Adam&Eva
Enoさんと私が丁度あぶれていたため、二人ゲームのアダムとイブをプレイしました。二人ゲームは、なかなかやる機会がないんですよね。
各色毎に高得点のプレイヤーがリンゴの木に成っている実(得点)を獲得します。
交互にカードをプレイしていくのですが、プレイしたカードは相手が取るか不要かを選択できるのが、秀逸なルール。
カードは各ROUND6枚までしか取れないため、良いカードをプレイすれば、取られるし、ショボイカードを出せば引き取らされる。
1〜8のポイントマーカーが各色毎2つランダムに置かれます。
各色毎のポイントを比較した結果、ポイントは両者がもらえるのですが、高い方のマーカーが勝者に行きます。ですので、6と5なんかだったら、別に負けてもいいやと思うのですが、8と1だったりすると、気合いが入ります。
カードを1枚でもプレイしていれば得点がもらえるのですが、一枚も出してないと、両方のチップが勝者に行きます。これがこのゲーム一番のポイントでしょう。
また、どちらかが先に6枚カードを獲得すると、残りのカードは自動的に相手のカードになります。
あと、灰色のカードがオールマイティで、獲得したプレイヤーが好きな色のカードとしてプレイできます。
私はとにかく各色をボイドにならないように、心がけてプレイしていきました。逆に勝つなら、相手をボイドにするしかないと考えました。
プレイしてみて、enoさんは基本的に、カードを温存したがるタイプだったので、これを逆手に取ろうとしました。
手札に2枚あった色をプレイし、それを押しつけてきたので、その色を全て取りきる事を決意。後は、1枚取れればいいので、基本的に全て押しつけ。enoさんは途中で気づいたみたいですが、時既に遅し。私は、ボイドの色は絶対出さないし、enoさんのプレイするものは、voidの色以外は押しつけなので、防御できません。
このポイントが大きく、かろうじで逃げ切りる事ができました。
手軽いしこれは・・・かなりいけます。
Railroad
Dice
ダイスを振って線路を引き、株を購入して多くの資金を稼ぐゲームです。
株を扱って、鉄道を扱う・・・そりゃあ、やるしかないでしょ。
このゲームでは、TransAmericaのように、自分の路線というものがありません。各ROUND毎、筆頭株主に収入が入るようになっています。
だから、駅を作って、収益を確保し、ダイスで株マークを出して、やっとの思いで株を購入して筆頭株主になっても、別の人が筆頭株主になれば、そっくりそのまま取られてしまいます。
このゲームで面白いのは、筆頭株主の会社が多くの駅を持っていると、多くのダイスを振れる事です。ダイスを多く振れると、当然株を買ったり、駅を作るチャンスが増えます。
ダイスを振らず、留保しておけるのも、Good。ここ一番で、ダイスを一気に振って、株をがさーっと買う事もできますから。
株購入については、4種類の株が完売すると、他人から直接買えるようになります。しかも、購入しても、なんの補填もないという極悪ルール。まあ、これは独占・買い占めを防止するという意味では、画期的なルールかも知れません。
今回は、enoさん筆頭の紫の会社が成長し、戸田川さんが奪還しましたが、enoさんの豊富なダイス力でこれを粉砕。紫の牙城は堅く、見事に逃げ切りました。
私の敗因は手番の重要性を認識していなかった事です。各Roundの終了時に筆頭株主の交代があるので、手番が最後のRoundは何でもありだという事に気づきませんでした。大きなミスです。
ただ、このゲーム、ダイスが無くなったら終了になるらしいですが、みんながいっせいにがめりだすと、ゲームとして破綻しているかも知れません。だから、どこかで交渉というか、世論誘導しないと・・・すぐに終わってしまう気がします。
まあ、Bone5さんが考えているよりは、ずっーと面白いゲームだと思うのですが。
LoseYourShirts
松田先生の名著「ボードゲーム」で知ったゲームです。
やはり我々世代の人間は、昔の名作ゲームに目がいってしまいます。
ただ、実際にはタイトルしか知らなかったので、みずてん購入です。
ルールブックによると、8レース行うのが推奨なようです。ただ、現実問題としては、4レースくらいではないかと思い、ショートゲームにしました。
このゲームでは、各プレイヤーに配られた馬カードをプレイし、自分が賭けた馬を当てて賞金を稼ぐのが目的です。
ひねっているのが、賭ける対象は、この馬を進めるカードで示すことです。
賭ける対象は、普通、自分の手札が多いカードになりますが、そのカードを1枚使って賭ける事を表明しなければいけないのが特徴です。
ただ、この程度では、キャピアやフォアグラなどを食べ尽くしたような舌の肥えた人たちには、あまりにも物足りなさ過ぎたようで、1レース終わったところで挙手があり、終了となってしまいました。
個人的には、これから発生するだろうJACKPOTとかあって、もっとやりたかったんですけどねー。
MMGにもっていっても誰もプレイしてくれないのかなー。そんな悪いゲームではないと思うんだけどなー、ドンちゃん(誰がドンちゃんや)。
Headbands
タイトル通り、インディアンタイプのゲームです。インディアンって何かって?
それは写真を見ればわかります(笑)。この人が誰かって? それは平野さん。それも見ればわかります(笑)。
冗談はさておき・・・このゲームは、頭にはさんだカードを1分以内に当てるゲームです。先に3つ当てた人が勝ちになります。
手番プレイヤーは、他のプレイヤーに、自分の頭のカードが何なのかYes/No形式で質問していきます。
このYes/No形式というのが、くせ者で・・・なかなか絞り込めません。
とりあえず定跡になったのは「これは生き物ですか?」「食べ物ですか?」「動くものですか?」の3つです。
これらで、はいの答えが返ってきたらいいのですが、いいえだと、もう想像がつかない。これを1分以内で当てるというのはかなり至難の業。
よって、誰も当てることができず、かなりの長時間ゲームになってしまいました。多分制作者もここまで難しいモノにしようという意図はないでしょう。Yes/No形式を撤廃するか、このままなら、もっと狭い範囲のカードに限定すべきではないでしょうか?
私なら、ゲーム問題専用でやってみたいですね。
「これはクニチーアの作品ですか?」「これは鉄道ゲームですか?」「アで始まるゲームですか?」etc。面白いと思うのですが、いかがでしょう?
お化け屋敷ゲーム
最近再販されたゲーム(といっても元の存在すら知らないのですが)。
季節限定ゲームで選ばれたのかなと思ったのですが、結構有名なゲームらしく、このゲームのまわりに黒山の人だかりが・・・。
各部屋を回っていって、お化けを撃退し、死神を振り切ってゴールにたどり着けば勝ちというゲームです。
結論から言いますね。クソゲーです(笑)。このゲームバランスの悪さは・・・召還大戦やジュマンジ級でしょう。
まず鍵の存在。鍵がないと部屋に入れないのですが、鍵が手札に無いと、延々ツモ切りを繰り返すことになります。
そして、プレイヤーの位置を入れ替えるカードの存在です。もしこのゲームをやるなら、こういうカードは抜くか、一度使ったらRemove from gameにすべきでしょう。
このカードが肝心の場面で登場し、ことごとく後位にいるプレイヤーのところに召還され、いつまでたってもゲームが終わりません。
最後は私が勝ったんですけど、たぶんみんな、早く楽になりたかっただけかもしれません・・・
ゲームに関しては、かなり甘めの評価をする方だと自認している私が、太鼓判を押します、クソゲーである事に。プレイされる方はくれぐれも自己責任で。Invers
これも二人用ゲーム。平野さんとの対戦。テーブルには、このゲームが山積みしてあり、3000円で売っていました。
ルールは簡単で、互いに赤と黄のタイルを持って、ボードの外周からタイルを押し込み、反対側から押し出されたタイルをまた同様にして押し込んでいきます。
ゲーム開始時は、全て表向きですが、差し込む時は、裏側(点の面)にして押し込みます。但し、相手の色の裏向きタイルは押し出すことができません。
先に、相手の手を封じるか、全ての表タイルを無くした方が勝ちになります。
押し出されたタイルが相手の色の時は、相手の裏向きタイルが増える事になり、それは、押し出せる可能性のある場所が減った事を意味します。
私はこの、手を狭める事にばかり注意が行き、本来の目的である、自分の表タイルをなくす事をすっかり忘れていました。
気が付いた時は、時既に遅し。平野さんの赤タイル脱出を防ぐ手段が無く、無念の投了となりました。
ようやくルールがわかったので、是非リベンジしたいですね。
Spy
秘密文書を集めて、配下のスパイを派遣していくゲーム。
スートが地域で、ランクがアイテムに相当します。9人の配下を送り込んだプレイヤーが勝ちになります。
送り込む条件はひとつだけで、ボード上に並べられた各地域・アイテム上に置かれたスパイ以上の人数を送り込んだ時、その差額分を送り込めます。
つまり1人だけいるところに4人揃えれば、3名送り込む事が出来ます。
各カードの上には、スパイが残留しますので、時間が経てば経つほど難しくなります。これがこのゲームの最大の特徴です。
ゲーム開始時には、各カードに1人しかスパイがいないので、同じカードを色でもマークでも2枚揃えれば、置くことが出来ます。ただ、2枚ずつ置くには、手番的に無駄が多いので、一気に置きたい。でも、ボヤボヤしていると先に置かれる。
これは、エアラインズでの株公開のジレンマに似てますね。
後は、他のプレイヤーとの兼ね合いもあります。自分が揃えているカードがばれると、そのシーケンスを先に置かれてしまうので、隠しつつ一気の公開を狙う。このジレンマが魅力です。
結局勝ったのはbone5さん。私は4枚揃えたメガネを平野さんに先に置かれたのが後々まで響きました。
とても面白いゲームです。シンプルですし、WGG向きゲームですね。姉御もきっと喜んでくれるでしょう。