関JAGA通信(00/01/08) 第28号

Cafe International
カラフルで綺麗なイラストの席取りゲーム。新入会員の方2名と大阪出張中の安達さんを交えてのプレイです。

昔は入手難ゲームで、ほとんどプレイする機会がなかったのですが、再販され、こうして手軽にプレイできるようになったのは非常に喜ばしいことです。

このゲームの醍醐味は、終盤戦です。序盤はとりあえず高得点を狙っていけば良いのですが、手詰まりになってくると、マイナス点を喰らいながらタイルを置かなければなりません。手札を減らす作戦も諸刃の剣で、手札や場の流れを読みながらプレイする必要があり、見た目とは違って、結構シビアなゲームと言えます。

安達さんは、序盤から快調に飛ばし、手札も順調に減っていきました。私は安達さんだけをマークして、何とか着いていく展開です。プレイできないタイルが出始め、終盤戦が見えてくると、プレイヤーは傷の浅いうちに処分しようと、ボード中央にあるカウンターにタイルを置き出しました。

手札の少ない安達さんは既に余裕手が無く、-10点に置く事を余儀なくされました。私は最後の余裕タイルを置いてゲーム終了。2点差で安達さんを捲り、新年初ゲームで勝利。幸先の良いスタートを切る事ができました。

久々にプレイしましたが、初心者から上級者まで楽しめるゲームで1家に1台ゲームだと思います。


ドラダ
ラベンスの定番的なスゴロクゲーム・・・なのですが、今回私は初プレイ。べいるGさんは、凄く不思議そうな顔してましたが、私はそんなにゲームやってないんですよ実際。

メンバーはカフェと同じ。このゲームはスゴロクですが、先にゴールすれば良いのではなく、遅くゴールする事を目的とするゲームです。道中には、落とし穴や強制ゴール等のマスがあり、ゲームに変化をつけています。移動先に他人の駒があれば、それに乗っかり、下の駒が動けないというルールは、最近ではロータスにも採用されているルールです。

私は4つある駒のうち、3つが落とし穴にハマリ、他人の移動を助けたばかりか、唯一のゴールは強制ゴールマスに進まされたもの(それも一番最初に)で、最低得点の10点でゲーム終了となりました。

勝ったのは安達さんで、ほとんどリスクらしいものも無く、ぶっちぎりでの勝利となりました。安達さんの独走を防げなかったのは私が弱すぎたからに他なりません。 なかなか面白かったので、今度は不破さんあたりとやってみたいですね。


CHEZ GEEK
スティーブジャクソンのカードゲーム。テストプレイという事で特濃メンバー限定ゲームになりました。メンバーはbone5さん、MIZさん、戸田川さん、私です。

各自、いろんな職業になって、決められたポイントを獲得すれば勝ちになります。このポイントを獲得するには、「自分の部屋に客を呼ぶ」、「物を買う」、「寝る」「食べる」等さまざまです。

プレイヤーがどの職業になるかはランダムですが、イベントによって、転職する事も可能です。職業によって当然収入も時間も違います。収入が多い方が有利ですが、その代わり時間がありません。資金のある人は、高価な買い物をしてポイントを得るでしょうし、プー太郎は、時間はあり余る程あるので、金のかからない事を多数こなして、収益を得ます。よって、ゲームバランスは取れてるといえます。

自分の部屋に呼ぶ客の中には、招かざる客もおり、戸田川さんに送り込まれたHungryGirl「食べ物を食い尽くす」のせいで、私のポイントカードをムシャムシャ食われました。食べ物が無くなると、他のプレイヤーの所にいってまた食い尽くしていきます。

しかし、何といっても一番凶悪なのが、You are fired(おまえはクビだ)カードの存在です。このカードを出されると、何かの職にありつくまでは、勝利条件が無いため勝つ事ができません。しかも、職にありつくカードが少ないので、次回プレイ時は何らかのルール改正が必要だと思います。

まあ、上述した問題の他、日本語版で無いので英語力が必要になる等の問題はありますが、とにかくイラストが綺麗ですし、マニアには充分楽しいゲームだと思います。


ホーン岬
帆船航海ゲーム。止まったタイルに描かれた指示通りに船を進めていき、3種のマーカーを集めるか、ゴールに辿り着いたら勝ちになるゲームです。

タイルはまっすぐ進むものもあれば、全方向に進むもの、バックするものいろいろです。当然、自分の進む所には良いタイルを置き、他人のマスにはショボいタイルを 置こうとします。

しかし、足の引っ張り合いばかりしても勝てないのも事実です。邪魔は他人に任せ、進路が同じ谷本さんと当面は強調戦線でゲームを進めていこうと考えました。

序盤、アウトコースを回らされ苦しい展開になりましたが、強調がうまくいって、だんごレースになりました。

このゲームでは、各自ポイントを消費して「タイルを山から追加補充」、「風に逆らって進む」、「もう一度進む」等の行動ができます。私はこのうち、もう一度進むのが有効と考え、ポイントを蓄えて、再発進を多用し、好ポジションをキープしました。

当然、近藤さんや半田さんから、お邪魔タイルを置かれましたが、半田さんのバックに回って、半田さんの置いた良いタイルを逆に利用し、マーカーを集めてゲーム終了。なんとか勝つことができました。

なかなか面白いゲームでしたが、ギャラリーの話だと、このゲーム、タイルに書かれた移動力はMUSTだそうです。我々はMAYだと思ってプレイしていましたが、MUSTが事実だとすると、かなりヌルいルールでやっていた事になりますね。今まで時間が掛かりすぎる、終わらない等の理由で評価を落としていました。マニュアル記述が曖昧でどっちが正しいかわかりませんが、敬遠していた人は今回のルールでやれば、大化けするかも知れません。



新年ゲーム会(ゴルディアス)
新年恒例の創作ゲームシリーズ。全員が輪になって、等間隔に結び目が入ったヒモに、持参のキーホルダーを吊してゲームスタート。結び目を緩めて、自分の右隣に結び目を送り込むゲームです。

これだけの説明ではわからないかも知れませんが、やってる本人も実際のところ、全くわかりませんでした。ゲーム開始後もどうすれば、結び目を送り込めるのか悪戦苦闘する人が多く、得点を取れたのは3人だけ。

練習プレイがなく、ぶっつけ本番になったのも難易度が高まった一因でしょう。私のような不器用な人間には、ちょっと辛かったです。


新年ゲーム会(仲間はずれフラッシュ)
司会者に出題された言葉の中から、仲間はずれと思う言葉を選択します。その言葉を選択した人の多数決を取りますが、以降の得点計算方法は通常のフラッシュと同じです。

例えば、「えんぴつ」「シャーペン」「ボールペン」「マジック」という単語が出題されていたとします。要は、皆が仲間はずれと感じてくれるものを選択すればよいのです。私なら「えんぴつ」かな(平仮名だから)。

「なし」「リンゴ」「バナナ」「モモ」「オレンジ」・・・という問題の時、私は上記理論に基づいて、「なし」を選択。しかし、大多数回答は、私が一度書いて消した「バナナ」。理由を聞くと、種があるだのないだのと、高度な回答。平仮名かカタカナかが一番わかりやすいと思うのですけどね。ただ、「なし」と回答した少数派の顔ぶれをみると、不破さん、谷本さん、鮎川さんなど、濃い人が多かったのが唯一の救い(?)か。

フラッシュのバリエーションとしては充分通用するパーティーゲームでした。戸田川さん、お疲れさまでした。


新年ゲーム会(ゲームラックオー)
事前に配られた、所有ゲームアンケートに基づき、会場内全プレイヤーの所有ゲーム数の順番を当てるゲーム。ラインナップは「花札」「6ニムト」「モノポリー」「アクワイア」「人生ゲーム」「カロム」「投扇興」「バックギャモン」「ポケモンカードゲーム」「麻雀牌」でした。

私は、如何に関JAGAといえど、半数位は普通の人だろうという予想のもと、「麻雀牌」「花札」「モノポリー」 「人生ゲーム」「アクワイア」「6ニムト」「バックギャモン」「ポケモンカードゲーム」「投扇興」「カロム」の順にしました。

34人に聞いた結果は、こうです。


自分の好みを殺し、なるべく一般的なゲームを上位に選んでみたのですが、ガーン。やっぱり人生ゲームなんて誰も持ってなかったんやー。アクワイア半数以上が持っとるんかい。ニムトって麻雀よりメジャーなんか?等、私の予想は大きく外れてしまいました。

新年ゲーム会(数字でダービー)
出題者が適当な範囲の数字を言い、回答者は、自分が選んだ数÷選択した人数が得点になります。つまり、みんなが選びそうにない数字を選択するゲームです。

第一問は1〜50。私の選択した47はめちゃめちゃ多かったです。48、46、44等は1人しかいなかったのに。これは、複数になった時、割り切れない数が切り上げになるルールがあるので、皆素数を選んだようです。しかし、よくよく考えてみれば、そんな1点を考えるかあ?。いかに単独になるかを考えるべきでしょ。

他にも、何故か26点がバッティングしたり、思惑は似ていたようです。

最後の問題50〜60でも、真空地帯や単独の数字がありました。裏をかくのって難しいですね。

NIKさん優勝!!
優勝したのは、本命中の本命、NIKさんでした。スタッフとしては、意外性がある人に優勝してもらった方が良いのですが、今回のNIKさんは、ミスらしいミスも無く、各ゲームで安定した得点を獲得し、まさに順当の勝利でした。優勝商品はダイスゲームのSTACKでした。おめでとうございます。

尚、2位は安達さん、3位は神谷(かみや)さん、ブービーは三島さんでした。


次回の関JAGA通信は、次回例会 2月 6日(日)以降、気が向いた時に発行予定。


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