NIK通信

NIK通信(97/10/18) 第3号

今日は、関東からこられた1830の日本チャンピョンの、ああああ氏と1830日本選手権5年連続決勝進出という輝かしい戦歴を持ち、ああああ氏の師匠でもあるLocke氏を迎えてのゲーム会です。

1829

(写真正面向かって右が、日本チャンピョンのああああ氏)
1829はこのホームページでも一押しの鉄道ゲーム、1830の祖とも言うべきゲームです。

1830はアメリカの鉄道ゲームですが、オリジナルの1829はイギリスの鉄道ゲームです。

このゲームには、イギリス北部(イングランドとスコットランド)版とイギリス南部(イングランドとウェールズ)版があるのですが、今回は特別に、北部と南部の合体版で行われました。

北部版は比較的在庫があるのですが(といっても英国から個人輸入が必要)、南部は在庫が少なく、本国でも在庫がないため、合体でプレイするのは(特に日本で)非常に難しい事ではないでしょうか。

そんな貴重なゲームですが、この1829は我々の間では、ほとんどプレイする事はありません。なぜかというと、これは18xxシリーズの多くに見られる事なのですが、史実を追うためか、会社を設立する順番が決められている事にあります。このルールのためゲーム性が希薄になり、1830と比べると面白見に欠けるというのがプレイされない理由です。

そこで、本日のゲーム会のホストでもあるNIK(NIK)さんが苦心してこのルールを1830ルールに限りなく近づけ、さらに南部と北部を合体させてプレイするルールを完成させました。

前置きが長くなりましたが、とにかく、そのルールで、ああああ氏他6名の7名でプレイしました。

まずは、プライベート会社のビッド。
1829ではプライベート会社には特典が何もなく、吸い取る事しかありません。価格の違いがありこそすれ、全てが馬状態。相場がつかめず、手探り状態でのビッドが終了して、鉄道会社を設立し、いよいよこれから・・・・・という所で平野さん登場。全てのメンバーを総動員して始めた1829だったため、無念のお開きとなりました。

このゲームは2〜9人までプレイできるのが特徴なので、7人以上集まった時にまた、プレイしたいと思います(笑)。

AirBaron

アメリカの航空会社がしのぎを削って、勢力拡大を図るビジネスゲーム。

ああああ氏、上野(貴)氏、NIK氏、いわた氏、谷本氏、安達氏でプレイ。
このゲームではおおまかにいって、ボード上に描かれた様々な都市に自社の航空会社を配置するフェイズと、都市チットを引くフェイズがあります。

自分の会社マーカーがある都市のチットが引かれたら、その配置にかかった費用と同額の収入が得られます。都市の配置にかかる費用は大都市程、多くかかります。

よって、大都市に配置できた人は、収入も多くなり、資金が少ない人は小都市しか設立できないため、貧富の差が激しいゲームです。

これを是正するため(?)に戦闘を仕掛け、他人の航空会社を乗っ取る事もできるのですが、戦闘には費用がかかるため、結局、一度しょぼくなった人は、とことんしょぼくなります。

今回その犠牲者になったのはNIKさんで、最後まで一度の見せ場も無く終わりました。

しかし、ゲーム自体は非常に好評でした。勝者の上野(貴)氏によると、税金のオプションルールが弱者救済になっているようなので、今度、このルールを採用してプレイしたいと思います。

麻雀
本日のサブタイトルは麻雀大会です。特にリーグ戦とか行うのではなく、手の空いた人がかわるがわるプレイしていました。

私もプレイしましたが、相変わらずのヘポぶりでした。極めつけはハネ満を一発でふった場面です。

対面からリーチがかかりました。マンズとソウズをずだ切りしたリーチで、私はタンピン三色指向のトップ目の親という状況でした。

ここで1枚切れてる東を放銃、リーチ一発七対子ドラドラを振ったのですが、これは大悪手でした。

手牌はまだリャンシャンテンで、東の他、初牌の白もある状態でした。七対子なら待ちはわからないとはいうものの、手材料では、ホンイツも狙える格好だったため、ここは現物の5万を切って様子見するのが正着だったようです。


アクワイア
午後6時頃、ご親戚の結婚式帰りのLocke氏が登場。早速1830かと思いきや、ホテルの門限があるそうで、やむなく断念、Locke氏の三種の神器の一つ、アクワイアをプレイしました。

Locke氏、ああああ氏、いわた氏、安達氏、上野(貴)氏、私でプレイ。

ゲーム開始するや、4−2−3理論や初期ホテル設立の法則など様々なテクニックを駆使して、大圧勝。2位にはああああ氏が入り、関東とのレベルの差を見せつけられました。

このゲームで学んだ作戦の多くは非常に参考になるものでした。先日行われたモノポリー大阪予選で世界チャンピョンの百田氏が、「強くなりたければ、知らない人、特に強い人と多く対戦する事が重要です」とおっしゃってた意味が少しわかった気がします。

モノポリー
NIKさん、安達さん、慶田さん、上野(貴)さん、私でプレイ。

ダークパープルが出揃ったところで交渉開始。上野(貴)さんは、ダークパープルを揃えたかわりに2件目のレッドとグリーンを放出しましたが、これはやや気前よすぎたようで、NIKさんが優勢。

その後、3枚目のレッドを引いた上野(貴)さんは、またNIKさんと交渉。レッドの3枚目を揃わせるかわりに、グリーン2枚とライトブルー1枚を貰いますが、NIKさんはやっかいなグリーンを処分できた上に、オレンジを残して大満足。

この時、私のライトブル−を安達さんに放出すれば、安達さんは上野(貴)さんのダークブルーとツーペーになるため、是非とも交渉したかったのですが、4件目の鉄道+オレンジ+現金$200が高すぎたようで交渉が決裂してしまいました(現金の追い金なしならまとまっていた)。

結局、安達さんは、悪魔の誘いに乗って、NIKさんからオレンジを購入して、慶田さんとオレンジと鉄道のツーペーがまとまり、私は泣く泣く上野(貴)さんや悪魔と交渉してライトブルーを揃える羽目になりました。

こんなモノポリーをやっていては勝てるはずもなく、悪魔の経営するケンタッキーの家3件でライトブルーが更地になった後、ピンゾロでインディアナ通りに入って破産しました。

勝ったのは、もちろんNIKさんでした。(非常にくやしい・・・)


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