1998年 5月 2日inNIK家

前回の1830プレイから何と5ヶ月ぶりの対戦となりました。今日も1830をプレイするという雰囲気ではなかったのですが、集まったメンバーがNIKさん、平野さん、谷本さん、私とくれば、「babu-さんを召喚してやりますか」という結論に達するのも時間の問題だったといえるでしょう。

プライベート会社

氏名 会社1 会社2 購入1 購入2
上野 宏之 D&H   76  
babu- 和典 C&SL SVR&N 40 20
平野 寿光 M&H   115  
NIK 真一 C&A B&O 195 220
谷本 聡        
babu-さんは、いきなり馬をワン。どうせC&A購入でビッドが入るんだから、確実に馬を取っておこうという手で最近流行の作戦です。

NIKさんは、ここでC&SLを購入するのは一番不利と判断(正着)し、C&Aにビッド。平野さんはM&Hに$115、私はD&Hに$76でビッドしました。

谷本さんは、このままC&Aを$165で渡すわけには行かないため、C&Aをリビッド。babu-さんがC&SLを定価購入しました。この結果、私と平野さんが、D&H,M&Hを購入。C&Aは谷本さんとNIKさん間のビッドの結果、NIKさんが$195で購入しました。さらにNIKさんはB&Oを定価購入して、年金生活モードに入りました。

プライベート会社の購入は、皆の主張が通った形で特に有利・不利は無かったと思いますが、4社設立が見えているので何も購入できなかった谷本さんが苦労しそうです。

【序盤】
平野さんはおいしくPRRを$67で設立。私は普通ならNYNHなのですが、たまには変わった事をやってみようとB&Oを設立。谷本さんがNYNH、babu-さんがB&Mになりました。

4社設立という事もあり、私はB&Oですが、2列車を2本に抑えました。以下、PRRも2列車2本、NYNHが2列車2本、B&Mが2+2+3となりました。

次の運営ラウンドで私は、3列車を3本購入するいわゆるアートオブB&O戦法を採用。PRRが3+4を購入し、NYNHは2列車が一度も走らず廃車となる苦しい展開になりました。早くも中盤戦に突入です。

【中盤】
運命の第3ストックでは、通常ほとんど会社が設立されるのですが、NYNHは無配が響き、平野さんは4列車購入でM&Hを吸わせる事ができず、私も資金不足で設立ができません。まず動いたのがbabu-さんで、NYCを$82で値付けを行います。NIKさんは通常ならC&Oなのですが、私の予想通り、babu-さんのNYCを上げに行きました。babu-さんは、NYCの設立価格を高めに設定しすぎたか、B&M株を売却せずにはNYCを支えられないため、B&Mを谷本さんに渡してNYCを支えに行きました。

NIKさんは、NYC株を全て売却し、谷本さんのB&Mに照準を合わせます。NIKさんとしては、仮に乗っ取りできなくても、その時はC&Oを設立したら良いだけなので非常に気が楽です。うまく乗っ取りできた場合はC&Aを所有しているので、無配続きでも$320の収入が約束されているため、その資金で次ラウンドに新規会社を設立することが出来ます。結局、谷本さんはB&Mを支えきれず、NIKさんがB&Mを乗っ取りました。さらにプライオリティーはNIKさんにあり、NIKさんがやや有利という状況です。

運営ラウンドでは、私は3列車3台でひたすら配当を続けます。平野さんは、3+4で配当を続けますが、babu-さんは場に残る4列車の数を増やそうと、平野さんから定価で3列車を購入しました。平野さんはこの$180の収入で、PRRを配当しつつM&Hを吸い取ることが出来たのですが、何故かこれをしませんでした(敗着)。

【終盤】
次のストックで、NIKさんはC&Oを$100で設立し、平野さんは$67でERIEを値付けしました。私はB&O以外の株を全て売却した上でさらにB&O株を1株売っても、現金が$507しかないため、CP$100値付けのみ行いました。私と平野さんが共に値付けをしてきたため、babu-さんがまず平野さんのERIEを起こしにきました。babu-さんはERIEの株価を落とした後でCPを起こしにくる作戦と思われましたが、平野さんがあっさりERIE防衛を放棄したため、babu-さんは優良会社2社経営となりました。私としてもCPの株価が守られたのは大きかったです。

運営ラウンドで、NIKさんはC&Oで4列車を購入した後、B&MでC&Oの列車を購入し、C&Oで5列車2本を抑えましたが、これは場の流れを早める一手で破産終了の可能性が高くなる疑問手でした。私はCPでB&Oの3列車を1台購入して、B&Oに全額資金を預けます。CPは路線を形成せず、誰かが破産するのに期待する作戦です。

babu-さんが6列車を購入し、私がB&Oで6列車を購入。平野さんが下取りディーゼルを購入しました。列車のない谷本さんは、このまま続けても勝ち目がないと判断して、山に線路を引いて$120の散財を行い、$21足らずの選択をしたところでゲーム終了。前半の貯金がものをいって私が$1差(!)でbabu-さんを振り切り勝ちました。

【まとめ】
今回の1830では、NIKさんの田部井さん風の戦略は結果的には実を結ばなかったものの、その威力は充分に発揮されました。谷本さんが破産したためゲーム終了になったわけですが、この戦法を使うなら、途中破産者がでないように場の雰囲気をコントロールする必要がありそうです。

【成績】

  10 プレイヤー資産表(98/05/03 inNIK家)        
    PRR NYC CP B&O C&O ERIE NYNH B&M      
順位 氏名/株価 67 71 70 120 90 69 10 40 株式 現金 合計
1 上野 宏之 2 1 5 6     1   1285 235 1520
2 babu- 和典   6     3 5   2 1121 398 1519
3 平野 寿光 6 3   2   1     924 300 1224
4 NIK 真一         6 1   6 849 273 1122
5 谷本 聡             3   30   30

トップページへ戻る  1つ上のページへ戻る