SGCスピンオフ平日ゲーム会(2019/10/25)

Tramways [BGG]

急遽開催が決まったSGCスピンオフ企画の平日ゲーム会in秋葉原です。YOKさん、たまさん、私の3人。たまさん初プレイ。

今回は特にルールには記載されていないものの、初期マップのカタン方式ドラフトにしてみました。

オリジナルのマップでも十分面白いのですが、せっかくモジュラーボードになっているので、これを組み合わせることでいろんなマップを作り出すことができます。

初期Parcelの数はゲームの難易度にも影響します。というのも、今回は3人プレイだったので最低Parcelは3*4で12枚です。これ以下の配置は禁止されています。13枚以上のParcelはオークションデックにいきます。今回は16枚がゲームに登場したので、4枚がオークションデックに入りました。推奨構成だと15枚なので、標準より1枚多い構成は、たまさんが初プレイなので丁度良いでしょう。

今回はいろいろやらかしました。まずは初期のParcel選び。今回はいつもと違い、小さいリンクの地形が多かったので、鉄道員が重要だったのですが、ロケーション選びに注力し過ぎてしまい鉄道員カードを取らなかったため、路線不足に陥りました。

同様に目的地不足。ディベロップカードで引けばいいやくらいに簡単に考えていたのですが、一枚もねえし。また、建設カードで貰える効果も考慮しなければなりませんが、できておらずカード構成がかみ合っていませんでした。

18EUをプレイする時、どのマイナーをビッドするかが重要ですが、このゲームでも同じくらい重要で、初めのドラフトを疎かにしてはいけません。

その後のプレイングもイマイチでした。初めのセリでは今回voidカードがあまり出なかったこともあり、無理して競らなくてもいいや、ストレスも食いたくないしという発想で積極的に競りに行きませんでしたが、やはりカード以上に盤面の位置取りとかを考えると、手番の重要性を強く感じました。

でそのあとも重要なミスが、建物建てた後のParcelカードで出せると思っていた事件とか同じ建物2回通ってるじゃん事件などやらかしまくりで、2回盆叩きをやる羽目に。いやあ2回もこんなことやってたら勝てるわけありませんね。

ということで、ゲームは終始計画通りに進めていたYOKさんの勝利。とりあえず具体的な3ACTIONのイメージをつかんでプレイしないといけないことを実感いたしました。

で今回プレイして感じたのは、いつもの通り結果はダメダメだったのはともかく、Tramwaysプレイ時の初期ボードの扱いですが、これはもうドラフトで決まりな気がします。マップが変わって新鮮味が増す上、状況に応じた戦略が求められることから、ゲーム性がはるかに向上しています。これを採用しない理由が見当たりません。

あと今回は採用できませんでしたが、カタン方式だったとはいえ、ボード選びとカード選び、それぞれもカタン方式にすべきでした。つまり、ボード選びの1番手はカード選びの後手番とすると偏りも無くなりそうです。つまり、ダブルカタン方式がおススメです(まだやってませんが次は採用予定です)。


Birdsong [BGG]

wingspanに触発されて作ったと思われる紙ペンゲーム。イラストがとってもきれいだったので早速ダウンロードしてみました。

基本的には2人用で、3人以上でプレイする時は協力ゲームになるのですが、対戦型の方が面白かろうと3人用にアレンジしました。

ゲームは5つのカラーダイスを振り、親と子がそれぞれダイスを取り、取った目に対応する所をチェック。チェックする箇所は、主に鳥でcommon bird(1点),uncommon bird(3点),rare bird(6点)があります。

common birdは、各色1〜6の数字が振られているので、比較的容易に取れますが、uncommon birdはダイス目7、rare birdはダイス目9必要です。

uncommon birdを取るには、common birdの同色縦3列をすべてチェックしなければなりません。チェックすると、以降その色のダイス目を+1〜2にすることができます。

同様にuncommon birdの同色縦2列をすべてチェックすると、以降その色のダイス目を+1〜5にすることができます。

鳥以外にはDawn Observationsという欄があり、こちらにもチェックが可能になっています。鳥の横列やDawn Observationsの縦列をチェックすることで、Preparationという特殊能力を行使する権利が得られます。

このゲーム、2人がベースになっていて、5つのダイスを親が3つ、子が2つ取るターンを交互に行うので、1ラウンド5アクション、5ラウンド制なので25アクションできます。私は3人用にして1ラウンド7アクション、4ラウンド目は4アクションにしました。

このゲームでは最初にチェックするだろうcommon birdは赤青が奇数、黄緑が偶数目しかありません。チェックできない場合はDawn Observationsにチェックすることになりますが、ここも2〜5しかないので、フィズる可能性があります。てか、だいたいが他人に利用されない目を残すのでフィズりまくりです。

なので序盤は1とか6の目が残りがちなのですが、縦列を揃えだしてから様子が一変。縦が揃うと、そのダイス目に融通が利くようになるので、いろんな事ができるようになります。common birdはチェックするだけで3点ですからね。このあたりから、高い目の需要が大きくなります。

そのため、いかに早く縦列を揃えるか、揃えるために何をすべきか、これが重要です。preparationの特殊能力も好きなダイス目に変えられるとか、common birdひとつチェックできるという穏やかなものから、チェックするだけで9点とか凶悪なものまであります。但し、凶悪効果のものを利用すると、それ以下の特殊能力がチェックできなくなるため、計画的な利用を求められます。温存し過ぎて凶悪効果を使えなかったり、逆に先に凶悪効果を行使してしまい、以降何もできなかったりと、使いどころが難しいです。

今回3人プレイでやりましたが、特段3人でも何の違和感もなく面白かったです。メーカーからの誘いもあるとか書かれているので、そのうち商品化されるかもしれませんね。

ちなみに、本家3人は協力ゲームになっていて親は回りますが、子は任意のプレイヤーが担当します。ラウンド中の変更も可能で得点は一番低い人の点を採用するルールです。

メンツによっては対戦型よりも協力ゲームとして、高得点を目指すのもありだと思います。またプレイしてみたいゲームです。



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