WGG合宿in高松(2008/05/03〜2008/05/05)

Wie verhext!(魔法にかかったみたい)

最新のメビウス便より。斬新なシステムが評判のカードゲームです。

各プレイヤーは、レースフォーザギャラクシーのように、手札の中から自分の行いたいアクションを選択します。

但し、手番プレイヤーから順に公開していきます。同じアクションを誰も選択していなければ、そのアクションが実行できます。

カードには2種類の効果が書かれており、単独で実行できる場合は非常に強力な効果を発揮します。

バッティングしている場合、後からカードをプレイした人は、そのアクションを奪うか支持するかのいずれかを選択します。

アクションを奪った場合、元々カードをプレイしていた人のアクションは取り消され、ディスカードになります。

支持を表明した場合、直ちにそのアクションを実行できます。但し、その効果は弱まります。元々カードをプレイしていた人のアクションは継続となります。

つまり、手番が後になればなるほど有利で、最後の手番の人は問答無用でアクションを奪えますが、途中の人は奪うと自分よりも後のプレイヤーにアクション奪われて何も出来ないリスクがあるため、安全に支持するかの選択が非常に悩ましい。

このアクションはポイントとなるカードを取るために必要となる原材料や直接VPになるアイテムを取るカードになっています。

次の手番は、(支持ではなく)アクションを実行できた人が行います。後手番有利のため、あえてアクションを奪わず、後手番キープのための支持を実施したりと、戦略の幅も広そうです。

順風満帆というゲームに似た感じがありますが、あのゲームよりも軽く非常に優れたゲームだと思います。


Drachen Wurf(ドラゴンダイス)

これもメビウス便。場に出されたドラゴンタイルをダイスを振って獲得していくゲームです。

場に出たドラゴンの色と同色のダイス目が出ると、合致した中から任意の数のダイスをキープできます。

これをバーストするまで継続できます。バーストしてもペナルティは特にないため、途中で辞める事はあまりありません。

同じ色が6個でた場合、再度手番を行う事が出来ますが、同じ色が6個でない限り、全て振り切っても再度振り直す事はできません。

手番終了時、確保した同色ダイスが2つ以上ある場合、自分の2〜5の数字が書かれたボードに獲得したドラゴンタイルを仮置きします。

もしくは、他人の仮置きタイル中のドラゴンと同色で、その数字よりも大きい場合、そのタイルを奪えます。

このタイルはまだ自分のものではありません。次の自分の手番が来るまで、このタイルを維持できれば、自分のタイルにする事ができます。

つまり、場のドラゴンが赤赤白の場合で、他人が2個の白と3個の緑ドラゴンが仮置き中の場合:

ダイス目が赤赤赤赤赤白であれば、自分の5の欄に赤ドラゴン1つ置くか、2の欄と3の欄にそれぞれ赤ドラゴンを置く

ダイス目が白白白緑緑緑であれば、自分の3の欄に白ドラゴン1つ置くか、2の欄に他人から奪った白ドラゴンを置く

他人のドラゴンを奪うためには、場のタイルよりも1つ大きい数字を出す必要がある上、奪ったとしても置ける場所はやはり少ない方の欄である事に注意。

また場のタイルと異なる色の他人のドラゴンの目はキープできません。

上記の例でダイス目が白黄赤緑緑緑だった場合、白や赤を残して振り直しでできますが、場のドラゴンに緑が無いため、緑をキープする事はできません。

よって、場と対応しない色のドラゴンは白黄緑緑緑緑みたいな感じでなければ他人のドラゴンは奪えない事になります。

獲得したドラゴンは色か地形で揃えて並べて行きます。同じ種類が多いほど、1−4−9−16・・・と点が増えていきます。

プレイした感じですが、他人のタイルは奪いにくいため、とにかく小さい数字でもタイルの数を集めた方がよいです。

また終盤にタイルが無くなると、他人のタイルを奪うためには一気にダイスを出さないと行けない展開となり、やや尻つぼみ。

戦略性はあまり無く、さりとてグリードのような爽快感も無い。仮に上記の問題点を解決したとしても、それほどゲーム性が向上するとも思えない。

初心者向けという訳でもないし、このゲームを敢えてプレイする理由が見つかりません。

これをプレイするならモノポリーダイスの方が数倍おもしろいと思います。


Race for the Galaxy

最近のヘビーローテーションゲーム。

今や1846を凌ぎ、私が一番プレイしているゲームです。一言で言えば「宇宙サンファン」。しかしサンファンになかった戦略の幅広さが魅力です。

これほどはまるゲームは珍しく、俺ってこんなにサンファン好きなのかと思った程。

今回の合宿でも10ゲーム近くプレイしました。しかし、1ゲームの時間が45分程度と短いため、何度でもプレイできます。

このゲームの作者は1846と同じレーマンです。短時間に凝縮して優れたゲームをプロデュースする氏の才能には脱帽です。

今回2度軍事にチャレンジしましたが、いずれも惨敗。未だ軍事では未勝利です。どうも相性が良くないですね。

これだけプレイしても全く飽きません。1846と同じ現象です。

私は他に氏の作品で持っているのはファーストフードフランチャイズだけですが、これもまたプレイしてみた方が良いかなあ。


Humm...ble

これもまた定番系。バブー氏持ち込み。

今回はペア戦に。最後のマスもウルトラクイズの通過クイズ方式を採用し、ゲーム性が増しました。

私はおとまるさんと嫁とのチームに。

最近の曲は参加者全員がほぼ全滅。KAT-TUNとかケミストリーはもちろん、浜崎あゆみでもNGなレベル(笑)。

最後の通過クイズでは、嫁の「♪レナウンレナウンレナウンレナウン娘が・・・」を当てて勝利。

これは同世代や同好の趣味同士でプレイするとより盛り上がります。

ユーロビート系やニューミュージック・フォーク、中島みゆき・沢田聖子限定でプレイしたいゲームですね(お題作りが大変だけど)。



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