平日ゲーム会(2020/03/24)

Space Gate Odyssey [BGG]

人類の未来のために開発されたスペースゲートシステムを用いて太陽系外惑星に入植していくゲーム。HAL99さん、ちとさん、しのさん、私の4人。

まずは目を引くのがコンポーネント。特に奥にそびえる3段のタイル置き場がプレイをそそられます。

このゲームは惑星に人類を入植させてVPを稼ぐのが目的です。プレイヤーは手番に以下のいずれかのアクションができます。

・タイルX枚獲得
・人口X人増やす
・X区画移動する

流れとしては、タイルを獲得し、自分の地域に配置し、人口を増やし、テレゲートに移動して惑星に転送・・・という感じです。

各アクションはそれぞれX回実施できるのですが、このXはそこのアクションスペースに置かれた各プレイヤーの駒の数に等しくなっています。デカイのは2ACT、小さいのが1ACTできます。横濱紳商伝のパワー数みたいなものですが、大きく違うのは、手番プレイヤーだけではなく、そこに置かれている全員の駒がそれぞれアクションを実施できます!!!

なので、他人の駒ができるだけ少ないところのアクションを踏もうと思う訳でして、この嫌らしさがこのゲーム最大の魅力になっています(笑)。

獲得するタイルは3色3種類あり、下段は人口増殖用、中段は特殊能力、上段はテレゲートです。特殊能力系のタイルは主にアクション駒を増やすもので、特に序盤は有効です。テレゲートはここに人口を送り込み一杯になると惑星に入植し、VPを得ます。

獲得したタイルを配置しただけではそのタイルは活性化されず、人口を送り込まなければなりません。人口を送り込むためには移動アクションを行います。タイルは3色あり、移動は同じ色しかできません。例えば青で3ACTできる状況でも、START-青-赤-緑のような配置ではSTART地点から1マスしか移動できません。

そして活性化できると、なんとその人は死亡します(なんでやねん)。映画「CUBE」で初めて部屋に入った人が焼かれたりするようなものでしょうか(違うだろ)。なのでタイルばっかり取っていると、すぐに人が無くなってしまうので、人口を増やす必要があります。STARTタイルでも人口は増えますが、人口増殖用タイルを取って活性化すると、そこからも人口が増やせるようになります。

このゲーム何かの色に特化すると、そのアクションは多く出来る反面、他の人が入ってくれなくなるので、難しいです。とはいえレインボーにすると、アクション数自体が少なすぎてやりたいこともできないため、まずは上家のちとさんに合わせることに。そうする事で上家をけん制しつつ、様子見することにしました。

ところが、しのさんとHAL99さんが違う色に走ったので(そりゃそうだろ)、トレンドに乗り遅れるなとばかりに同調。結局はレインボー。

このゲーム後から思ったのですが、タイル配置がとてもとても重要です。というのも、移動力を極力抑える必要があり、そのためには人口が湧く場所の隣にテレゲートを配置する必要があります。これは必須と言えます。私は緑は隣接する場所に配置にできたものの、青と赤が2距離になってしまい、移動力が倍かかるようになってしまいました(敗着)。

そのため、緑に特化することを余儀なくされたのですが、それぞれの色毎に入植する惑星が異なっており、惑星毎にVPの計算方法も異なっています。なのでおいしい惑星に配置することが必要になります。緑の惑星は、結構しょぼく、独占したところで大した儲けになりません。一番おいしいのが青のテレゲートでこれを見越して効率的に配置したしのさんが勝利。お見事でした。

タイルの配置は各自の自由レイアウトなので、どの惑星に運ぶのが良いか、それを見切って効率的な配置をすることが求められます。私は目先の特殊能力欲しさに本質であるテレゲートと人口増殖地のレイアウトが非効率になってしまい惨敗。

これは後からじわっときますね。次回プレイ時はもっと効率的な配置を心がけたいです。良いゲームでした。以下にポイントを整理しました。




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