WGGプレイレポート(2020/03/22)

Ginkgopolis [BGG]

世界最古で最強の木であるイチョウと共生する都市計画を競うゲーム。4人。

ドラフト形式でカードを獲得してアクション。手番にできることはリソースを集めるか、都市化するか、都市高層化のいずれかです。ルール詳細は割愛。ここでも見てね。

都市高層化以外のアクションは、その場限りのアクションであるのに対し、都市高層化すると、そのカードが入手でき、自分の手前に置いておきます。そのカードの下部にかかれた効果は永続的な効果となります。なので、いかにこの特殊能力を活用できるかがカギとなります。

ゲームに開始に際しては3枚の初期カードをドラフトで獲得します。これにより初期リソースとして特殊能力があらかじめ保有した状態になります。リソース入手系効果ほど初期リソースが多く、都市高層化ほど初期リソースが少なくなっています。やはり、都市高層化は強いんだなあと思わせます。私は1枚目はリソース系をピックしました。というのも、都市高層化をとったところでリソースが少ないと稼働できないので、まずはリソースを集めるのが有力かなと思いました。

と思いきや、後から回ってくるのは都市高層化以外なく、ほとんどがリソース系!。しまった1枚目に獲得するのは都市高層化だったかー。公開するとtottokoさんは3枚も高層化がめてるし。結局私の特殊効果は都市化x2、リソースx1でした。

私の特殊効果では、配置タイルをとる能力が無かったので、初手では色を変えて、むりくり高層化を行い、高層化するとタイルがもらえる能力を得ました。これによりリソース入手のため必ず1手かけないといけない悲劇は避けるようにしました。

以降は基本的には手なり。リソース入手に極力手をかけず、カードを出していくことを心がけました。中盤、1階に建った20の都市カードと19のタイルが来たのは僥倖と見て、1VP支払って建設。

最終盤、私の手番で終わりと見て、しのさんが2位になっているエリアに殴り込んで2位奪取。私が2位浮上して4点獲得。しのさんの3点カットができたおかげでしのさんに2点差勝利!!

エリアマジョリティのゲームは基本あんまり好きじゃないんだけど、これは面白い。特に特殊能力を重ねていってコンボを作っていく様は非常に良いですね。2012年のゲームですかー。古さを感じませんね。これはオススメです。


Oriflamme [BGG]

2020フランス年間ゲーム大賞受賞作。ラブレター系との事なので、テンションはだだ下がりであるが、食わず嫌いなのもアレなので、とりあえずやってみることに。ハッチさん、しのさん、Domiさん、私の4人。

ルール詳細は割愛。ここでも見てね。

埋められたカードは(後継者:同名のカードがなければ2VP)、待ち伏せ(殺されたら4VP)、射手(先頭か最後尾カードを1枚排除し、1VP)だった模様。

とりあえず、密偵とか王政令とか弱そうな感じのカードで様子見。無駄に暗殺したもらったらラッキー位な感じで。暗殺系は極力温存しました。

効果が強いカードって結局1回こっきりだったりするので、それよりも場に残り続けるカードは強く、ハッチさんが後継者と妖術で着々と得点を稼いでいきます。

しのさんは待ち伏せでちゃっかり稼ぎ、私だけが蚊帳の外で最終ラウンド。ここで遠大な計画が発動。陰謀の3枚乗せで6VP。負担の3連続で3VP。妖術の3VPで最後に12VP取って、ハッチさんとトップタイ。場のカード数の差で逆転勝利!!

悪くないゲームだとは思いますが、もともとラブレター系が苦手なので、それを割り引いて考えれば、一般的にはかなり良いゲームなのではないでしょうか。


ブロッカー [BGG]

Domiさんの創作ゲーム。1スートの4〜10のカードを持ち、親と子に分かれ、各自好きなカードをプレイ。子はバッティングしなければ得点。親はバッティングすれば得点。なので親と子で戦略が分かれます。5R行い、後になるほど得点が高くなっています。これを人数分(各1回ずつ親)プレイします。

私が最初の親でした。4はあからさま過ぎだし、10は安全だけど得点が少ないし、6あたりか・・・とプレイするも被らず。4が二人。素直に4出しとけやー。親が出したカードはもうプレイできないので子にとっては安全。だけど、そう思って出すと、子同士でバッティングしてしまうので悩ましい。

最終ラウンドの最高得点は10を出しての20点。なので親が先に出してしまっての子のフリー10は避けたい。だからこその10先出しか。ってみのあたりはカイジのeカードに似てますね。

結局、私は親番で屈辱のロボコン(0点)。子でも良いところなく最下位。Domiさんの余裕勝ち。

多人数eカードと思えば良いのではないでしょうか。手軽にプレイできて良いと思います。


Carnival of Monsters [BGG]

マジックザギャザリング(M:tG)をボードゲームにするとこんな感じになりました風のゲーム。

ドラフトで選択したカードを場に出していきます。土地は5種類()あり、土地からマナを産み出し、クリーチャーを召喚するのは全く同じです。ただM:tGと違うのは、召喚しても戦うのではなく、召喚する事でVPになります。言ってみればリソース払って建物建てるのに近いです。

カードは土地やクリーチャーのほかに、目的カードがあり、召喚してクリーチャー毎に2vp等です。

このゲーム、お金が非常にカツカツです。というのも、ドラフトで回ってきたカードをプレイ出来ない、もしくは後から出したい場合、保管する事ができるのですが、保管に1金かかります。お金が無くなると借金することができますが、3金借りて-5VP。返済不可!。

インストのハッチさんに、「借金ってするもんです?」って聞いたところ、だいたい2〜3枚位はするんじゃないですかとの事だったので、借金即死亡という感じではなさそう。お金をどうやって儲けるかっていうと、クリーチャーを召喚すると2金とかイベントカードで凌ぐしかありません。

とりあえず、事故らないように土地があれば土地を出すようにしました。とはいえ、ドラフトの後半なんて、重いクリーチャーばかりだから召喚なんかできんし。初期4金しかなくて、回ってきたカードをホールドする度に1金かかるのですぐに資金ショート。3Rでついに借金生活。

特色を出さないなと思いつつも、デカいクリーチャーを出すためには土地を出すしかないので、気が付いたらレインボー。これはあかんやつですね。何かに特化しないと、効率よくカードが取れません。せめて3色にしないといけませんでしたが、気が付いた時は時既に遅し。はクリーチャー召喚したら2VPカードを持っていたので、これをいかさなければいけませんでした。大きなミスです。

という事で、何の見せ場も作られずでボロボロでした。勝ったのはDomiさん。序盤、クリーチャー召喚ボーナスでお金が取れたのが大きかったようです。

私は酷いプレイをしてしまいましたが、ゲームとしては悪くはなかったです。なんか辛すぎて爽快感が無かったのがやや難点ですが、これは無借金にこだわったのが敗因でしょう。ワレスゲームだと思い、「後の3巡を買う」とか「いや、ここは限界まで」など訳の分からない事をつぶやきつつ、借金しまくるべきだったかもしれません。



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