平日ゲーム会(2019/11/06)

Beggars and Thieves [BGG]

本日は平日会。HAL99さん体調不良につき、メンバーはハッチさん、NAOさん、私の3人。NAOさんが来るまで軽く1ゲーム。ハッチさん持ち込み。

シンプルなトリテで、スートは黒赤緑青で黒が切り札。互いに6つづつの山と手札4枚でスタート。

各山は上がめくれていて、上のカードをプレイすると下がめくれますが、下が何なのかは誰もわかりません。

手材料と場に見えている札で読みを入れていきます。各カードにはランクとは別に得点が書かれていて、取ったトリックの中の得点の合計で勝敗を決めます。

黒は14が最強。12と13が場にあったけど、次の手材料は9。なかなかかみ合わず、ほとんど狩られて惨敗。シンプルでとても良いですね。2人用としては非常に良く出来ていると思います。本格的なトリテが好きな人にはおススメです。

終わったところでちょうどNAOさん登場。


Taverns of Tiefenthal [BGG]

自分の酒場にお客を呼び込みVPを稼ぐゲーム。8ラウンドでダイスドラフトとバックドロー。クアックサルバーとガンツ・シェーン・クレバーのデザイナーだとか。ほのかに両ゲームの香りがします。

10枚の手札でスタート。うち7枚はお客カードで、席が満杯(初期は3枚お客カードがでる)になるとそこでドロー終了。次は4つのダイスドラフトをドラフトします。

個人ボードや今引いたカードにはそれぞれ何らかの効果があり、基本的には、「お金をもらう」「ビールをもらう」「ダイス改善」です。各自のボードに入手したダイスを割り当てていきます。その効果でお金やビールをもらい、それを元手にカードを購入します。これによりデッキが厚くなり、お客の出現をコントロールできます。

お金を得ることでできるもう一つのアクション、ていうか一番重要なのがアップグレードです。ボードで行えるアクションは初期は非力なのですが、お金を支払ってアップグレードすることで、パーツを裏返してアップグレードすることができます。アップグレードすると効果が強力になるだけでなく貴族カードがもらえます。この貴族カードはお客の1種なので、あまり喜ばしくはないものの、VPが10点と超強力です(ほかのカードはだいたい2〜3点)。なので、このゲームは貴族を集めるゲームと言えます。

あとひとつの得点源にはトラックがあり、2歩進むごとに何らかの効果(お金やVPやカード)があります。後半には貴族ももらえます。

やりたいことはいろいろあるけど、とにかく流れに沿ってやるしかないので、まずは手なりで。とりあえず2〜3金はだいたい手に入るので何らかのカードは獲得できます。獲得したカードは捨て札ではなく、山札の一番上に来るのはナイスな仕様です(購入したカードにもよりますが、お客カード以外を購入した場合、それだけお客が出にくくなる)。

初期に入っているお客以外のカードは「追加席カード」, 「追加ダイスカード」, 「追加ビールカード」。とくに追加席はお客が+1まで収容できるのでエンドになりにくいし、追加ダイスも自分だけが振れるダイスがもらえるので強力。ラウンドが進むにつれ楽しくなっていきます。

運が悪いと、3枚連続お客が出て終了ということもあるのですが、各ラウンドのおわりにもらえるアイテムがこれまたイケていて、例えばカード引きがショボかった時にこれを無効にする能力とかもらえます。なので運ゲー要素を軽減できているのも良いです。他にも無料でアップグレードできたり、ビールもらえたりと自分の戦略に応じた補助能力がもらえるのが素晴らしいです。

ゲームは序盤からアップグレードが順調にできたのと、トラック能力をいち早くアップグレードしてアクションする度に何かもらえる能力にしたのは大きく、かろうじで勝利。

いやー短時間ゲームでこれだけの要素が詰まっていて文句のつけようがありません。これは是非欲しいゲームですね。おススメです。


マレーシア麻雀

マレーシアに麻雀があるのは知りませんでしたが、3人専用でそのカードゲーム版です。

通常の麻雀との違いをざっくりいうと:
・筒子のみ
・5飜しばり
・花牌あり
・ドラなし
・オールマイティあり
・河なし(フリテンあり)
・立直なし
・槓が役満
・手役あり

などでしょうか。花牌は手札から引くたびに出すだけで1飜となります。まあドラみたいなものですね。ドラがないので、同じようなものでしょう。ていうか、5飜しばりなので花牌がないと手役が厳しいです。でも何で上がっても混一はつきます。1飜だけど。





手役というのは、配牌に花牌がなければOKみたいなもので、配牌で宣言して終わり。天和みたいなものです。

「飛」牌はオールマイティ。これがあると、好きな牌の代用に使用できます。代用牌をツモって来ると飛牌は回収できます。なので使い勝手はかなり良いです。

あとは何といっても槓が役満という事でしょう。さすがに槓を飛で代用することはできませんが、槓が決まった瞬間に役満で終わりです(笑)。このあたりはなかなか感覚がなじめませんでしたが、ショボい手で上がるくらいなら、役が無くても槓狙いの方が夢があります。

ゲームはハッチさんの手役3連発や私とNAOさんのダブロンなど大技が飛び交う展開に。最後は私の暗槓でNAOさんがトビとなりゲーム終了。

3人専用ゲームということなので、ちょっと時間調整用に面白いゲームだと思います。今日はハッチさんには貴重なゲームを持ち込んでいただきありがとうございました。



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