石山ゲームパーティー報告(99/05/04) 第2号

GW中に開催された石山ゲームパーティ。WGG合宿に参加していたため、私は5/4のみ参加してきました。4日のメンバーは、永井さん、森田さん、白髭さん、不破さん、谷本さん、いわたさん、私の7名です。

BAKSCHISCH
トルコの王位継承争いゲーム。一番はやく宮殿の玉座のもとにたどり着いたプレイヤーが勝ちになります。永井さん、白髭さん、不破さん、私でプレイ。

タイトルを聞いた時、「こんなゲームあったっけ?」と思いましたが、メビウス便の創世記に良くプレイされたゲームでした。当時、ニギリ(入札)に使用する盗賊ゴマの形状が、ウ○コに似ている事で盛り上がった記憶があります。

自分の駒を進めるには、入札で勝たなければなりませんが、そのうち資金ショートに陥るので、どこかで盗賊ゴマをニギります。ニギッた人の中に盗賊ゴマがあれば、その人がニギッた資金を奪う事ができます。但し、盗賊ゴマが複数あったり、ニギリの額が少ないと、稼ぎが少ないのでニギるタイミングが難しい。

永井さんと白髭さんが飛び出し、私と不破さんが後方から追いかける展開。ボード最上段に上りきると、盗賊ゴマを使用できないため、資金がないと、ニギリに勝つことはできません。

ゲームも終盤、永井さんと白髭さんが玉座に到達し、私と不破さんが追いかける局面です。永井さんと白髭さんは、もう上がるためのセリをする必要がないため、1枚ニギれば良いと思っていたのですが、不破さんは2枚ニギり。不破さん曰く、「ライバルは一人でも少ない方が良い」との事。俺とした事がぬかったわい。

ゲームは最後、白髭さんがセリで最下位になり玉座から転落したため、永井さん勝利となりました。

教訓:信用できるのは自分だけ。

KLUNKER
最近の定番ゲームのひとつ。永井さん、白髭さん、不破さん、私の4人プレイ。

永井さん白髭さんが初プレイで私がインストです。説明が難しいゲームですが、ボナンザに似ているゲームなので、公開する事を畑に植えるとか、換金を刈り取る等と表現すると良くわかってもらえました。ゲーム慣れした人には有効な方法だと思います。

1種類だけ公開するのは、相手がおいしすぎるという事で、1枚不要カードを付けてショーウィンドウに展示するのが最近のトレンドですが、こういう時に限って裏切り者が登場(笑)し、こちらの畑に植えさせられる羽目になるので注意が必要。自分では2種類は公開する覚悟で手札を回していくのが良いのかなあと思っています。

私と白髭さんが僅差で勝負していましたが、白髭さんはレアなライオンを換金できなかったのが大きく私が辛勝しました。


タイムボム
ボードウォークで広く遊ばれているカードゲーム。ククやノイのように大人数でプレイするのが楽しいパーティ系ゲームです。

ゲームの内容ですが、爆弾が爆発した時に爆弾カードを持っていたら死亡。爆弾は山札が枯れるか、時計カードが5枚プレイされると爆発します。

5ライフを失った人が負けになります。山札が枯れてゲームが終了した時は、時計カードを持っている人も死亡になるので、一気に2ライフ(手札は2枚)失う可能性もあります。

初めは爆弾1枚でプレイしていましたが、ヌルいという事で、爆弾2枚プレイです。

時計カードが場に少ない時は、手札に爆弾を抱え、誰に付けてやろうか考えているのですが、時間が過ぎるにつれ、爆弾カードが飛び交い、タイトル通りのドキドキ感が味わえます。

爆弾カードは「レフトカード」や「ライトカード」(全員が1枚カードを左右のプレイヤーに渡す)で移動しますが、谷本さんのように爆弾を温存するプレイヤーがいるので、そういう人からは「交換」カードでカードを奪ってやりましょう。

7人プレイで5ライフは多すぎたようで、結構時間がかかってしまいましたが、数少ない多人数で楽しめるゲームでおもしろさもククやノイに匹敵すると思います。


TIM & STRUPPI
ほのぼのとしたボードからは想像つかない、(田中邦雄さん曰く)神経衰弱とクルーを足したようなゲーム。永井さん、白髭さん、私でプレイ。

犯人と犯行場所を先に見つけた人が勝ちになるゲームです。ゲーム開始時、犯人の特徴カードと犯行場所カードを封筒に入れてゲームスタートです。

まず結論から言うと、クソゲーです(笑)。

13箇所ある家のマスに止まると、12枚並べられたカードのうち一枚こっそり見ます。要は全部見ないと犯行場所がわかりません。家のマスと12枚のカードは対応していないので、家と家の間隔が近いところを何往復もする裏技が使えます。

犯人はSOLCHE STROLCHEのように、封筒の中の犯人カードの特徴を持ち合わせない人が犯人です。

犯人にしろ、犯行場所にしろ、このゲームでは一切メモはとれないので、無口にプレイせざるを得なくなります。まあ結局はスゴロクゲームなのですが、何故クソゲーなのかといえば、ゲームバランスを崩壊させるシャッフルカードの存在です。

シャッフルカードは犯人の特徴を決め直すカードです。今までの地道な操作は何だったんだと、思わずツッコミたくなる凶悪カードで、このカードがあればゲームが終わらない事が判明したため(3人共記憶ゲームが苦手)途中でリセットとなりました。

子供向けのキャラクターゲームにムキになってもしょうがないのかも知れませんが、一応ラベンスですし、ある程度のレベルは保って欲しいと思います。


BALLAST
ジェンガ系ゲーム。3種類の棒を抜いていき、音がしなければOK。黄色1点、オレンジ3点、茶色が5点で、先に10点取った人が勝ち。

単純ですが、なかなかおもしろい。永井亭はアクションゲームが充実しているので、ちょっと息抜きにプレイするのに最適だと思います。


だるまさんがころんだ(タイトル不詳)
これまたジェンガ系ゲーム。一番早く手持ちのダルマを無くした人が勝ち。

スイッチを押し、「だるまさんが転んだ」と音声が流れている間にダルマを積みます(写真参照)。

積んでいる間に”転んだ”までしゃべり終えられたり、山を崩すと失敗になります。

スイッチを押してから、「だるま・・・」としゃべり出す時間や、音声のスピードが不規則なので予想しずらい作りになっているのは見事です。

この機械、かなりシビアにできていて、「ちゃんと積んでいるやん」と思っていても、「だ〜め」としかられて不成功に終わり、納得がいかない事もありますが、そこはご愛敬。

子供向けゲームでも、手は抜いていない良作だと思います。


ゲーム公開

これが、永井亭にあるゲームです。現在引越中という事で、これでも一部というからすごい。永井亭のゲームは、絶版ゲームや懐かしいゲームが多数あるので、今までやった事がないゲームをプレイしてみたい方は一度行かれてみてはいかかでしょうか?


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