戸田川庵ゲーム会報告(99/12/4) 第3号

今年もやってきました、戸田川庵忘年会。女性陣の参加比率が高く、ゲームオンリーでない華やかなゲーム会は他では体験できません。

今日は、いつものA5の会(毎週金曜日、戸田川庵で行われる)メンバーの他、bone5夫妻、酒井夫妻らKGCメンバーも来られ、20名近い参加者がありました。全盛期のHAL99さん宅を彷彿とさせます(あの頃は良かった・・・生活に張りがあった・・・)。

LOST CITIES
まずは早めに来た私と不破さんで探検がテーマの2人ゲーム、LOSTCITYをプレイ。

ジンラミーのようなカードドローを繰り返しながら、5つの山にカードを出していきます。カードプレイ時は、前回出した数字より低い数は出せません。山札がなくなった時にゲーム終了になります。

このゲームのどこが探検ゲームかというと、各スートにカードを出すことは、その探検を着手したという事で、20点の支出になります。ですので、手札に10、9、8と持っていれば、それだけでプラス収支になるので、安心してカードが出せますが、無いと、引きにかけるギャンブルになります。

捨て札にすると相手に拾われて利用されるので、マイナス覚悟でプレイする展開になりました。結局、一度も相手に拾われる事無くゲームが終了。3ROUND行って得点はEVENでした。

戸田川さん曰く、前にやった時はお互い拾いまくりでしたよとの事ですが、メンバーが悪かったのかなあ。

運の要素がかなり大きいですが、2人用ゲームとしてはかなり良くできています。何処かでみかけたら私も欲しいゲームです。

ディスクショット(KARAMBOLAGE)
戸田川庵の近所にある子供用ゲーム専門店でbone5さんがツモってきた一品。この店には、他ではなかなか見あたらないHABA社のゲームやアウフアクセカードゲーム等がさりげなくおいてあり、要チェック店です。

内容はビリヤード風のアクションゲーム。ヒモでパックをはじき、的パックに当てれば得点になります。先に10点取った人が勝ちになるのですが、これはCAN'T STOPのように、得点できる限り手番を続けることができる代わり、失敗すれば0点になります。

打ちにくい場所にあるパックについては、写真左手前にあるプロックをクッション利用し、狙うことができますが、ボードの4隅にあるロープにかかるとアウトになるので、bone5さんが的パックの後ろにブロックを置く事で、飛躍的に得点力がアップしました。しかし、逆に簡単すぎて物足りなかった感じです。

ブロックはあくまでクッション利用に止めた方が良いようです。

水晶庭園(骨折ブランド)
骨折ブランドの新作。bone5さん得意の決算系ゲーム。ビーズを置いて水晶を取りながら、最終的にはビーズも取っていくのですが、至る所で決算が行われる不思議なゲーム。

ビーズの集め方を工夫する事で、水晶数で1位にならなくても3位までにからめば得点になるというルールには光るものがありましたが、いかんせん不確定要素が多く、ゲームバランスはイマイチ。

もう少し戦略でカバーできる部分が多ければ、もっとおもしろくなるのではないでしょうか。骨折ゲームはハイクオリティが売り物でもありますので、やや辛口レビューになってしまいました。改良版に期待しましょう。

apples to apples
本日の一押し、パーティーゲームの決定版。早くもドキドキワクワク相性チェックゲームを凌駕していると評判のゲームです。

各自配られたカードには、様々な単語が書かれていて、親プレイヤーが出題した問題に対し、もっともそれに近いと思われる回答を選択します。親はこれらの中から、一番出題された言葉に近い回答を選択し、その回答者は1点獲得します。先に5点取ったプレイヤーが勝ちます。

問題が「SEXY」だったとして、手持ちの単語中から、それに近いと思うカードを出します。そんな都合の良いカードばかりあるとは限らないし、仮に「SEXY」に近くなくても親が選んでくれたら良いのです。ちなみにこの時の選ばれた回答は「JamesDean」でした。

プレイ促進ルールとして、一番カードを出すのが遅かった人は、即失格になります。これはTBSで番組改編時に行われる紳助司会番組のルールに似ています。失格をいっても、カードプレイができないだけなので、手材料が良い時は敢えて出さないという方法もあります。

カードの説明は全て英語なので辞書片手のプレイとなり、プレイアビリティはちょっと低いですが、このよくわからない所が却って、いい味を出しています。

英語が全然ダメという人は厳しいかも知れませんが、しょせんはパーティゲームですし、適当にプレイして充分です。親は、どのプレイヤーが出したカードが分からないので、上述のドキドキワクワク相性チェックゲームにある、同じプレイヤー間ではリプレイに向かない欠点が見事にクリアされています。あまりにも素晴らしいので、このゲームを売ってる店を紹介するのを思わずやめてしまいましたが、「みつけたら即GET!」とだけ言っておきます。

SPACE BEANS
前回プレイ時、好評だった、宇宙ボナンザをプレイしました。

前はそれほど気になりませんでしたが、このゲーム、非常につらいです。特に上家においしい思いをさせないように絞ると、全然得点ができなくなります。

今回、上家の吹留さんにサービスしすぎたか、走られ過ぎたため、終盤は鉄壁の防御。おかげで私も吹留さんも自力しか芽がなくなり、得点力が一気に低下。変わって逆転勝利を収めたのが、私の下家の戸田川さんでした。私が防戦一方なので、戸田川さんを逆に楽にさせてしまいました。

やはり、このゲームも前作同様に協力プレイに徹するべきなのでしょうか。

見つけてピカチュウしっぽでバンバン
カルタとりのポケモン版。パネルに表示されたピカチュウの形と同じ絵柄を稲妻型のシッポで叩いて取ります。

メンバーは戸田川さんの奥さんの友人2人と平野さん、私です。

普通のカルタ取りと異なるのは、取った札も他人に取られる可能性がある事。このゲームの権威(?)である、ぺいるGさんによれば、まずは自分の取り札を見て、次に他人の取り札を見てから場札を見るのが基本だそうです。

自分の場に5枚の札を集めた人が勝ち。結局、私は一枚も取れませんでした(T_T)。ランダム表示のパネルは良くできていますが、私にはちょっと苦手なゲームですね。



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