onaka亭ゲーム会(2021/03/06)

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Hikone Carom [BGG]

Onaka亭の今年初ゲームはなんと彦根カロム。Onakaさん、YOKさん、まさちゃん、私の4人。

なんでもふるさと納税で申し込んだとのこと。

早速ふるさとチョイスで確認してみたら、\55,000でもらえるのかー。

普通にアマゾンとかで買うと\20,000位するので、欲しいと思う方はふるさと納税がお得だと思います。

私が前回プレイしたのを確認してみると、なんと1999年でしたか。20年以上前の関JAGA時代なんですね。

確かに滋賀県のご当地ゲームなので、関東では馴染みが薄い。OnakaさんもYOKさんも初見のようでした。

ゲームは写真のように、円形に並べられたパックを緑陣営と赤陣営に別れたチーム戦で行います。先に真ん中のJACKを落としたチームが勝ちとなります。

各チームはストライカー(手玉)を使って、おはじきの要領で自分の色のパックを、ポケットに入れることができる限り、連続手番できます。そうして自チームのパックがなくし、JACKをポケットに入れれば勝利です。ポケットに自分のパックが入らなかった場合は手番交替です。

自分のストライカーをポケットにしれてしまった場合は、反則で落としてパック1つを中央に戻さなければなりません。

また、自チームのパックを落とす前にJACKを落としてしまった場合は、5つ戻さなければなりません。

ゲームは中盤まで優勢に進め、そしてあとひとつ落とせばJACK落とすだけで相手のパックは10個位残っている圧倒的優勢な状況で、私は最後のパックを落とすショットに失敗し、自分のストライカーをポケットに落とすというオウンゴールをやらかして、ここから潮目が変わります。

それまで不調だったYOKさんに一気に息を吹き返し、決まらなかったショットが決まる決まる。そして最後はきっちりJACKを落として絵に書いたようなYOK-Onakaペアの逆転勝利。いやあ、久しぶりにプレイしましたが盛り上がりますな。おもしろかったです。


Cat in the box [BGG]

傑作トリテという呼び声が高いゲーム。このゲームの特徴は、なんといってもトリテなのにカードが無色でスートが決まっていないというところでしょうか。

スートがなくてどうやってトリテするねんって思うのですが、スートは自分でつくっていくというところが秀逸。つまり、リード時に、「このカードは青の5だ」と宣言することで、それは青の5になります。以降、マストフォロールールに従い、フォローする人もじゃあ「青3で」とか「青8で」みたいにフォローしていきます。

このゲームでは青赤黄緑のスートに1〜8の数字を使用して、切り札は赤。なので赤をプレイすればリードに関係なく最強になります。但し、それは(当たり前ですが)リードされたスートを持っていないことが条件になります。

スートがなく、プレイしたカードが何なのか、それをトレースするためのトラッキングシートが用意されています。各自がプレイしたカードに対応するマスに自分のマーカーを置くことで、誰が何をプレイしたのかがわかります。また、持ってないスートは各自のボードにマークします。

ハーツのように、赤(切り札)は初期ではプレイできず、誰かがブレイクした時に切り出すことができます。リードスートが無いといえば、いつでも(出そうと思えば)切り札を出せるのですが、その色がない宣言をする、つまり以降そのスートはプレイできなくなります。

このゲームではスートは4種ですが、各色5枚ずつカードがあります。10枚ずつ配り、1枚は戻してゲームでは使用せず、残り9枚中8ラウンドのプレイとなります。40枚中、プレイに使用できるのは32枚。残り8枚がゴミ。1枚は保持できますが、前述のように出せる可能性があるのに、持ってません宣言をすると、選択肢が減ってしまいます。もし、何も出せない状況になると(パラドックス発生)、そこでラウンドは終了します。パラドックスを発生させた人は失点を喰らいます。

得点ですが、基本は1トリック1点。なので全トリすれば8点なのですが、事前に宣言していたトリックが合致するとボーナスがもらえます。ボーナスは、このトラッキングシートの位置が関係していて、タテ・横に連続してつながっている最大のエリアがボーナス点となります。なので同じ数字とかだと、並びやすいのですが、死にやすくもあります。このあたりが悩ましいのですが、単なるトラッキングの意味にとどまらず、ゲームのボーナスの要素にした。それが素晴らしいです。このトラッキングにはもう一つの効果があり、それはカウンティングが不要ということです。この手のゲームではカウンティングを必要とされ、スキルの差がでるものですが、そこを軽減しているのも良いルールです。

このゲームでは、パラドックスを発生させないことが大事なのですが、その見極めが難しいです。たとえば、第7トリックにラス番になると出せるカードが少なくなるので、死ぬ可能性が高くなります。1回私は死にました。反面、自分の手前で誰かがバーストしてくれることもあります。1回これで助かりました。

自分しか出せないスートがあって、出せる数字を握っているなら、安心してラス番にもなれますが、そうでないと厳しい。だけど、先に誰かに死んでほしい。そういった洗面器系の楽しみがありますね、このゲームは。いやあ、素晴らしいです。人気になるのもうなずけますね。


Hallertau [BGG]

ずっとソロプレイばかりていたので、ようやく対人プレイが叶いました。経験者なので、ラス番を志願。先手圧倒的に有利なゲームなんだけど、なんで傾斜がないのでしょうね。リソース1つ増やすとか、カード増やすとかだと逆においしすぎるのかも知れません。

初期手札には羊関連が多く、羊プレイしようかなと思っていたら羊人気で選択できず。また、粘土確保が大事だよなあと思いつつも、まさちゃんやYOKさんに粘土系のカードが入っていたようで、これまた人気アクションに。これらのアクションを締められるとなかなか厳しくて、このあたりはやっぱり何でもできるソロプレイとは違いますね。

なので、動画で言っているような1R3工具なんてとってもできず、結局1工具のみ。2Rも1工具しかとれず、これじゃ70点も危ないぞ!?。

カード好きのまさちゃんがスタプレを取り、1つ植えて畑5にするのと、onakaさんが畑sacrificeをだいたい選択するので、これらのアクションがなかなか選べません。

活路は1つ下げて2リングのアクション。YOKさんやOnakaさんは工場の並びが並行な事が多かったので、このアクションが比較的不人気で、ここで宝石を確保したのと、5の畑が4つあると2種植えられるカードが有効に思えたので、2の畑+1粘土と2箇所畑5にするの組み合わせで畑を5にしつつ2種植えしました。

これでかなりリソース的には楽になり、次ラウンドは畑に固執しなくても良くなり、休田で良いやと畑に固執せず、他のアクションを拾えたのは良かったです。

カードが結構人気だったので、ボーナスはほとんど取れず、1回取ったボーナスカードと公民館70点だけに絞ってなんとか達成を目指しました。最後リソースが足らず無理かあと思っていたのですが、最後の農場カードに神風が。7工具あった状態で7工具sacrificeして3工具+2リングを打つつもりが、6工具あったら、1つの畑の収穫2倍が来たので、大麦の収穫を2倍(2->4)に。そして、1大麦払って1枚のゲートウェイをもらうカードをプレイ。すると、5畑あれば2種類の農作物がもらえたので、これまた不足していたライ麦とホップを獲得して、ギリギリ公民館70点達成。カード点とか足してなんとか100点超で終了。

YOKさんを抑えて勝つには勝ちましたが、最後はほとんどラッキーだったし、あれが取れなかったら15点位は低かったと思うので、僅差でした。

個人的BGG評価は現時点9点。まわりの感想は概ね好評で、何回かプレイしたいゲームだと言う感想にはなりました。何はともあれ、たまさんとはプレイしないといけませんね。



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