Totopoly
調教とレースの両方を行う古き良き英国ゲームです。
何せ70年代のゲームなのでいろいろ荒いルールが目につきます。 序盤で競走馬と競馬ビジネスの購入を行うところが非常にアバウト。オークショニアーがショボイので収入を倍にしたのですが、焼け石に水状態。
さりとて、競りの数を多くするのもバランスを欠きそう。そこでふと思いついたのが、1830のPrivateCompany方式。 定価で購入するか、それ以上の会社をビッドする方式が良いのではないかと。
馬とビジネスは別列方式にしてみるのはどうか。次回プレイ時はこのルールを採用してみたい。そしてオークショニアーは馬の最前列でしょうね。
あと改善したのが、最終ゴール時のカラーカード使用。 これを廃止したため、白熱したゴール前のクビの上げ下げ写真判定模様が実現(左の写真です)できました。
オリジナルとはだいぶ変わってしまいましたが、面白く楽しむための改良は積極的に行うべきだと思います。
Cartel
企業買収がテーマの、時代にマッチ(?)しているゲームです。
今回moonさんにはダイソーチップを用意してもらいました。 このゲームに添付している企業チップはあまりにも貧弱なので大変助かりました。
このゲーム、序盤戦がいかに大事かという事が良く解りました。
私は初期手札に隣接があったため、株価が1ランク上昇。これが非常に大きい。アーリーステージの成長期に資金調達が楽になると、これほど有利な展開になるとは。4ターン目に250の企業を購入して株価と収益が飛躍的に向上。そのまま逃げ切り出来ました。
このゲーム私は初勝利ですが、ボロボロに負けても非常に楽しく、負けて面白いと感じられる稀少なゲームだと思うのですが、 それでもバランス調整の必要性は感じています。moonさんともいろいろお話ししたのですが、初期株価を上げるか、隣接を禁止するか、ドラフト制にする等が必要だと感じました。
マングローブからの脱出
どう猛な動物が棲息するマングローブの森からの脱出がテーマのゲームです。
大変好きなゲームなのですが、低評価のため、その評判を覆すべく持ち込みました。ただ、評価の方は残念ながら覆らなかった模様。
これはひとえにゴール条件に「赤」カードが必要というところに起因しているように思われます。赤カードを握りつぶす事でゲームが破綻しているのではないかという意見がありました。
私自身、赤カードの重要性は認識していて、手札を1枚減らす事で、バランスはとれていると考えております。実際、尼亭他でこのゲームを数回プレイしておりますが、いくら赤カードが重要だからといって、赤ばかりの手札では、うまく進ませる事ができず、結局は途中で何度かは吐き出す事になると思ってます。
ただ、運の要素を更に下げるために、初期手札で赤を最低1枚は事前に配るという手はあるかも知れません。また機を見て持ち込みたいと思います。
GardenCompetition
有名になったToccata
Gamesの作品ですが、どうしてもPatrons of Veniceの方にばかり目がいきがち。こちらもメジャーにすべく持ち込みました。
前日にルールを読んでいたはずなのに雑草の広がりルールでとまどう。ルールがややわかりにくいなぁ。
この場をお借りして説明させていただくと、雑草が広がるのは、スペシャルイベントのみです。この雑草を放置していると、とんでもなく繁殖する事になりますが、こまめに駆除するとおそるるに足らずです。
このゲームは、園芸品評会のテーマに沿った花を自分の庭により多く植えるのが目的です。
花を入手するためには、隣人から分けてもらうか、花屋さんから買うかのどちらかです。花を購入するためにはお金が必要ですが、お金はご近所さんの望む仕事(子守りや草むしり)を行う事で得られます。ただ仕事をするためには、その隣人と知り合いになっている必要がありますし、花を分けてもらうには、仕事を無償で引き受けて善行を積まなければなりません。
品評会のテーマは、各自に配られたカード、プレイヤー間に置かれたカード、全員の共有カードで決まります。得点にならない花を集めても意味がないのですが、自分だけしか知らない情報は明かしたくないので、その辺りの腹のさぐり合いもこのゲームの魅力です。
オリジナルルールでは、隣人の庭に生えた雑草を抜くのは「Gone to Seed」面以外でも可能なため、これを制限するオプションを入れましたが<
これでも甘すぎましたね。とにかく雑草を抜く事が効果的すぎます。
今でも非常に面白いゲームなのですが、雑草駆除でもっと追われる様な展開の方がより面白くなるような気がしました。
ですので、次回プレイ時は、
・雑草を抜いても好意のチップは置けない
・雑草を抜くのは隣人/自分の庭のどちらも「Gone to Seed」のみ駆除可能
・雑草の発生回数を増やす
これらオプションを更に加えてプレイしていきたいと思ってます。
あと3人プレイだと、隣人からのお裾分けイベント時の順番が同じなので、これも考慮した方が良さそうです。
まぁ、改良点はいろいろありますが、今回のプレイは今までで一番面白かったです。次回もSGCに持っていきたいと思います。
qwitch
先に手札を無くした人が勝ちになるRaelさんの持ち込みの手軽いカードゲームです。このゲームではカードの他にダイスも使用します。カードにはアルファベットと数字、ダイスには算術記号が書かれています。
例えば場札がC−5だった時にダイス目が”+”なら、Dか6のカードをプレイできます。 これを一斉にバスケットのなかにカードを一斉に投入していきます。
出すつもりだったカードが他人にインタラプトされると、計画が狂い全然出せなくなる事も。各プレイヤーの手札は5枚で、5枚無くなる毎に自分の山札からカードを補充して、ダイスも振り直す事になります。
とにかくわかりやすいルールなので、誰でもプレイできるのが良い。また、ワード系のように得手不得手の差がつきにくく、参加者全員が楽しめる良作だと思います。