尼亭ゲーム会レポート(2005/02/11) 第22号

Breakfast at daVinci's
迷作(?)、OstrakonをリリースしているdaVinci gamesが発表している、フリーゲームです。

このゲームの他にもいろいろ発表しているようですが、このゲーム、ルールを見た瞬間に、これは私には苦手なゲームだけども、TTBさんとかは好きなゲームだろうなと思ったので、持参する事にしました。

これは場に公開された3枚のカードの中に何種類の朝食が準備されているかを先に当てるゲームです。

朝食は、コーヒー、ミルク、砂糖、ドーナッツから構成されています。その他2種類の特殊カードがあり、「x2」は、矢印の方向のカードの食材を倍にし、「手」は指先の方向の効果をキャンセルします。

TTBさん、姉御、姫、MIZさん、danzigさん、私でプレイ。

いざやってみると、予想通り、何もできない。パターン認識系というのは、一番苦手なゲームなので、全く手が出ません。

ほとんど姫とTTBさんだけが活躍して終わってしまいました。 TTBさんはともかく、姫はゲームセンスが良いですねえ。完敗です。

そんなに真剣にプレイするゲームではないですし、10分程度で終わるゲームなので、調整ゲームに良いのではないでしょうか。


Breaking Away
先週の関JAGAでプレイして面白かったので、再び尼亭に持ち込みました。

後方に位置して、移動力を貯め、一気に前に出て行くのがポイントです。

私はファーストラップを捨て、移動力を貯めます。但し、あまり遅すぎると、手番が遅く追い込みが効かなくなるため、どこで飛び出すかがポイントです。

私は移動力をかなり貯めたため、2周目の直後に飛び出しました。このゲームの重要なルールにBreakinAwayルールというのがあります。これは、トップに飛び出した瞬間だけ移動力が2位との差になるというもので、うまくいくと、その移動力で一気に逃げ切る事が出来ます。

私がスパートをかけた時、同調する人がいなかったため、これで10の移動力を取れたのが大きく、そのまま逃げ切り。以後4位までに3台入賞できたため、大勝できました。

これは定番として受け継がれるゲームだと思います。今でも簡単にインターネットでメーカーから安価で入手できますので、欲しい方は購入を検討されてはいかがでしょうか。


X Pasch
久しぶりのプレイです。好きなゲームなのですが、なかなか同調してくれる人がいませんでした。MIZさんが所有されていたので、プレイが叶いました。

paschとは、ゾロ目の意です。これはダイスを使うゲームとしては珍しいビジネスゲームで、各種のビジネスカードを設立し役員を派遣して収益を得るゲームです。

収益の良い会社は設立が難しく、乗っ取りの難しくなってます。そういう会社はゾロ目を必要となる事が多いです。

カードを引くのも、会社設立するのも、全てダイスで行います。

最下位プレイヤーには、ダイスを振り直す権利が与えられます。

ダイスは3個振りです。基本的に一番大きい目かゾロ目を出す必要があります。よって一番ショボい目は1−2−3。これが出るとヒフミと表現されていました(笑)。

私は序盤から最下位をひた走っていましたので、度重なるヒフミを回避できたのは意外と大きかったです。

ゲームは序盤から独走するDanzigさんを阻止しているうちに、ノーマークのMIZさんが伸びてきて勝利。見事な捲りでした。

企業買収とか乗っ取りがテーマのゲームだけに、ニッポン放送とか、ほりえもん等のキーワードが飛び交い非常に楽しくプレイできました。

このX Paschの続編のkonzernも最近プレイしてませんので、やってみたくなりましたね。良いゲームだと思います。


Betrayal at House on the Hill
丘の上にある怪しげな館を探検するホラーゲームです。

各プレイヤーは様々なキャラクターになり、いろんなアイテムを集めていきます。

この段階では、勝利条件や目的がわかりません。

いろいろ探検していくうちに50種類あるシナリオが公開されます。今回はミイラの純愛物語というテーマでした。

あまりネタをばらすのもアレですので、詳細は伏せますが、裏切り者とヒーロー側に分かれてプレイします。今回はDanzigさんが裏切り者という設定に決まりました。

裏切り者はミイラと少女を結婚させる事ができれば勝ちになり、ヒーロー側はこれを阻止しなければなりません。

ミイラは非常に強力で不死です。単純な戦闘では歯が立たないので、様々なアイテムを集めてヒーロー側は強力して、これと戦います。

今回、私が扮するアキモト少年は、いろんな幸運もあり、ほぼ最強キャラに仕上がったため、私がミイラと戦う事になりました。

勝利条件のアイテムを集め、いざミイラと一騎打ち。6個ダイスを振って6以上(ダイスは1−2−ブランクのため期待値)が出れば勝ちというところまで来ました。

私が振った目は4。その後2回あったチャンスもことごとく失敗。逆にミイラにアイテムを全て奪われ、最後は女の子を強奪されてミイラの結婚宣言。ヒーロー敗北となりました(^^;。

館のレイアウトは毎回変更ですし、シナリオも50種類あるので、何度も楽しめます。また、今回の面子はRPGや映画好きが多かったせいか、大盛り上がりとなりました。

TTBさんのマスターが秀逸だったせいもあるのでしょうが、ゲーム自体もそれほど時間のかかるものではなく、手軽いRPGという感じです。RPGが苦手の私でも十分に楽しめました。



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