onaka亭ゲーム会(2021/03/27)

[TOP][ゲームインデックス][動画インデックス][ゲーム会一覧]

Maglev Metro [BGG]

近未来輸送システムを扱った鉄道ゲーム。onakaさん、YOKさん、HAL99さん、私の4人。

Tabletopiaにあったので、次回動画公開用に用意していたのですが、早々にYOKさんが購入されたということで、動画を繰り上げ公開したゲーム。YOKさんは私が動画で、「プレイするならBerlin一択でしょう」と言ってたのを聞いてくれていたようで、Berlinマップに決定。

ゲーム自体はシンプルなPick & Deliverなのですが、駅を建設した時やお客を運んだ時、お客自体をプレイヤーボードに埋め込んでアクションを強化しているところが秀逸。また、線路が透明でできていて、複線化がプレインタイルだけで自由にできてしまうところも素晴らしいです。このゲームもご多分に漏れず傾斜あり。4番手だけ、1ロボット多くなっています。私が予想通りのスタプレで、hal99さんが4番手。

ゲーム開始時、4つのロボットを配置できるのですが(4番手は5つ)、これが非常に悩ましい。マニュアルによると推奨パターンが書かれていて、
1番手〜3番手は、TRACK,CAPACITY,BUILD STAION,ANY
4番手は、TRACK,BUILD STAION,UNLOCK,ANY
になっています。EXTRA ATIONに4つ入れようかとも思いましたが、LABスタート故、渡河できずに死にそうなので推奨通りにして、あとはPICK UPにしました。

ボーナスカードは:
1)LINK VP欄、未使用列につき5VP(VPとLINK強化意欲が削がれてイマイチ)
2)LABとOFFICEの直接接続で4VP(頑張っても2箇所8VP行為なので、イマイチ)
3)銅ロボット1つ1VP(所詮は1つ1VPなので使えない)
4)未接続リンク1タイル1VP(わざわざVPのために使えない線路を伸ばす意味がわからず使えない)
と、主張どころがないカードでした。一番の稼ぎ頭となりうる1)のカードが、これで得点しようとすると他のVPを下げる事になってしまうので、いっそカードは無視してリンク特化すべきだったかも知れません。この選択をせず安易にLINK VP欄を放棄して、BONUS欄にお客を配置していったものの、2)と4)のカードが結局ZERO点だったので、意味無し芳一でした。

この選択ミスが響き、得点が伸びませんでした。反面、ボーナスカードで40点位叩き出したHAL99さんが快勝。

いやあ、これは面白い。蒸気の時代と違って、お客が自動的に湧くことはないので、自分で湧かせなければならない。なのでお客を増やすのは必須アクション。またワーカーがかつかつなので、調整アクションで再配置するのも、適材に配置する悩ましさが面白いです。

カードは結構偏っている気がするので次回は是非ドラフトでプレイしたい。また、マンハッタンマップでもやってみたいです。


Alien Artifacts [BGG]

各プレイヤーはそれぞれの種族となり、技術/惑星/宇宙船の3つの属性の設備を建設し、その能力を行使してVPを獲得していくゲーム。毎ターン3枚のリソースカードを使用して、3種類の属性のカード購入、建設、属性効果発揮のいずれかを行います。

リソースカードにはアイコンと数字が書かれており、貿易アクション(カードを2枚まで捨てて、数字分のお金をもらう)を行って資金調達を行い、5金支払うことで属性のカードを購入できます。このカードは各属性に対応した同じアイコン5つ分支払って建設することができます。建設することで、そのカードの特殊能力が行使できるのですが、表向きの見えている効果のままでよければ表向きの建設(logistic面)になり、裏返すと(operation面)になります。どちらにするのかは後述しますが、悩ましいです。

カード属性は、宇宙船/技術/惑星の3つ。表向きの場合は見たまんまで:
・宇宙船なら:攻撃/防御力UP、貿易力効果
・技術なら:各種アクション時になにかがもらえたり、別のアクションをできるなどの効果
・惑星なら:建築時リソースやカード購入時のリソース軽減

の効果があります。これはこれでほしい効果なのですが、カードを裏向きにして置くと:
宇宙船なら:宇宙船建造。宇宙船がないとそもそも攻撃できない。戦闘時効果がある場合あり
技術なら:ゲーム終了時VP+アイコン合致で即時VP
惑星なら:リソース増やす

という能力があります。表向きと何が違うねんってことなのですが、裏向きカードには、その裏向き効果を実行するアクションがあります。


・惑星の場合は、惑星の建築の基本コスト(惑星アイコン5つ)で建築探索ができます。探索すると、RftGのように、山札から引いたリソースカードを下に挿し、リソースとして利用できます。
・技術は、技術アイコン5つで、ゲーム終了時効果をプレイ中に計上することができます。但し、山札とシンボルが合わなければなりません。
・宇宙船では、宇宙船アイコン5つを支払って攻撃。山札から引いたリソースカードの数字を基本値として+建造した宇宙船能力でエイリアンを攻撃します。エイリアンを倒すと、VPやAlien Artifactカードを獲得できます。このカード非常に強力なので、このカードの獲得が鍵となります。

各カードの購入には5金かかります。つまり、カードを買うにせよ、買ったカードを建築するにせよ、建築済みカード効果を使うにせよ、何にしてもコストがかかります。しかも建築時コストについては、冒頭で属性アイコン5つで建築といいましたが、これは1各属性の1枚目だけの話であり、実際には基本コスト+建築済カード枚数分が必要です。つまり、技術3枚建築している場合の技術建築コストは技術アイコンが5+3で8必要になります。

ただ、このコストは基本的にはリソースカードで支払うわけですが、手番終了時には自動的に3枚になるまで補充されるので、毎ターンカード2枚分はタダでもらえるため、それほどの重コスト感はないです。とはいえ、2枚のカードで8コストなんかは到底賄えないので、建築中カードの下にリソースを挿しておきます。こうすることで、どんな重いコストもいつかは建設できますw。手番では上記アクションがひとつしかできないので、ダウンタイムは少なく意外とサクサク進みます。

私の種族の初期カードに技術アイコン建築コスト-2というものがあったので、これを活かしたプレイを考えましたが、いまいち欲しい特殊能力がなく、あまりそそられません。私の種族効果として、裏向き宇宙船ごと+1VP能力があったので、よしっ軍事で行くかと思いきや、作る船がカスばかりで全然エイリアンに勝てません。

やはりインフラ整備しておくべきだったかと、中盤からリソース貯め始めたのですが、あまりにもちぐはぐ。戦略に一貫性がなく最後はonakaさんに僅差負け。

いつものように序盤でインフラ整備し、技術で最終目的を見極め、それに寄せてカードを揃えていくプレイングをすべきでした。海外の評価は低めですが、過小評価な気がしました。また再戦希望です。



トップページへ戻る     一つ上のページへ戻る