アンモナイト(骨折ブランド)
骨折ブランドの新作です。
最近は、クニツィーアもbone5さんの後追いをしているのではと思われる位、時代の先を行っている骨折ブランドの新作です。
赤・青・黄・灰・緑の5色と1〜3の数字だけを使用するシンプルなカードゲームです。
各プレイヤーは手番に任意の色を指定し、山から5枚カードを引きます。
その中に指定した色のカードがあれば、すべて取り、自分の前に公開し、これが得点になります。
カードをとった後、残りのカードの中から1枚だけは山の一番下に入れることが出来、のこりは山札の上に裏向きのまま戻します。
この手順を繰り返し、一番得点の多い人が勝ちになります。
カードを1枚山の下に入れる事により、自分の取れなかった高得点カードを他人に取らせないようにする効果と、山札の元に戻すスートの数を極力減らして他人に当てられないようにするのがポイントになります。
「緑」とか宣言した後、山札をめくった時に、笑いをかみ殺す瞬間と、実際に中身を見た時に、1色しかなかった時とかの表情が非常に面白い。
結局、私は最下位で、罰として買出しに行くハメに。たまらん。
シンプルですが、どちらかというと仲間内でプレイした方がより楽しめる気がしました。
八八
7人集まったため、白札入れての八八プレイです。
今回は久しぶりの関東ルール。関西との違いは、
・縛りあり
・みずてんあり
・12進法
・ふけ無し
・にぎりなし
などでしょうか。
私は極めて穏当なプレイを。どうも役無しでは出る勇気がありません。
そういう時で降りたときに限って、たいてい皆もショボく、「出とけーー」って事になるんですよね。
出たときには、ほとんど勝ちだったものの、降ろされ賃を考えれば、もっと出るべきでした。
終始ショボかったG藤さんは、「負けてる親だし、みずてーん」と言って出たら絶場。立三本の手役だけでなく、そこで青短達成。28貫オールをかっぱいでブッちぎり勝利でした。
やっぱりもっと出ないとだめですねー。
Spekulation
Dirk
henn作の株式ゲームです。
Dirk hennといえば、MetroやYukon Company等のヒット作を飛ばしているデザイナーで個人的にもお気に入りのひとりです。
このゲームでの株価の形成はレースゲームみたいに、その会社の位置関係によって決まります。
各プレイヤーは全8社ある会社と取引停止の合計9種類のタイルを持っています。
このタイルが各プレイヤーの山札となって、山から2枚ひいたタイルが手札になります。
親がダイスを振って、全プレイヤーがタイルをプレイし、出た目分対応する会社が進んでいきます。進めるのは、この2枚の中から選択したタイルの会社です。
基本的には、大きい目がでた時、自分の保有する会社を選択し、小さい目がでた時には保有していない会社のタイルをプレイする事になります。
但し、取引停止タイルをプレイした人が一人でもいれば、そのターン全会社は進みません。
このゲームでは、1銘柄の株数がプレイ人数−1しかありません。
よって、必ず買えない人が出てきますし、買い占めすると、誰も強調して株価を上げる人がいなくなり、自然と株価が低迷する事になります。
株価は実際の株式市場のように、2極化になるようにデザインされています。
つまり高株価の企業は上がりやすく、低株価の企業はずっと低迷するようになっています。
また、売り買いできるチャンスも非常に少なく、買い場を逃すと、高騰する株価を指をくわえて見てるだけとなる事もしばしば。まさに、押し目待ちに押し目なし。
資金も少ないので、無駄は出来ません。安いからって買うと大けがをします。最終的に株価が低い企業は、紙くず以下になる事もあります。非常に相場観の問われるゲームといえるでしょう。
私はYOKさんがなけなしの資金をはたいて購入した値嵩株のクロネコヤマトが買収騒動で高騰したフジテレビ株に抜かれた瞬間、フジからクロネコに乗り換えたのが正解で、この余剰資金で購入したライブドアが最終ターンで仕手化、なんとか捲る事が出来ました。
このゲームは大変入手難で、以前私もオークションで入手しようとしましたが、PlayMeの定価をも上回る高値にまで高騰し、断念した記憶があります。
今回は初プレイのため、いろいろとまどいましたが、次回はスムーズにプレイできると思います。
即席で印刷したゲームのため、コンポーネントに若干難がありますが、是非、またプレイしてみたいゲームです。
Neworleans
Big Band
各地を訪問してミュージシャンをスカウトし、高得点のバンドを構成していくゲームです。
ゲーム中盤からプレイヤー間の交渉が解禁になり、この駆け引きが楽しいゲームです。
私の持ちゲームの中では、かなりヘビーローテーションなゲーム。
いかに私の保有ゲームが、マイナーなものばかりのラインナップである事かがおわかりになるかと思います。
G藤さん、Yokさん、Domiさん、私の4人プレイ。
このゲームはオリジナルでは、くだらないイベントカードが多いので、半分位排除したのですが、それでも今回かなりのイベントが出ました。それもG藤さんに集中しました。骨折あり、契約解除あり、引き抜きありで、空中分解してしまいました。
多い人が15人くらいのバンド構成であるのに対し、G藤さんは、たったの5人。これじゃあバンドが組めません。
かなりイベントは削減したつもりなのですが、それでも今回の展開もあり得る事を考えると、もっと調整が必要なようです。
ゲーム展開は、Domiさんが圧勝しました。自力で良いバンドを揃えると、敢えて危険を冒して交渉する必要が無くなります。今回4人プレイでしたが、私も結構良いメンバーだったので、活発な交渉にはなりませんでした。
展開にもよりますが、5〜6人位の方が人手不足感が強くなり、交渉が活発化するかも知れません。