すことができない場合、2時間消費となります(不条理)。

これって何の戦略もないやん、不可抗力やんというなかれ。そういうゲームなんです。。。

他にも、いたるところにポイント切り替えや赤信号が存在して、放っておくと脱線・信号無視・正面衝突などが発生し、その重要度に応じて罰(時間経過)が課せられます。
列車は普通・快速・特急に分かれていて、それぞれがダイスを振るのですが、ふつうは最大でも3までしか進めません。

手札の3種類のカードは、2枚消費することでワイルド扱いになります。
初期の配置で同じ目が出たら時間消費されるっていうルールを聞いて、あぁ単なる運ゲーだねって正直思っていたのですが、実際プレイすると、これは面白い。

わー、ぶつかるぶつかるとか、ポイント切り替えなーとか、わいわい言いながら作戦を練るのが非常に盛り上がってよいです。

昔、PC-8001のゲームに汽車ぽっぽという名作がありましたが(オリジナルのビデオゲームのタイトルが思い出せない)あれをボードゲーム化した感じですね。
これを複雑にしたのがC&O/B&Oじゃないのかなと思っています。私にとってはテーマ的にジャストミートな作品。

この作品は良いですね。おすすめです。



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