尼亭ゲーム会レポート(00/06/24) 第5号

今日は珍しくdanzigさんが参加、また、HAL99さんやフグさんが参戦され、高松合宿を思わせるような充実したメンバーでのゲーム会になりました。

SPACE BEANS
何か最近定番になりつつある、宇宙版ボナンザ。ここ尼亭では本家ボナンザよりこちらの方が人気があります。

今回、初プレイはフグさんでしたが、手番は左隣に回るのにカードは右側の人に渡すというルールがややこしかったようで、フグさんは何度も先ヅモを繰り返していました。

少ない点数をこまめに獲得していくか、大物手を狙うかは難しいところです。写真は大物手を狙ったものの失敗。6点でザザーッとカードを流された、かなもとさんの手です(笑)。

私の右隣はHAL99さん。幸運なことに、HAL99さんとのバッティングが少なかったため、順調に自分の手作りに専念でき、このゲーム初勝利。幸先の良いスタートです。



ACQUIRE
序盤の難所。まだ潰れたホテルは無く、私はタワー筆頭、インペ2位、ラグザー2位、フェスティバ2位というレインポー作戦を敢行。

この地点の私の考えはこうでした。自力設立のタワー以外は筆頭の目が少なく、いっちょかみして資金を得て筆頭を奪いに行くしかない。タワーが潰れる前にワールドが潰れたらオワ。というものでした。

幸い、HAL99さんが12Gを置いてくれたため、タワー2位の姉御が12Fを打ち、筆頭ボーナスを得ました。私は全株インペに転換します。これで私はインペが6枚になりました。

次巡、6E-7Eにタワー設立し、タワー3枚購入しました。7Eは私が握っていたので、ラグザーか何かで資金が入ればワールドをタワーにくっつけてのインペ筆頭やタワーからコンチ転換を考えていましたが、ワールド2位の福井さんが9Fに延ばしてきました。

私はインペの2位は悪くても死守する必要があるため、少ない資金ですが泣く泣くインペ3枚買いを行なったところ、吉川さんが9Gを打ってきました。インペは私が9枚、姉御が8枚のため、吉川さんはインペ交換を諦め、ワールド株ホールドします。

私は次の手番にタワーをインペに吸収して筆頭ボーナスを取りインペ転換は確定としても、インペ12枚の姉御を抜くためにはインペを2枚購入しなければなりません。ここでインペを2枚買うと、筆頭はとれますが、その他のラグザーやフェスティバでの競争力を失うため、2位で我慢すべきか悩んでいたのですが、タワー3株2位の吉川さんがインペに転換したので私はインペ1枚購入で姉御とトップタイになりました。

後は、ラグザーを全力で買いに行き、トップだったフグさんと7枚になったところで資金ショートしましたが、インペが西に進んできたため、インペに吸収。

最後は4Cでアメリカとタワーをインペにくっつけ、設立したばかりのラグザーを1枚購入し2位確保で終了宣言。吉川さんとは$800差で勝つことが出来ました。

ここで終了しないと、次に吉川さんがコンチの2位になるところだったので終了タイミングとしては絶妙でした。こういう接戦に勝つと非常に気分が良いですね。


ビバ・ビーバー!〔MEIN LIEBER BIBER!./Gold Seiber.〕
子供向けのバランス系(WGGではポア系と呼ぶ)ゲーム。

島の中央にいるビーバーをボードから脱出させるのが目的。Escape from atlantisのバランス系版といった感じでしょうか。

すぐ終わりそうだし3ROUND勝負にしましょうという事でゲーム開始。1ゲーム目は岡嶋さんがほどなくポアし、爆笑の中で2戦目開始。

と、こんな雰囲気で終われば好評価だったのでしょうが、皆が慎重に進めたせいか、今度は全くバランスが崩れない。いろいろシミュレーションしてみると、余程バランスが崩れない限りポアしない事が判明。一気にゲーム熱が冷めて、打ち切りとなりました。

正直、このままでは2度とプレイされる事はないでしょう。改良案として、斤量の1.5倍増加案が良さそうです。帽子をかぶせるとかしたら、もうちょっと遊べるゲームだと思います。子供向けゲームとはいえ、こういう所の手抜きはいただけないですね。



SAVE Dr. LUCKY
Kill Dr.Lucky(ラッキー教授を殺せ)今思えば、この辺からでしょうかね、チーパスの作品が注目され始めたのは。

このゲームは沈みゆくタイタニック号からLucky教授を救うのが目的で、前作とは正反対のシチュエーションです。

しかし、ゲーム内容は全然変わっていません(笑)。教授を連れ回す移動システムや、救助宣言の方法も全く同じです。ただ、改良点もあり、カードが無くなったらノーゲーム(誰も助けられなかった)に変わったので、ゲーム展開がスピーティーになりました。

カードの山とゲームボードが4つに分かれていて、山が無くなると、その山に対応したボードを除去(沈む)するルールもGoodです。

ただ、このゲームの特徴である、教授引き回しルールは、手番が飛ばされつづける可能性があり、滅茶苦茶ヒマな可能性があります。特に今回は7人でプレイしていたので、それが顕著にみられました。このあたりはまだまだ改良の余地がありますね。

まあ、次回の恋愛バージョンに期待といったところでしょうか。

ゲーム結果ですが、ノーゲーム寸前、救助カードを大量にがめていたフグさんが勝ちました。


トップページへ戻る     一つ上のページへ戻る