平日ゲーム会(2018/12/05)

Libraria [BGG]

2人用アブストラクトゲーム。

5x5の本棚の4隅に(つまり6x6)に交互に自分の石を置いていきます。すべてのマスが埋まったら決算で、各マス毎マジョリティの場合、そのマスの内部の本の数分得点になります。ネズミは逆にマイナス1点です。全て独占すると1点加算(または減算)します。

そうすると、先手番が有利のようですが、先手が1つ置いて、後手が2つ置くことで、先手番有利を解消しています。HAL99さんとプレイ。

私が先手番でした。結構ネズミマスもあり、どこに置くかは結構難しい。悩んだ末、左から3番目上部のマイナスがないところに置きました。どうすべきかは難しいのですが、囲碁のような大局観が問われる印象です。私は盤面中央に2か所くらいの独占領域がありますが、結果から言うとこれが疑問手の気がしました。ここに集中して石を置いてしまい効率が悪かったです。もっと分散して満遍なく得点を取るようにすべきでした。HAL99さんにはダブルスコア近い差をつけられて敗北。シンプルながら奥深い。良いゲームの条件がそろってます。うむむむ。これは雪辱戦をしたいところです。


City of Rome [BGG]

ドイツのボードゲーム専門誌「フェアプレイ」の人気投票「スカウトアクション」で1位となった作品。モンドセレクション受賞みたいなものは怪しいと考えるあまのじゃくな人間ですが、まずは期待が高まります。HAL99さん、やざわさん、ちとさん、私の4人。

中央に置かれた建物タイルを獲得していき、それぞれのローマの街を作っていくゲーム。

取った建物に特殊効果があったり、配置場所によって得点が異なったりとこれだけ聞けば、簡易祈り働けといったところでしようか。更に期待が高まります!

タイルの獲得は王様に近い人から建てられます。早いほど建物の選択肢は多いのですが、後手番ほどリソースが多い仕掛けになっています。リソースが足らなくてもお金があればリソース購入することは可能。なので、人気の建物が欲しい場合は、一番手前に並んでお金でリソースを購入することになります。

今回私は住宅特化で進めてみました。3の建物3軒と4つの公共施設建設で36点でウッシッシかと思いましたが、よく考えてみるとこれをするために7マス必要であり、それぞれでは5点行為程度。イマイチでした。。。それだったら4軒40点の水道橋の方が高得点で、先ほどのLibraria同様、大局観がなさ過ぎました。サブというか半ば取らされで歯車でお金を得るカードも置いてたのですが、こちらの方が毎ターン収入があるため、よほど稼いでくれました。結局、水道橋効果と最後の★を取ったのが大きくHAL99さん勝利。

洗練されたゲームシステムで流石はスカウトアクションと思いましたが、皆の反応はいま一つ。悪くはないんだけど・・・という思わぬ低評価。似たようなゲームがいろいろあるからでしょうか。いやあ、悪くはないんだけどなあ(笑)


Forgotten City [BGG]

大きな木々が生い茂る幻想的な場所にある忘れ去られた土地で繰り広げられる都市建築ゲーム。

紫のベム(ザ・クレーターに出てくるやつ)みたいな形をした駒(helper)を使いアクションを行います。helperにはleaderが存在し、leaderかhelperのいる場所に隣接するところのアクションが可能。初めはその場所に対応するリソースを取るくらいしかできないのですが、毎ターン補充されるモニュメントを配置することで、モニュメント上で特殊アクションができるようになります。

リソースのうち、葉っぱと軍事とお金についてはテラフォーミングマースのような生産トラックになっていて、生産力を上げると毎ラウンドそのリソースが補充されます。葉っぱは奇跡タイルの獲得に必要で、これはテオティワカンの技術タイルみたいなもの。非常に強力。軍事は毎ラウンド襲ってくる悪夢撃退に必要。お金はhelperのいる場所に入る時に払う必要があり、これもhelper分支払いが必要なのはテオティワカンみたいです。モニュメントはお金さえあれば他人も利用できる上、そのお金は銀行にいくので、わりとさくさく使えるのは非常に心地が良いです。

今回のセッションでは、時間切れとなってしまい3roundまでしかプレイできませんでした。ルールもかなりヌルヌルで、実際はもっとカツカツなことがプレイ後判明。これでも十分面白かったので、是非正式ルールで再戦したいと思います。私のボキャブラリーでは、テオティワカンとテラフォーミングマースとコロニスト足した感じのゲームなのですが、だったら面白くないわけないですよね。



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