Matterhorn [BGG]
山登りがテーマのバースト系のダイスゲーム。
ボードには5〜12の数字が書かれており、12からスタート。手番には5つのダイスを振り、同じ出目のダイスを除いた数字の目の列に空きがあれば災害チップを置いていきます。例えば、23455と出た場合、2+3+4で9の目のところに置けます。置けない場合は、任意の個数のダイスを除去してよいです。例えば、12244の時、使えるのは1だけ。ボードは5〜12の数字しかないので、4をひとつ除去して5に置くとか、2と4を除去して7におけます。124と除去して6に置いても構いません。手番はバーストしない限り続けられますが、除去したダイスは振れないので、バーストになる可能性は高くなります。バーストする前に止めると、その手番中に置いた災害タイル分だけ自分の駒を進められる事ができます。
HAL99さん、Sさん、Mさん、私の4人プレイ。
各手番ごとに災害タイルが増えていくので、だんだん前方が詰まってきて進むのがつらくなります。これはうまく登山を表してますねえ。手番では進む変わりに、災害タイルを除去することもできます。自分の駒だけでなく、他人の駒も動かすこともできますが、他人の駒はバックさせることはできません。
一回、先頭に立つと追い越すのが難しいので、無理せず安全にプレイ。ほかの人は無理をするのでバーストが多くなります(笑)。
マイペースでゴールして勝利しました。
キャントストップのようなゲームで新鮮さはないかしれませんが、手軽だし短時間だし、何よりボードがオシャレです。
バネストでは今度の2018秋GMで売り出されるようなので、ご興味がおありの方はどうぞ。
Patrician [BGG]
エリアマジョリティ+セットコレクションゲーム。
各プレイヤーはプレイした手札の色に対応する場所に自分の塔(瓦みたいなやつ)を建てます。建てると、その場所に表向きに置かれたカードを取ります。各エリアは2か所ずつあり、決算時それぞれの塔で一番多く置いている人に得点が入ります。より高い塔が高得点で、同点の場合は、上に置いている人が勝ちになります。
各カードは瓦を1つ置けるのと2つ置けるものの2種類あります。2つ置けるほうが強力ですが、1つの方はセットコレクションか特殊効果が使えます。
セットコレクションは3ペアで6点。揃えられる前提で2点の価値があります。塔は最大で9点。平均6点位。1か所には2〜3つ位は置かないと最大になれないので、2〜3点行為。セットは確実だけど塔はリスクがあるので、だいたいバランスの良い配分です。
手札の補充が場に見えているカードというのも嫌らしい。ショボいカードだと、どうしてもおきたいけど、補充がアレなのでやめておこうとか、カードは欲しいけど、置いたところでトップはとれないからやめておこうというジレンマがあります。また誰かがカードを補充したら、おっHAL99さんは灰色とったから、灰色置くとしたらHAL99さんの置いた後にしようなど公開情報故の読みができます。
何を積もったかわからないよりも断然面白い仕組みになっています。私はセットコレクションをしたかったのだけど、巡り合わせが悪く、Sさんにことごとくさらわれていきました。HAL99さん曰く、2セットもできれば上等ですといっていたのにSさんは4セット。これだけで24点稼いで圧勝。私は底辺で沈みました。。。
シンプルなルールながら考えさせられる好ゲームだと思います。
Jump Drive [BGG]
1846のレーマン作。レースフォーザギャラクシーの簡略版。あまりにも簡略過ぎて、4ゲーム1セット、つまり東風戦がちょうといい感じ。
このゲームでは、アクションの選択がなく、プレイした手札がすべて解決できてしまいます。序盤は、とにかく手札を出して手札うまく回収できれば、勝利は近いです。半面手札がショボいとどうにもならんのですが、もう一回もう一回とサクサクできるのが非常に良い。勝つときは、17ドローですとか、25点ですとかいえるのが爽快でたまりませんね。
拡張が出て、カードが増え、選択肢が増えるともっと面白くなりそうですね。