とんぼり通信2005年5月4日 第2号

Cartel
先日のWGG合宿で面白かったので、早速持ち込みました。

F留さん、T田川さん、O中さん、私の4人プレイ。

このゲームでは一度差が開くと、高株価を頼りにした資金調達ができないため、非常に苦しくなります。手材料が弱かったため、場の競りにしたのですが、これが大失敗。

オファー者が競り負けると、そのターン何も買えないため非常に辛い。

かなり無理してでも落とす必要があります。

私はちょっとの無理でしたが、かなり無理する必要がありました。大きなミスです。

後のターンではF留さんに競り勝ったものの、株価低迷していたため、かなりの枚数を吐き出さされてしまいました。

ゲーム終了時の持ち株は結局0枚。これじゃあ勝てません。ゲームの方は、効率的に買収を進めていたT田川さんが順当に勝利を収めました。

これは本当に良いゲームである事を確信しました。我が家の1軍ゲーム入り確定です。


Bang!
O中さんの持ち込みゲーム。

各プレイヤーがシェリフ、裏切り者、無法者、シェリフの副官のいずれかに扮し、それぞれの職業の勝利条件を満たすゲームです。

始め4人プレイを行い、きとうさんが来られたため、もう一卓がブレイクするまで5人プレイを行いました。

自分が何者かばれると、蜂の巣にされるし、さりとて身分を隠し続けても勝利条件が遠くなるため、どこかで割り切らなければなりません。

私は2ゲーム共、無法者を担当。シェリフ及び副官を倒すのが勝利条件です。

いきなりシェリフを狙うのはあからさますぎるので、とりあえず様子見。T田川さんが副官ぽかったため、副官を集中攻撃し、デュエルで葬り去った後、F留さんが同士である事が明確になったので、私も助太刀しました。

シェリフのきとうさんは防御が堅かったものの、ダイナマイトが暴発し、たなぼた勝利となりました。

軽いパーティゲームとしては、良いのではないでしょうか。


Yukon Company
本日のメインゲーム。 Yukon川を舞台に、商品を安く仕入れて高く売る事で、お金を稼ぐビジネスゲームです。

前回プレイした時は時間の関係で中途半端に終わったため、今回は最後まで堪能しようと思っておりました。

このゲームは、1枚のカードで仕入れや販売等のイベントを表現できるようにしようとした意欲作です。 イベントの解決や目的地決定もこのカードで意志決定を行い、カードの数字がそのまま得票数になる事から、 ビジネスゲームというより選挙ゲームではという声も上がりました。

ゲーム終了のプロセスが、また斬新です。イベントカードの中に終了カードがあるのは、よくある話ですが、これを投票で可決した時が終了となります。

終了カードは4枚あり、いずれ選択せざるを得ないし、トッププレイヤーは終了カードを買えるというのも秀逸です。 カードは1〜4の価値のカード4種類あり、4のカードは大量仕入や強い発言力を持つ強力なカードですが、1種類にしか使えないため、何に活用するかがポイントです。

T田川さんは、カード購入をせず、ひたすら手材料で工面する戦法を採ります。カード購入は待ちや可能性が広がる反面、得点が減るため、できる事なら利用しないでおきたい。

私は前回同様、仕入れと売却に極力4のカードを使用するようにしました。投票ではいくら頑張ったところで勝てる可能性は100%ではありませんから。 反面、在庫量が増え、倉庫火災のイベントが出現したため、リスクヘッジのため在庫量調整を図ります。このあたりがこのゲームのおもしろいところです。

理不尽なイベントであっても全プレイヤーの多数決でイベントが決まるため、運・不運に左右されないのが、最高です。 私は途中から、売りたい商品の仕入れ価格が高騰し、商品循環が悪くなり、F留さんに交わされてしまいました。 プレイ時間が3〜4時間かかる事から、かなり重いゲームといえます。しかし、ビジネスゲーム好きにはたまりません。

是非、SGCでonakaさんらと一戦交えたいゲームです。よってこれも東京行き確定です。


Columbus
新大陸を発見し、元の港に戻ってくるレースゲームです。

新大陸発見といっても、丸い形のタイルをめくるだけなのですが、そのタイルを単純にめくるのではなく、「付属の望遠鏡にくっつけて覗く」というアイデアが素晴らしい。

このゲームは、それが全てです。嵐とか竜巻、食料などのイベントもあるのですが、この望遠鏡の前には全てかすんでしまいます。

馬鹿馬鹿しいですけど、それを楽しもうではありませんか。

ゲームは序盤出遅れた私が、ノーマークになったため、一人ぼつぼつ走行しているうち、トッププレイヤーが座礁とか衝突を繰り返し、マストがなかなか修理できない間に、一気に抜き去って私が勝利。

単純なレースゲームですが、楽しませてもらいました。1時間程度で終わりますし、たまにプレイするには良いゲームだと思います。



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