HAL99さんゲーム会(2020/01/26)

Tapestry [BGG]

前回プレイしてとても面白かったゲーム。Domiさん、Hal99さん、PHYさん、しのさん、私の5人。

このゲーム、バランス調整用のエラッタがいろいろ出ているようで、初期種族にかなりの調整が入ってます。

私が選択したのは、南国風のMERRYMAKERSというやつで、毎決算時にチョロっと何かがもらえる種族です。決算系に特化すると30VPになるので悪くはないと思ったが、調整で1つリソースがもらえました。調整しないとイカンということは、他の種族は相当強力なのでしょう(笑)。

私は序盤のポイントはリソースにありと思いました。各ゲージの1番目はリソースがもらえるので、まずはここを揃えてから、状況をみて特化しようと考えたのですが、これが大甘の大悪手。八方美人戦略をとっている間に、各種のランドマークを先取りされてしまい。いきなり苦境に。

やむなく、誰も手掛けていない科学セクタに。しかし、この科学セクタは誰も手掛けていないには理由がありまして、ここで使用する能力というのが、後から行った方が有利なものが多いんですよね。なので先に行っても空振ったり、やりたい効果がSKIPされてしまったりでよろしくないです。

それをランドマーク目的だけで突っ走ってしまいましたが、そもそもランドマークも過大評価し過ぎだったかもしれません。やはりどこかに特化して、自分のボードやトラックのゴール到達を優先する方が得策でしたね。しかもその突っ走った科学もゴール手前の2つの能力を使える強力アクション手前でガス欠終了したのもひどすぎで、いかに計画的にプレイしてないかがバレバレに。

結果は軍事能力に優れた種族で猛威を振るった、しのさんの圧勝。手合いが違いました。でもゲームとしてはとても面白かったです。これは再戦したいですね。


SteamRollers [BGG]

蒸気の時代テイストな紙ペンゲーム。Domiさんが抜けてここから4人。

都市に置かれているキューブをキューブの色と対応した都市に運んで、そこまでのリンク数がVPになるゲームで、このルールは蒸気の時代とほぼ同じです。

各プレイヤーはそれぞれ個人のシートを持ち、ここに線路を記入して路線拡張していきます。全体のボードにはキューブが置かれ、それと同じ地形の個人シートに各自がめいめいの線路を引いていく感じです。

アクションはダイスドラフトになっていて、出た目に対応するアクションができます。線路を引く場合は、出た目に対応する地区に特殊な黒ダイスに書かれている形の線路が引けます。商品を運ぶ場合は、出た目の都市の商品を目的地に運べます。

これ以外のアクションがリンク上げ。蒸気でいうところのロコモーティブ。このゲームはZEROリンクから開始するのでリンクを上げない限り、運ぶこともできません。リンクを上げるには、各1〜6の目に対して1回だけリンクを上げられます(つまり最大6リンク)。

その他は目的カード(緑の商品を先に3つ運んだ人に3VP等)や特殊アクション(ディーゼル運行やダイス目+-1できる)があります。特殊アクションは取った時には使用できず、次のターンになって初めて使えます。イメージはタップして場に出て、次のターン使用できることから、Nevinyrral's Diskですね。

とりあえず、リンクを上げないとVPが少ないので、都市化してない街を経由させてリンクを上げつつ、都市に接続し、4リンク位になったら商品運ぶかと悠長に構えてたら、PHYさんが、そうはさせじと小リンクのうちに商品を枯らす作戦に。運ぶボーナスは少ないですが、目的カードのボーナスが取れます。あとは荷物を枯らすことによる他人の得点源カットが大きいでしょうね。私は5リンク確立して追い上げるものの、PHYさんには及ばず終了。うぐぐく、展開を見誤りましたね。

しかし、手軽に楽しめる紙ペン蒸気という意味では、非常に素晴らしいです。紙ペンゲームはこれだけあれば良いじゃないかと思う位良かったです。


The Castles of Burgundy (20th Anniversary) [BGG]

ここからPHYさんが抜けて3人。前回プレイして、あまりの面白さでアプリにもはまったブルゴーニュ。

前回とは異なるマップでプレイ。あとはシールドという拡張入りでプレイしました。このゲーム、やった方はわかると思うのですが、選択肢の狭まるゾロ目ってショボいんですよね。特に先手番でピンゾロとか出た日にゃあって感じでした。ところがゾロ目が出るとシールドを獲得できるというオプションが加わりました。これによってショボ目救済となっています。

肝心の効果ですが、効果が高いほどVPは小さく、低いほどVPが高いというニュートンの偉人カードみたいな印象です。

私は3番手。オープニングロールはピンゾロ!、しのさんもピンゾロ!。しのさんは、さっそくゾロ目効果を使って、ダイス目の一つを任意の目に変えれるマンをゲット!。なんやそれ。このシールドというのはほかのタイルを同じく市場に置かれるので、ピンゾロのシールドはしのさんに狩られてしまいました。ということはゾロ目効果は使用できず、いつものショボいブルゴーニュと同じやんけー。もちろん職人2人使用して、6-6とか2-2にチェンジして行使する手はありますが、せっかくラス番特権で得た貴重な職人を消費するわけにもいかず、普通に1から2枚取って様子見。

次は1-2。その次も1-2。1とか2しか出んのかい。でここでやむなく2-2でシールド獲得。決算時、一つ大きな区画として計算できるマンで、決算系の能力です。ちなみにHAL99さんがとったシールドは、タイル配置時、隣接不要で好きなところに配置できるマンでした。

他の人たちは、ダイス目の能力を強化するものでしたが、私は決算系なので、ダイス目の強化ができていません。そのため、職人を多く取らないと生きていけないと、4職人獲得の施設とダイス目で2職人もらえる知識を取り、ダイス目補正を心がけました。

私がインフラ整備に力を入れていたせいで、出遅れたのが船と城です。船は2馬身以上離されてしまったので、とりあえず完全無視。城もシールド配置できる重要拠点なのですが、これまた見送り。

さて、このシールドですが、配置が城なのと維持費がかかるのが特徴です。特に維持費の支払いは鉱山からの収入よりも前にあります。なので、維持したければ商品を売るなどして資金調達しなければなりません。このルールにより、闇市からの仕入れのハードルがあがりました。そして何よりも価値が上がったのが鉱山です。安定収入を得られる鉱山は非常に重要。今回のように3番手だと、鉱山獲得が非常に厳しくなってます。

第2Rは案の定、HAL99さんとしのさんで鉱山を取られてしまいました。しかし第3Rで1つ残っていたので、とりあえず生きる分は確保。これで心置きなく決算プレイに専念できます。今回のマップは細切れの地域が比較的多いのですが、これは幸いしました。なぜなら1か所決算が2か所決算になるだけでも2VP異なります。片っ端から決算を行うことにしました。出遅れた船と城は諦め、施設1番手を目指しました。施設は区画が多いので、決算の行きがけで1番手が狙いやすいのと、商品売却マンやリザーブのタイル配置マンは少ない資金確保や決算プレイの手数省略の大きな手助けとなりました。

決算特化で進めた結果、230点超で勝利!。展開が幸いしました。HAL99さんの能力は序盤こそ有効なものの、どこでも配置できるようになってからは効果が薄れてしまったようです。+1決算マンつぇぇ。

ということで、運を味方につけて勝利できましたが、実に面白い。シールド拡張は良いですね。入れた方が戦略も広がって良いと思います。これは殿堂入りゲームと言えるでしょう。



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