KGC通信

Acquire
今日は、動かなくなったノートパソコンの修理に日本橋に寄ってから、KGCへ。着いてみると湖さんの声が。「」をやらんとあかんわいと思っていたら、丁度、場が立つところでした。しかも、鮎川さんまでいるではないか。今日、私が忘れた定期入れを取りに家に戻っていたらできないところでした。

ラグザーを建て、フェスティバに吸収させ筆頭に躍り出た鮎川さんは、札びらでインペを買いに走ります。アメリカがインペにくっつき、ますます繁栄。ゲーム終了時に残った3大チェーンのうち、2つ(それも高いところ)の筆頭株主の鮎川さんが圧勝。実力の違いを見せつけました。

以下は、感想戦での鮎川さんの弁です。

湖さんのアメリカ設立でスタート。近所にタワーを建てた私と二人で株の買い合いですが、他に誰も買いにきていない上、潰す牌を持たない二人は過剰投資。

田舎にコンチを建てたbone5さんですが、岡嶋さんが取りにきたため防衛。高いコンチなので、すぐ吸収できる牌をbone5さんが持っていない以上、4株以上投資する必要はない。

鮎川さんをみかけたら(最近関西出没率高し)、とりあえずアクワイアに誘いましょう。確実にワンランクアップすると思いますよ。


動物探し
ぺいるG画伯のお気に入り、カルタ取りゲーム。

不敗神話を続ける、ぺいるGさんの連勝街道を止めるべく、鮎川さん、湖さん、岡嶋さん、bone5さんが立ち上がりました(bone5さんは本当に立っている:写真)。

苦手の私とれふくんは抜けて観戦ですが、端から見ていると、以外と正解がわかるもの。このゲームお手つきしても、一回休みだけなので、対象外の色を見つけ出し、山勘で札を取っても良いのかな等と思いました。

勝負の方は大混戦で、勝ったのは1枚差で岡嶋さん勝利。ぺいるGさんの不敗伝説は幕を閉じましたが、このゲームは上級ルールもあるので、ぺいるGさんの逆襲があるかも知れません。

サバンナ
骨折プランドの名作、サバンナです。このゲームも様々なマイナーチェンジを経て、やっと現在の形に落ち着いた感があります。何回ものテストプレイのおかげか、完成度もかなりのもの。市販ゲームと比べても遜色ありません。

以前のバージョンでは、極端なプレイ(チップばかり集める、動物タイルばかり置く)が非常に有利になる傾向があったため、それを是正したのがこの形(ファイナルバージョン?)だそうです。具体的には、ゲーム終了時の決算に、ブッシュ数から算定するようにした事らしいです(ブッシュの数が7〜8個が一番高得点になるように設定。JAGAゲーム大賞のポイント算定方法に類似)。

私はいつもチップ蒐集派だったのですが、チップを集めた所で所詮は第2チップ主までしか得点が無いため、今回は動物タイルを置く、プラグマティズム戦法(意味不明)を採用しました。

今回、私はこの戦法を採用するにあたり、チップ競合が起こるようにし向けようとしました。おいしいチップがあれば、当然皆それを欲しがるわけで、チップ蒐集に手をかけさせようとするのが狙いです。私の手許には、幸いシマウマタイルが山ほどあったので、ターゲットはシマウマです。

しかし、私が事前にこのゲームのポイント計算はやや特殊で、集めれば集めるほど得点が貰えるのではなく、3位以下は紙クズ扱いになりますよと説明したのですが、案の定ぺいるG夫妻が間違えて、シマウマの単価を上げるため、シマウマ置きに専念し、チップをほとんど取りません。

結局、取られるチップはサイとシマウマだけで、それも数が少ないという、私にとっては最悪の展開になりましたが、ブッシュ数がたったの4つというのに救われて、私が逃げ切ることができました。

今回の展開でも私が勝ったという事は、チップ側にとってはかなり勝ちにくいのではないでしょうか?。今のままでも充分おもしろいゲームではありますが、抜本的なルール改革(取ったチップ数だけ得点がもらえるという方法の方が自然ではないかという気もします。


PFUSCH(手抜き工事)
粘土を使って、ビルを建設するゲームですが、終了時、より多くのビルをより手抜きで作った人が勝ちというとんでもないゲームです。

用意された鉄筋は9個。建設するビルは12階分で、必ずどこかで鉄筋を入れないビル(手抜き)を建設する必要があります。手抜き工事がバレると、ビルは取り壊しになるため、ワイロを贈り査察を免れようとしますが、ワイロを贈るのが発覚すると、その人のビルは真っ先に査察対象になるので、タイミングが重要です。

メンバーはbone5夫妻、ぺいるGさん、私の4人です。

このゲームで建てられるビルは4階まで。査察対象はその時の最上階だけなので、一度ばれなければ、もうお咎めはありません。ただ、ばれた場合そのビルが全て取り壊されるため、1階を建設時にバレてもさほど痛くはありませんが、4階建設時にバレると、致命的です。ですので、下は手抜いて、上は鉄筋を入れるというのが基本的な戦略になると思います。

ぺいるGさんは、画伯というだけあり、太陽の塔のような前衛的なビルを建設、bone5さんは茶巾寿司のようなビルを建てます。

私とぺいるGさんとbone5さんで牽制し合いすぎたのが災いして、着々とビルを建てた隈河さんが勝ちました。ぺいるGさんは3階建設時に取り壊しを喰らったのが響いたようです。bone5さんは前科3犯で失格しました(しょぼー)。

久々にプレイしましたが、古さを全く感じさせません。名作だと思います。


Genius Rules
親プレイヤーがルールカードに従ってカードをプレイしていき、子がそのルール(規則性)を当てるゲーム。エリューシスというカードゲームを元に作られた作品(らしいです)。

カードは赤・青の2種類にそれぞれA、T、L等の数字が書かれています。ルールカードには、「赤A」「青A」「赤L」「青L」「赤A」「青A」・・・(繰り返し)等と書かれており、親から順番にカードをプレイしていきます。

子はルールが分からないため、自分のプレイするカードが正しいかどうか分かりませんが、正しいと思えば、一番最後にプレイされたカードの横に、間違っていると思えば、下に並べます。親は、その並べ方が間違っている場合、修正します。間違えたプレイヤーは山からカードを1枚取らされます。

自分の手番に規則性が分かったプレイヤーは、わかった旨、宣言して、残り手札を全て並べていきます。手札が無くなるまでカードを並べ、親に咎められなければ成功です。

クルーのように、宣言に失敗したら、そのROUNDは抜けなければなりません。親番の使命は、いかにバレないかです。ルールカードは気に入ったカードが出るまで変更できるので、バレにくそうなものを選びます。しかし、4ROUNDプレイして、見破られなかった事は一度もありませんでした。流局に持ち込むのは、かなり難しそうです。

ルールカードが少し易しい気がしましたが、騙した時の快感は格別で、是非またプレイしてみたいです。ついでに、オリジナルのエリューシスもプレイしたいと思います。エリューシスは普通のトランプでできますし、私の推薦本である、筑摩書房「面白いトランプゲーム」(松田道弘 著)等にもルールは載っているので、今度プレイしてみよっと。


テリトリー
記念すべき、骨折ブランド第一作。ですが、ルールを聞いても思い出せない。確かにやったはずなんだけどなあ。制作者自身がルールを確認していながらプレイしていたので、私が忘れているのも当然でしょうか。

カードは6色。自分の色(シークレットカラー)の得点を多く集めるゲームです。

手札から順番に10個あるカードパイルの数字に対応したカードをプレイしチップを置いていくのですが、決算カードをプレイした時点で、山の一番上にあるパイルの色に得点が入ります。

各パイルには、同色では1種類しかカードが存在しないので、他人のカードを先に置くのが定跡です。しかし、そういう時に限って、決算カードが出る可能性があるからゲームは難しい。

運悪く自分のカードが隠された時等に使用するのがイベントカードで、捨てられたカードをパイルに戻したり、チップを3枚置いたりする事ができます。

自分の色は他人に知られないようにプレイしていくのですが、皆ぺいるGさんのあからさまにプレイに刺激されたのか、隠密行動は2〜3巡まででした。

私は最後ROUNDで、れふくんと一点差。最後の決算カードを持って、キャスティングボートを握ったぺいるGさんは、前巡にお仕置きされた仕返しに、れふくんの色を殺して決算。私が繰り上げ勝利となりました。自力Vじゃなかったのが心残りでしたが、勝ったので文句は言わない事にします。



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