WGGプレイレポート(2020/02/10)

City of the Big Shoulders [BGG]

YOKさんが私の再三のリクエストに応えてくれて購入。これでSGC系列でもプレイすることが可能になり感謝です。最近、このゲームの面白さがじわじわと伝わってきております。PHYさん、YOKさん、Domiさん、私の4人。

今回の目的タイルは、会社の数最大、アセット最大、マネージャ最大、営業マン最大、副社長最大の5つです。

私の初期手番は2番手。会社選択は3番目。PHYさんがswift。Domiさんが3工場の靴屋。YOKさんからの「ミシンは俺が取るので残しておけ」プレッシャーに耐え切れず、Libbyを選択。単価は安いものの、アセット付でマネージャーによるリソース+アピール値アップはまずまずかと思いました。

Libbyはアピール値が1と低いですが、私の建設タイルにアピール値+2があったので、これを出し、アピール値3のボーナスでワーカー1人獲得。次のアクションでアセットを購入し、機械化とリソース獲得しました。このゲームはできるアクションに限りがあるので、初めにアピール値を上げてボーナスでワーカーを取るのは、雇用アクションをしなくて済むという意味で大きいと思います。

誤算だったのが、穀物の欄の需要タイルが×だったこと。ここの+50ボーナスを取れないのは痛かった。初期収入が$80しかなく、会社に入る資金も少ないので、次ターン自社株購入を強いられます。ここで資金に余力のある人は、他者のおいしい株を購入できるのですが、自社株を購入しないといけないのは本当にツライです。次のターンも収入がチョボチョボで、また自社株購入かーと思っていたのですが、思いもよらずYOKさんが購入してくれました\(^o^)/。目先の収入に捕らわれず将来性を見越した購入なのですが、自社株の代わりにswift株が買えたので個人的には助かりました。

先に走っているのが、やはりswift株を持つPHYさん。2ラウンド目に早くもフル稼働でアピール値10到達、ワーカー4人達成でかなり優勢。私もアピール値は到達していないものの、フル生産とマネージャー完備でなんとかPHYさんについていきます。PHYさんは3Rに新会社設立。豚会社独占で市場をコントロールします。

このままではPHYさん独走になってしまうので、遅まきながら4Rに新会社設立。そして5Rにも新会社設立しました。これは完全に目的ボーナス狙いです。アクションではマネージャーx2、営業マンx2をとり、マネージャーと営業マンと会社数のトップボーナスをPHYから奪還。アセット数でPHYさんに並び、なんとか勝負形になったかとと思いました。

そして運命の結果は$80差で勝利!!!。なんとか捲ることをできました。PHYさんはずっと私がダントツだと言ってましたが、私の場合新会社の株が死んでいるので、時価総額で断然PHYさんの方が優ってました。まあ、このあたりのプレイは前回関西でプレイしたのが大きかったです。なので、今回勝てたのは経験していたからに過ぎません。これはさながら、ガラスの仮面で夢宴桜の第4場で台本をすり替えられて、なにをしゃべったら良いのかわからない北島マヤに対して、舞台を壊さないようアドリブで一緒に乗り切った姫川亜弓の演技に称賛の声があったものの、予め台本を知っていたから有利だったに過ぎないという自己評価と同じです。「PHYさんは初めてのプレイなのに良くここまでついてきたわ。わたしは単にゲームを知っていたにすぎない。恐ろしい子」こんな感じでしょうか。

いやあ素晴らしいゲームですね。日に日に評価が上がってきました。個人的にはかなりお気に入りです。BGG評価で9点としました。18xxの一角としても上位にランクされるゲームだと思います。

ただ、コアな18xxゲーマーにはそれほど評価は高くないようです。この感覚は限りなく18xxに近いけど、18xxで無いが故に18xxゲーマーからは敬遠。ノン18xxゲーマーからは重いからと評価されない不遇のゲームUr:1830BCをほうふつとさせますね。まあ、Ur:1830BCと違い、こちらはユーロゲーマーにはかなり評価されていると思いますが。



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