WGG合宿in高松(99/10/10〜99/10/11)

今回は、いつもの主要メンバーが仕事で参加できず、遠征組は、私とJuliさんだけと、ちょっと寂しい合宿でした(大王とは行き違い)。

ROAD SHOW(Juliブランド)
以前の合宿でプレイした、CinemaComplexの改良版。前作も凄かったですが、今回も豪華なボードで手作りとは思えない出来映えです。ルールも大幅に改変され、全く別のゲームといっても良いでしょう。

自分の映画館に客を呼び込むというコンセプトは同じなのですが、決算に至る方法を、映画の公開に喩えて(Coming Soon→Now on Sale→Road show)と進めていく方法はなかなか秀逸。

骨折ブランドのゲームのように、映画館に客を動員する方法と、宣伝チップを獲得する方法のどちらを利用しても儲けられるようにデザインされたそうですが、リスクの少ない宣伝チップを取りに行った私が圧勝したため、次回にはこのバランスが調整されるようです。

しかし、Juliブランドの台頭によって、これで中部地方にもゲームデザイナーが登場した事になります。WGGゲーム層が、これでまた強化されましたね。

TURF MASTER
タイトルから想像できるように競馬ゲームです。この種のゲームは数多く存在するため、どのようなルールにするかが重要になっていますが、一言でいうと、謁見の無いアベカエサル。

馬を走らせるにはカードプレイで進めますが、1〜3番手につける馬にはハンデが課せられ、プレイカードに制限がつきます。当然苦しくなってくるので、どこかでトップを譲る必要があります。この駆け引きは、まさにアベカエサルそのもの。

もっとも、単なる模倣ではなく、ダイスでを進めたり、ムチを打ってハンデに関係なく馬を進ませる等、競馬ゲームらしい要素が盛り込まれています。

3周勝負ですが、結構重いです。私は好きですが、軽くプレイするという雰囲気ではなさそうですね。

KOMME GLEICH
ウエイトレス(又はウエイター)の食事運びカードゲーム。

場に並べられた5枚の食事カードと3枚以上同じ並びのカードをプレイする事でカードを減らします。このカードは10枚集めないとポイントにはなりません(しかもおつりなし)。但し、一気に5種類揃えると(つまり場のカードとは、並びも札も全く一緒)、即1点獲得します。

各ROUNDの最初、持ち回りの親版プレイヤーは、特権として、場のメニューを1つだけ変更できます。またプレイ手順は、ボナンザのように、手札の順番を変更できず、順番を獲得するのも、カードを引くのも1アクションかかります。

インストの吉川さんは、説明だけするので、シャワーを浴びてくる間、やってて下さいとの事でしたが、皆が一発狙いで全然揃わない上、私が始めたセーフ打ち(どうせ揃わないなら、場札をくしゃくしゃにして、全員を手詰まりにさせる姑息に作戦)が蔓延し、ドロ試合と化してきました。

見かねたシャワー帰りの吉川さんが、ディーラーとして入ってからはサクサク進みましたが、辛いゲームでした。WGG評価で3/3とします。

TOP BANANA
話題のウッキーゲーム。好き嫌いがはっきりしているゲームみたいですが、私はおもしろいと感じました。

1〜5のカードを使い、ボスザルに君臨すべく、山の頂上目指します。頂上に到達しても、移動力がピッタリでなければ折り返さなければならないので、あくまでカードをだしきった時に頂上にいる必要があります。

前のプレイヤーが出したカードと同じカードを使えない以外何をプレイしても構いません。カゥンティング系かも知れませんが、私には、到底読み切れないので、適当にプレイするのが良い気がします。

コミカルでシンプルなゲームなので、初心者でも充分楽しめるゲームだと思います。

Acquire
私の上家の嫁がコンチを設立した時の状況は、マキさんA:7、嫁I:2、A:1、C:4、私はA:3でした。私はここでAを3枚購入したのですが、嫁の上家のマキさんは、私の説得を振り切ってAを3枚購入。嫁が当然のごとくコンチを潰し、$6000の独占となりました。

ここは他人には頼らず、C:2、A:1と買うべきでした。Cは第3者に3枚買われても、いわゆる2枚理論が適用されるし、Aは3枚でも1枚でも2位には変わりないのだから、3枚も買う必要はありませんでした。

この失着が尾を引き、以降はボロボロ。初参加の吉原さんにいいようにあしらわれ、泉さんと同様、底辺のプレイヤーに成り下がってしまいました。

嫁は、$6000は儲けたものの、投資先を間違えたのと、7枚残しのコンチが焦げ付き3位に終わりました。

八八
WGGルール採用。50貫持ちの60貫返し、だるま10貫ペナ、10進法で、縛りなし、みずてんなし、法度なしです(わからん人には全くわからん説明ですな)。

今回は降ろされている時に複合出来役が多く、大場での手四ピカ一で30貫もらったのと、絶場で出た時の赤くっつき24貫の貯金がものをいって、快勝しました。

縛りなしなので、勝負に辛くして、もっと降りるべきでした。

<最後に>
吉川夫妻にはまたまたお世話になりました。Juliブランドも体験できたし、お母上とも交流を持てたし、うどんも食べたので、個人的には大満足です。


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