記事バージョン:1.1 最終更新:2026年8月11日
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このページは、ゲームの1サイクルの先頭に来る「株式ラウンド」だけを、初めて遊ぶ人向けに図で説明したものです。図は説明用に描き起こしたもので、ルールブックやゲーム画面を転載したものではありません。
株式ラウンドは、プレイヤー本人のお金で動く時間です。会社のお金(会社金庫)はここでは動きません。会社が線路を敷いたり列車を買ったりするのは、次の運行ラウンドです。
優先手番プレイヤーから始めて、時計回りに手番が回ります。自分の手番でできるのは、次のうち1つだけです。
1回ずつ行動して終わりではありません。全員が続けてパスするまで、手番は何周も回ります。途中で誰かが競売や売買を行えば、そこからまた周り直しです。
パスしても、そのラウンドから抜けるわけではありません。次に手番が回ってきたら、また3つの中から選べます。
入札は120以上、5刻みです。競売を始めた人が最初の額を出し、そのあとは時計回りに「5刻みで上げる」か「パスする」かを選びます。一度パスした人は、その競売には戻れません。
1人を除いて全員がパスしたら、残った人がそのとき選べる小会社の中から1社を選んで社長になります。会社を先に指名して競るのではなく、勝ってから選ぶのがこのゲームの競売です。
つまり高く入れるほど会社は資金持ちになりますが、その分だけ自分の個人資金は減り、株価も高い位置から始まります。
選べる初期株価の範囲は、そのときのフェーズで決まります。
| フェーズ | 初期株価の範囲 |
|---|---|
| 黄色 | 60〜90 |
| 緑 | 60〜110 |
| 紫・灰色 | 60〜135 |
例:160で落札したなら、会社金庫に160が入り、株価表の80の欄にトークンを置きます。165で落札した場合も、80以下で一番近い印刷済みの株価は80なので、置く場所は同じ80です。
会社を設立したら、社長株券を自分の前に置き、残りの株券は会社金庫へ入れます。地図上の本拠地に拠点トークンを1個置きます。
競売が終わったあと、次に手番を行うのは競売を始めた人の左隣(時計回りで次の人)です。落札した人ではありません。
「手番」と「株式ラウンド」を混同しないでください。売却が1回だけなのは1つの手番の中での話です。株式ラウンドは全員が続けてパスするまで何周も回るので、1周目の手番で売って、次に回ってきた手番でまた売ることができます。「株式ラウンドの最初に売らないと、もう売れない」わけではありません。
1つの会社の株を1枚売っても3枚売っても、その会社の株価が下がるのは1段だけです。ただし次に手番が回ってきてまた売れば、そこでもう1段下がります。まとめて売るか、分けて売るかで結果が変わります。
| どこにある株を買ったか | 代金の行き先 | 会社の資金 |
|---|---|---|
| 会社金庫にある株 | その会社の会社金庫 | 増える |
| 銀行プールにある株 | 銀行 | 増えない |
銀行プールの株は、以前に誰かが売った株です。同じ値段でも、買う場所によって会社にお金が入るかどうかが変わります。応援したい会社があるなら、会社金庫から買うと資金が増えます。
「総枚数は無制限」と「1社につき60%まで」は別の決まりです。混ざりやすいので分けて覚えてください。
株価は1段ずつ動きます。そして同じ欄に複数の会社が入るときは、入った順に縦へ並びます。先に入った会社が上、あとから入った会社ほど下です。
この縦の位置は飾りではありません。運行ラウンドの順番は株価の高い順で、同じ株価なら欄の上にいる会社が先に運営します。
株価表のトークンが動く場面は、次のとおりです。
配当額が0より多く、そのときの株価より少ない場合は、株価そのものは変わりません。ただしトークンはその欄の一番下へ移動します。次の運行順が遅くなる可能性がある、ということです。
売却や内部留保などが重なって株価が0になった会社は解散します。株券はゲームから除かれ、会社金庫のお金は銀行へ戻り、列車は銀行プールへ、拠点トークンは地図から取り除かれます。
小会社の株は1枚20%、大会社の株は1枚10%です。社長株券は通常株券2枚分に当たります。
社長になると、その会社と会社の全資産を動かす権利がついてきます。人の会社の株を買い集めるのは、配当をもらうためだけでなく、経営権を奪うためでもあります。逆に、うっかり2枚持っただけで、経営の苦しい会社の社長を押しつけられることもあります。
なお、最初の株式ラウンドで小会社が1社も設立されなかった場合は、会社ボードをシャッフルして並べ直し、最初の株式ラウンドをやり直します。
| 勘違いしやすい点 | 正しくは |
|---|---|
| 競売は「この会社を競る」と決めてから始める | 違います。落札してから、選べる会社の中で1社を選びます |
| 落札額は銀行に支払う | その会社の会社金庫へ入ります。会社の最初の資金になります |
| 一手番で行動したら株式ラウンドは終わり | 全員が続けてパスするまで、何周も回ります |
| 買ってから売ってもよい | 売るのが先です。売却は手番中1回、購入は1株だけです |
| 株を売れるのは、株式ラウンドで1回だけ(最初に売らないともう売れない) | 「1回だけ」なのは手番の中の話です。株式ラウンドは、全員が続けてパスするまで何周も回ります。1周目の手番で売り、2周目の手番でまた売る、ということができます。ただし売るたびにその会社の株価は1段ずつ下がります |
| 3枚売れば株価は3段下がる | 1段だけです。ただし次の手番でまた売れば、もう1段下がります |
| どこで株を買っても同じ | 会社金庫から買うと会社の資金が増え、銀行プールから買っても増えません |
| 最初の株式ラウンドで株を売って資金を作る | できません。まだ運行していない小会社の株は売れません |
| 株券は何枚まで、という制限がある | 総枚数の制限はありません。1社につき60%までという制限です |
| 同数の株を持てば社長を奪える | 奪えません。同数ならいまの社長が続けます |
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