マジックバリエーション

今、ボードゲーム界で一番人気のあるゲームといえば、MagicTheGathering(以下マジックと称す)ではないでしょうか?
 私も、マジックには今から2年程前(地震の後)どっぷりとはまりました。RevisedEditionが消え、4thEditionが発売され、そろそろ足を洗おうかと思った矢先、友人の鈴木氏と他愛のない話をしていた時にふと思いついてしまった以下のマジックのバリエーションによって、さらにマジックにはまっていきました。現在、マジックからは完全撤退している私ですが、このバリエーションをプレイしたいがために、カードを買い続けている次第です・・・。


マジックバリエーション


インディアンマジック

 皆さん、マジックのブースターを買った時、どのようにしてカードを見ますか?
 私は一人で開ける時は、まず後ろから11枚のコモンを抜き取り、コモン→アンコモン→レアの順で見ていきます。 
 これから紹介するインディアンマジックというのは、仲間同士でブースターを開ける時に行うのに最適なゲームです。デュエルの前のウォーミングアップとしてお楽しみ下さい。
 適当な方法で順番を決めます。自分の番の人は、ブースターからレアカードを裏向きに抜いて、(インディアンククの様に)額にカードを付けます。

公開者は、そのカードを見た仲間の反応・感想から自分のレアカードをあてるというものです。
 例えば、左の例だと、「Sorcerress Queen」を見た出題者は、「Sorcerress Queen」からダンシングクイーンを連想して、アバ等のヒントを出すわけです。
 これらのヒントはメンバーによって大きくかわるでしょう。将棋好きの人なら、「Chess」なんてヒントがでるかも知れません。
メンバーによって様々に楽しみ方ができます。
 また、このインディアンは、同じメンバーで繰り返し行うことで、ヒントが進化していきます。先程のアバのヒントを出したメンバーで、また「Sorcerress Queen」が登場した場合、アバは既に出題済みのため、別のヒントが要求されるでしょう。アバから発展するも良し、別路線に走るも良しです。
 このようにして我々の間で一番進化したカードが、「Reverse Damage」で97/5/26現在、きんさんぎんさんが定跡となっています。これは、きんさんぎんさん→通販生活→カタログハウス→筒井康隆→作家→サッカー→Jリーグ→ジェフ市原→ジェフ君→松田聖子の恋人→松田聖子に似ている「ReverseDamage」の11手詰めとなります。

 メンバーが初心者やマジックに興味がない人の時は、連想ゲームとしてやってみるも良し、ピクショナリーやバルバロッサのように、絵を描いたり粘土で楽しむも良しです。
 マジックは「デュエルする楽しみ」、「トレードする楽しみ」、「デッキ構成の楽しみ」の3つの楽しみ方があると言われますが、これに「ブースターを開封する楽しみ」を加えてみてはいかがでしょうか?


競技用インディアンマジック

 基本的には、前述のインディアンマジックと同じで、これを多人数でプレイするものが、競技用のインディアンマジックである。2人でプレイする場合、ヒントを出して当てるだけなのであるが、多人数の場合は、プレイにメリハリをつけるため、カードを当てるという目的の他に、いかにしょぼいカードを引くかという事に重点を置いたポイント制ルールを採用している。 最新の得点表(Ver2.02)はこちら。


マジックハック

 イタリアのカードゲーム「クク」をマジックのカードで再現したものです。ククのルールについてはこちら。
 ククはシンプルですが、大変盛り上がるゲームです。多人数向けゲームの最右翼ではないでしょうか?
 最近はリメイク版も発売されたようですが、相変わらず入手が困難なのが実状です。そこで、マジックのカードで代用できないかと考えたのが、このマジックハックです。
  マジック対応表はこちら。

 ククはハックで代用。馬や家はそのままです。0〜10はアーティファクトのキャスティングコストに対応させています。これを作成したのは2年位前のため、もっとぴったりのカードがあるかもしれません。各自のカード状況に応じて、マジックハックのデッキ編成をされてはいかがでしょうか?
 


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