Railways of the Lost Atlas 拡張「Landmarks of the Lost Atlas」全体像

記事バージョン:1.2 最終更新:2026年8月21日

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このページは、Railways of the Lost Atlasの拡張「Landmarks of the Lost Atlas」に何が入っていて、自分たちの卓には何を入れるべきかを決めるためのページです。個別の細かい処理は、この後に続く3ページで扱います。

まず結論から言うと、この拡張は「全部入れるもの」ではありません。中身は独立した4つのモジュールで、1つだけ入れても、好きな組み合わせで入れてもかまいません。ルールブックにもそう書いてあります。だから「拡張を買ったから全部乗せる」ではなく、今日の卓に足りないものを1つ選ぶのが正しい使い方です。

4つのモジュール

ルールブックには、モジュールごとに「難易度」「ばらつき」「ゲーム時間」への影響が書かれています。そのまま表にすると、次のようになります。

モジュール何が起きるか難易度ばらつきゲーム時間
Landmark(名所)地図に11種類の名所ヘックスが混ざる。滝、洞窟、峡谷など、それぞれ固有の効果を持つ下がる変化なし長くなる場合がある
Metropolitan(都市交通局)誰のものでもない中立の会社が登場する。株を持っている人が、その会社を動かせる上がる変化なし長くなる
Events(イベント)1サイクルのあいだだけ基本ルールが変わるカードが、サイクルごとにめくられる下がる大きくなる長くなる場合がある
新しい小会社・大会社小会社が4社、大会社が2社増える。競売で選べる顔ぶれが変わる変化なし変化なし変化なし

「難易度が下がる」というのは奇妙に見えますが、理由があります。Landmarkもイベントも、プレイヤーにお金や収益を配る方向の効果が多いからです。逆にMetropolitanは、他人の妨害に使える中立会社が増えるぶん、読むべきものが増えます。

最初に入れるならどれか

この順番をおすすめします。

  1. 新しい小会社・大会社……覚えることが4社ぶんだけで、進行そのものは何も変わりません。基本セットと同じゲームのまま、顔ぶれだけ新しくなります。
  2. Landmark……盤面の見た目が一番変わります。ただし地図作成の手順に制限が増えるので、地図の作り方に慣れてからのほうが楽です。
  3. Events……1サイクルごとにルールが変わるので、基本ルールが身についていないと「今どっちだったか」で止まります。逆に言えば、慣れた卓のマンネリ対策としてよく効きます。
  4. Metropolitan……唯一「難易度が上がる」と明記されているモジュールです。Microゲームでは使えません。

一度に足すのは1つで十分です。4つ全部を初回から入れると、何が原因で展開が変わったのか分からなくなります。

それぞれの要点

Landmark(名所)

地図タイルの山に「名所の計画タイル」を混ぜ、めくれたらその場に名所ヘックスを置きます。枚数はLongゲーム3枚、Shortゲーム2枚、Microゲーム1枚です。

名所は全部で11種類あります。滝や奇岩のように1社につき1回だけおいしいもの、峡谷のように錆びた列車をタダでもらえるもの、虚空のように経路が地図上のどこへでも飛ぶものまであります。

大事な制約が1つ。名所のヘックスには線路タイルを置けません。線路を名所の辺まで引くことはできますが、その上には敷けません。地図の一部が「触れないマス」になる、と考えてください。

Metropolitan(都市交通局)

黄色の首都タイルが作られるたびに、この中立会社の拠点トークンが1個ずつ盤上に置かれていきます。誰の会社でもありませんが、株は誰でも買えます。

面白いのは操作方法です。この会社の運行ラウンドでは、株を持っている人全員が順番に、この会社を少しずつ動かします。1株なら線路を敷くだけ、2株以上なら拠点トークンも置けます。

そしてこの会社は会社金庫を持ちません。使った費用はその回の収益から差し引かれ、収益より費用が多ければ株主が自腹で銀行へ払います。持っているだけで損をすることがある株です。

詳しくはMetropolitan(都市交通局)の動かし方へ。

Events(イベント)

イベントカードは14枚。サイクルの終わりに1枚めくり、次の1サイクルのあいだだけそのルールが有効になります。枚数はShort・Microで2枚+2枚、Longで3枚+3枚です。

詳しくはイベント14枚と新会社4社へ。

内容は「社長が毎回20もらえる」「フェーズを飛ばして改良できる」「合併ラウンドが1回増える」「運行ラウンドが1回増える」など、どれもその回の計画をひっくり返すものです。イベントは山の上半分と下半分で種類が分かれており、ゲーム後半ほど効果の大きいものが出る作りになっています。

新しい小会社・大会社

増える小会社は4社です。

小会社を何社使うかはモードで決まります。2人Microは4社、3人Microは6社、Shortは8社、Longは12社です。拡張の4社を入れるぶん、基本の12社のうち何社かは出番がなくなります。

組み合わせるときの注意

そのほかに入っているもの

4モジュールのほかに、小さな追加ルールがいくつか入っています。どれも単体で足せます。

モジュールごとの詳しいページ

細かい処理は、次の3ページに分けて書いています。

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