SGC(世田谷ゲームクラブ)プレイレポート(2019/07/27)

Star Wars: Outer Rim [BGG]

スターウォーズがテーマの作品で、一部ではスターウォーズ版金星の商人と言われているらしいゲームです。YOKさん、うっちー、きとうさん、私の4人。

スターウォーズには全く思い入れが無いので不明ですが、初期キャラクターはロボットっぽいのを選択。こいつはdroidのCREWがいたらそれをGetできる能力と戦闘時のダイス振り直しができるようです。

初めに配られたミッションはBabaを探し出して、そいつを所定の惑星まで連れていくと賞金と名誉がもらえるというもの。そいつが潜伏しているところをしらみつぶしに探していくことに。

しかし、これが非常に手間がかかる。また、捜索中に出会った人を仲間に加えることができるのですが、初期の船はCREWが1人しか収容できないので、船が欲しくなる。しかし、船は高価で買うこともできねえ。

ターン中、移動しないと$2000貰えるので、それで2ターンしゃがんで船資金貯めたけど、さすがに悠長過ぎました。私が手間取っている間にYOKさんがあっという間に7fameためて終了。

コンポーネントは豪華だし、悪いゲームじゃないのでしょうが、特段スターウォーズに思い入れの無い私にとっては、これをプレイするなら金星の商人の方が良いかな。


Fine Sand [BGG]

デッキビルドで手札を無くしていくゲーム。フリードマンフリーゼ作品。

前回プレイ時、建設コストの高いものをどんどん流して、城とかをバンバン建てた方が良かったので、今回はその路線でやってみようと思っていたのですが、全く同じことを考えていたのがうっちーで、高コストカードしか流れてこねえ。

また前回は下家に全然流せてなかったので、その反省から極力流すことに。終わってみたら最終得点が8点、9点、9点、10点という超激戦。で制したのはうっちー。お見事でした。

初プレイのYOKさんは、9点で最初から勝ち負けに参戦するあたりは大局観が優れていてさすがです(緒戦でボロ負けした私とは大違い)。

これも悪いゲームではないと思うのですが、どうも下家にカードを流すプレイに違和感があります。というのも出した人と出さない人がいて、全員だしたか確認する手順がプレイ感を損ねている気がするんですよね。これがこのゲームの面白さを引き出しているとは思えず、素直に手札をどうプレイしていくかの方が個人的には好きです。やるんなら、毎回下家に1枚渡さなければならないにして欲しいです。


Cryptid [BGG]

未確認生物「クリプティド」が潜む1マスの居場所を見つける推理ゲーム。

各プレイヤーには専用のブックが手渡され、初期設定の番号に対応する情報だけ各自が情報を得てスタート。例えば、「青い建築物から3マス以内ではない」とか「森か砂漠」にいる等です。

これらの情報を組み合わせると、答えが得られるようになっています。

各プレイヤーは順番に任意のプレイヤーに上記のような質問を行い、「違う」時はキューブ、「違うとは言えない」時にディスクを置きます。これを繰り返して答えを導き出します。

個々の情報の集合体が答えを導き出す感じはi9nに似てます。

このゲームで秀逸なのは推理に失敗した時、自分の「違う」情報を1つ公開しなければなりません。極力答えが特定されないよう、待ちを広くして置こうとします。この駆け引きが非常に素晴らしい。

このゲームでは推理に失敗してもゲームから脱落するわけではないので、気軽に推理できるのも良いルールです。とはいえ、推理する以上は、全員の初期手掛かりにあたりをつけて推理する必要があります。そのため必然と長考に。これはやむを得ないところでしょうか。

最後は確信は持てなかったものの、ここしかないだろうというところを指定して勝ちました。

いやあ、これは面白い。もともと好きなジャンルのゲームだけに、これは良いですね。買う価値のあるゲーム。ネットでは初期セットアップパターンが公開されていて無限にプレイできますね。



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