大津ゲームパーティー報告(00/02/12) 第5号

FLUCHT AUS MANGROVIA
私のリクエストゲーム。マングローブの森からの脱出がテーマのレースゲームです。メンバーは吹留親子、下辻さん、森田さん、橋爪さんの5人です。

カードをプレイしながらゴールをめざすゲームです。カードには、2種類の指示(動物と色)があり、動物に対応したマスにチップを埋め、対応する色の所まで進みます。但し、自分のいる場所から進むべき動物マスまでには、チップで埋まっている必要があります。

チップが全て埋まると、チップを剥がしていきます。前方に進めない(チップがない)場合、バックしなければなりません。

他人のいるマスは、カウントされないので、盤上のマスがほぼ埋まっている時に、同じ色のカードが続けてプレイされると(ブームと表現してます)初めにプレイした人に比べ、一番後からプレイした人は、遙か彼方まで進むができます。

ただ、各自2人を脱出させなければならないので、自分の駒が後方で孤立してしまうと、自力でしか進めず移動力が激減します。ゴール寸前までは他人とつかず離れず進んでいき、最後に捲るというのが理想的な展開です。

ゴール前までくると、大抵自分の前はチップが穴あき状態になっているので、なかなか進めません。それどころか、手札が全て詰んでいて、バックを余儀なくされる事もあります。

個人的には、うさぎとかめやアベカエサルに匹敵する名作だと思います。おそらく、不破さんなら絶賛してくれる気がするのですが。

アンドロメダ
前回プレイした時、誰も惑星に辿り着けず、ショボショボの展開で、地球にいかに戻るかがカギみたいなゲームでしたが、今回は他のみんなのヒキが強い事強い事!。

おかげで、私の手札増やし&端数切り上げ作戦は完全に裏目。ダントツの最下位でした。

やっぱり、灰皿振りを行うのがベストなんでしょうね・・・やっぱり。

Zoff im Zoo
大貧民風ゲーム。どこが大貧民に似ているかというと、初めに出した札が2枚なら2枚、3枚なら3枚と出さなければならない点と、ROUND終了時、上位者と下位プレイヤーでカード交換を行う点です。

じゃあ、何が違うかというと、ペア戦によるプレイである事と、カードが動物の食物連鎖を表しているため、カードの強弱はあるものの、出せるカードに制限がある事です(例えば、クジラは最強カードだけど、必ず出せるわけではない)。

大貧民風という事で、初心者に説明するにはわかりやすいかも知れません。しかし、カードが見にくく、強弱関係が分かりにくいです。食物連鎖をゲームに持ち込んだ事は評価しますが、単純に数字でサイクリックする方がわかりやすいです。なんて言うか、素材を充分に生かしきれていない気がします。

結局、何かルールをややこしくしただけで、オリジナルをプレイした方がおもしろいというのが正直な感想です。まあ、一度プレイするだけで充分かな。



エルフェンランド
橋爪さんのリクエストで、エルフェンランドをプレイ。橋爪さん曰く、ラーかエルフェンランドのどちらかをやってみたいという事でこのゲームに決まりましたが、ぺいるGさんがいたなら、ラーになっていたでしょう。

このゲーム、いつも思うのですが、お邪魔タイルの使いどころが難しいですね。だいたい皆最終ターンまで温存する事が多いと思いますが、その時ってだいたいトップを走るプレイヤーは本拠地のそばにいる事が多く、どうしようもない展開になりがちです。もっと序盤で使っても良いのでしょうけど、反撃が怖くて結局使えないんだよなー(笑)。

今回の私は、トップ目を意識したプレイに終始しました。ライバルは森田さんのみだったので、最終ラウンドは森田さんの邪魔だけ考えてました・・・ってこういう点が、初心者向きではないといわれる所以なのかも知れません。

でも、素晴らしいゲームです。一家に一台の定番ゲームとして置いておきたいです。


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