東京JAGAゲームレポート(2006/1/21)

Dog's Life
JAGAに来ると何故だか誘われる犬の生活(笑)。

丁度空いていたのと、カナダ人のボードゲーマー(お名前聞いてなかったので、以降、カナダ氏と略します。)やN雲さんが同宅にいたので、人的興味で参戦。

インストされていた方が一生懸命英語で説明しようとしているのだが、カナダ氏は、どう考えても日本語が流暢そうなので、英文マニュアルを手渡し、日本語によるインストを提案。

カナダ氏は非常に好戦的で、誰かに遭遇すると、ケンカケンカ〜と嬉々として戦いを挑みます。しかしことごとく戦いに破れ、終始ムショ暮らし。

私はごみ箱漁りしても全然骨が見つからなかったので、新聞屋さんに終始。これが急がば回れで確実に骨が拾え、何とか逃げ切り。

ルール解釈では、結構日本語ルールと英文ルールで解釈が違ったりして面白かったです。 こういう異文化交流も良いものですな。


Pico2
なかなか卓のめぐり合わせが悪く、待ち時間が多い。 やはり遅刻したのが一番の敗因か。件のカナダ氏と談笑。好きなゲームはプエルトリコと電力会社だとか。どう考えても、我々と同じboardgamegeekみたいですな。

Rael氏が丁度卓割れしたため、Doris&Frankのpico2をインストしてもらう。
こういう時用の2人用ゲームの必要性を感じています。

私は2人用ゲームが少ないので、レガシーな2人用ゲームのラインナップ充実が急務ですね。

さてこのpico2ですが、最小枚数のトリックテイキングとして有名だそうです。
不勉強のため、そのことは知りませんでしたが、イラストを見ただけで、D&Fのものだという事だけはわかりました。

完全情報のトリックテイキングです。負けたほうのプレイヤーは手札に戻す事が出来るので、戦略的に幅が広がることから、勝ちやすくはなります。

ただ、私はほとんど何も考えずにプレイして、勝ってしまいました。トリック自体は私が負けていたと思うのですけどね、無欲の勝利というべきか。

もっと、なんと言うかカイジに出てくる皇帝と奴隷のような厳しさがあれば、燃えるような気がします。
まあ、私が下手に知恵をつけたら負けそうですけど。将棋の川柳で「定跡を覚えて弱くなり」というのがありますからね。

そういえば、昔マジックでも、マナを残している緑プレイヤーに対して平気でアタックしていたもんなあ。「Giant Growth持っているかも知れないとか、少しは警戒しろ」って言われたけど、そもそもGiant Growthすら知らなかったですから。素人は怖い。


Grand Prix F1
以前プレイした時は、普通のレースゲームかと思ったのですが、BGGで結構高評価なので、これは実はかなりいけるゲームなのではと思い持ち込みました。

このゲームは、アベカエサルのようにプレイしたカードの数字分だけ進めます。
手札構成は皆同じで90マス分あります。4周するため、カードを補充する必要があります(カード=ガソリンだと思ってください)。

補充するには、ピットに入ります。ピットインして1回休めば20マス分の補充が出来ます。

初期手札が4と6と10しかなく、補充できるカードも4と6と10です。
つまり、かなり移動先に制約を強いられることになります。そしてこの偶数マスには、コースロス等の災難が多いのです!。

これを回避するために、ローカード(1,2,3)を補充できるマスが数箇所あります。このカードが非常に重要になってきます。

前がつまっている時、アベカエサルでは、手札を見せるだけで済みますが、このゲームはそんなにぬるくなく、任意のカードを廃棄する必要があります。そういう渋滞が良く起こる場所がピットゾーンです。

1のカードをしこたま抱えたプレイヤーが連続で1を出しつづけると、後続車で1の無い人は4,6,10を出すしかなくなり、ガス欠でリタイアになってしまいます。プレイした方々からは、アベカエサルを厳しくしたようなゲームとの評価。アベカエサル自体がかなりいやらしいゲームなので、これは最大の賛辞ですね。

また別のゲーム会でプレイしたいと思います。


Finger Weg von Mona Lisa
前回好評だったこのゲームのリプレイです。

泥棒側が有利すぎるため、初手から監視カメラを配備できるようにしました。

今回、完全に包囲したと思っていたのに操作網を破られ、捜査が完全に立ち遅れてしまいました。

後は最後の脱出時の防御に賭けますが、見事にすり抜けられてジ・エンド。

初手監視カメラ程度では泥棒有利説は動かないですね。
よって、次回からこのルールでプレイしたいと思います。



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