SGC(世田谷ゲームクラブ)プレイレポート(2019/06/30)

Top Promoter [BGG]

ボクシングのプロモーターとなって、傘下の選手を戦わせて賞金を獲得していくゲーム。YOKさん、たまさん、NGRさん、うっちー、私の5人。

プレイヤーは手札からボクサーを任意の開催地にプレイし、各メイン、セミファイナル、前座の3戦行う。同じ開催地では同じ階級の選手同士しか試合できない。各選手には能力値の差がありますが、これはダイスの数だけw。さすがはアメゲー。

試合はダイス目勝負で、大きい目が勝ち。ただし、格下の選手が勝つと番狂わせで収入が倍になったりします。ダイスを振って勝負していくだけなんだけど、これが結構盛り上がります。ゲームはメインイベントのTV中継マッチに番狂わせで勝ったたまさんが圧勝。素晴らしいフィナーレでした。

ただ、今回の勝利を例えると、さしずめPWFヘビー級選手権でキラー・トーア・カマタが馬場からベルトを奪ったようなもの。これってやっぱりプロレス版をプレイしてみたい。NEWYORKのマジソンスクエアガーデンで試合するのは、G馬場でしょう。


City Tycoon [BGG]

とても面白いゲームだと思うんだけど世間の評価がイマイチなゲームなのがこれ。最近ほとんどこのゲームをプレイしている話を聞きません。7Wonderより面白いと思うんだけど。

5人プレイだったのですが、たしかBGGで5人プレイの5番手はショボいから、初期配置変えた方が良いって話を聞いた気がするが採用せずそのままプレイ。でもやっぱり採用した方が良かったね、すまんうっちー。

このゲーム好きなのですが、ドラフトの巧拙が如実に出るよなあと思い反省。最後は資金不足に泣きました。今回もたまさんの勝利。

初期配置の問題を解決したとしても、やっぱり4人位の方がダウンタイムを考えるといいかなあとは思いました。

しかし、それを補って余りあるゲームだと思います。どの程度のお金を残し、何を建てるべきか、次は何番手になるかとか、ドラフトの一手一手を考えればいくらでも考えられるので、無限の可能性がありリプレイ度が非常に高いんですよね。定番ゲームとして定期的にプレイしたいと思います。


Age of Summoners [BGG]

たまさんの持ち込み。精霊を召喚したり、精神力を高めてVPを稼ぐゲーム。

マジックのように土地カードとサモンカードが分かれているのではなく、ひとつのカードに土地とサモンとコマンドが表現できていて非常に機能的な作りになっています。

カードをタップ状態で出すことで、マジックのマナのような効果があることと、この土地扱いカードの直近2枚のカードの数値を足すことでコマンドナンバーと呼ばれる、対応するアクションが行えます。手番終了時に右隣プレイヤーの土地置き場にカードをプレイするのですが、自分の手番では、まず1枚土地置き場にカードをプレイするので、コマンドナンバーは下家と自分のプレイカードの合計値となります。たとえば征服という、自分のプレイした精霊の攻撃値がVPになるアクションはコマンドナンバーが2〜3しかないため、征服させたくないと思えば、3以上のカードをプレイすることで上家の行動を制限できます。これは非常に秀逸なルールと言えます。

手番には召喚するかコマンドナンバーを実施するかですが、召喚した精霊にもいろいろな特殊能力があるので、これを考えるのは非常に楽しい。また、土地カードや手札を増やしすぎるプレイヤーへの制限として、ナイトメアという精霊があり、これがプレイされると、手札や場札が6/7以上だとそれが刈り取られ、ナイトメアプレイ者へのVPになります。手札制限するなどのルールで縛らず、ゲームの一環として制限をしていくのは良いルールと言えます。

今回は時間の関係で途中終了となりました(ナイトメアを打ったうっちーの暫定勝利)。

これは同人ゲームですけど、かなり良く出来てます。本当に面白かった。またプレイしたいです。



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