バブー通信(99/ 4/17) 第8号

今日は吉川夫妻が高松から来阪されたので、バブー亭でゲーム会が催されました。
メンバーは吉川夫妻、bone5夫妻、babu-さん、私という、いわゆる特濃メンバー。

Honey Bears
PIATNIKの子供向け熊レースゲーム。

4頭の熊を手札のカードを使って進めていき、ゴールした時点で熊の進み具合に応じてポイントがもらえます。

当然、ゴールした熊のカードを多く所有しておく事が重要なのですが、熊を進めるためには、その熊のカードをプレイしなければいけないので、いかに他人に自分が多く所有する熊カードをプレイさせるかにかかっています。

熊がゴールした段階で1Round終了となるわけですが、あまり進んでない熊はペナルティになるため、カードをがめ過ぎると、他の熊にばく進され、マイナスを喰らう・・・というのはWGGで一番好まれるお約束のパターンです。

ハズレが多いと言われるPIATNIKの作品ですが、これはイケます。

Won Over
昔はよく見かけたゲームですが、もはや絶版。今となっては貴重なゲームになったWonOverです。吉川さん、babu-さん、bone5さん、私の4人プレイ。

基本的にはトリックテイキングゲームですが、各トリックの勝者が駒を進め、先頭を行く駒の場所の色(スート)が切り札になります。

進んだ先に駒がある場合は、飛び越す事ができる(ペシャンコ方式)ため、後から行った方が有利ですが、一度離されると、取り返しがつかなくなります(ミシシッピー方式)。

特殊カードとして、「必ず勝つカード」と「勝った人を場外に突き出すカード」があります。場外に出されると、勝っても元の場所に戻るだけで、置いてきぼりを喰う可能性があります。このカードがあるため、「必ず勝つカード」は出すタイミングが難しくなっています。

私は勝負所で場外に転落、復帰した時には、既に他人の駒は遙か彼方になってしまいました。別の意味で吉川さんはトップを独走状態。何とか阻止したかったのですが、吉川さんを落としても、2位を走るbabu-さんに手番が渡る事が多く、そうなると席順の関係で吉川さんが有利になります。

(席順)
吉川  babu-
bone5  私

この法則に気が付いた時点では、時既に遅く、吉川さんの勝利となりました。

今プレイしても、それ程、古さは感じません。傑作とまではいきませんが、トリックテイキングゲーム好きの人には一度プレイしてもらいたいゲームです。

はにわ(骨折ブランド)
bone5さん創作ゲームの最新作。意欲作という事もあり、ルール改訂のペースも早く、前回プレイ時から早くも変更がありました。

・決算(7枚目のタイルがおかれる)時、即解決されず、そのRoundの最後までプレイするように変更。但し、決算条件を満たした後はタイルを1枚しか引けない。
・勾玉効果のひとつで、「即決算」は強力過ぎるため、「場のタイルを1枚とり、自分の前に置く」に変更。

前回プレイ時、カード派はショボ過ぎるのと、勾玉即決算は強力過ぎるためのルール改訂ですが、今度のルールでも場のタイルを1枚取るのは、”おいしすぎる”との指摘がありました。「インスタントに7マス進める」という効果がひとつの指針になるので、更なる是正が必要でしょう。

今回、私とbone5さんが、またカード派でプレイしましたが、結局両者とも最下位争いでした。「決算派のポイントを均一化させる」というテクニックはプレイし甲斐があるのですが、いかんせんバックゲームで戦っているような割に合わない感じがあります。カード派にうまみをつけるか、カード派にすべき明確な理由付けが欲しい気がします。

putsch
各プレイヤーは一国の黒幕となり、政府やゲリラ、野党を操りながら、勝利ポイントを獲得していく、フンタ風の政治ゲーム。

インストを聞いている間、このゲームは隈河さんには無理だろうなあと思っていたら、案の定ギブアップ。とにかく覚えることが多いので、ファミリーゲームというよりは、サクラ会系のマルチゲームと考えた方がよいでしょう。

更に、法廷に似た、つらさはゲーマーにもよりますが、好き嫌いのはっきりするゲームだと思います。


6ニムト
最後は6ニムトでシメました。久々にプレイしましたが、いつプレイしてもおもしろい。赤箱ニムト(5ニムト)とどうしても比較してしまうのですが、やはりオリジナルの方が断然おもしろい。さすがにこのクラスになるとオリジナルを越えるのは難しいか。長島一茂の苦労がわかるような気がします。


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