SGCゲームレポート(2005/06/19)

Merchant of Venus
本日はbabuさんが参加している事もあり、F井さんも所有している事が確認できたた め、私のリクエストでこのゲームが立ちました。このゲームは3人プレイ向きなので、便利です。

今回私は目玉(DELL星人の事)でした。babu氏、EEPEEPで馬がとれずガッカリ。前哨戦は精神的に私が一歩リードか(注:キャラクターに全く意味は無く、babu氏は馬、私がクオッススを引いたら、経験則で勝つ事が多いというだけの事です)。

以下このゲームでは独特の専門用語が飛び交いますがご容赦を。

babuさん、F井さんが共にチアリ(注:The CLOUDの事)に突っ込んだため、私は上にある惑星を選択。チアリの惑星が魔女(注:7のチックルリカーの星)で、一発ツモは通常あり得ないと思ってたら、5のメルフペルツ星でした。

当然、一回しゃがんで2発ツモし、チアリに行きました。

ここで魔女を2発積み、ニュートロンポートの星が未探索(ラッキー)だったため、降り立ったらこれまた9の星で一発ツモ。


ニュートロンポートをおったて(注:ポートを建てる事)、ポートで月(注:工場の事)をぶったて(注:工場を建てる事)ます。(これで勝利条件の半分は獲得したようなもの)。

次に再度魔女をツモって、ポートで売買したところで荷物が枯れたたため、探察を決意。ラッキーな事にニュートロンの上と左側のパイロットナンバー1の星が両方とも未開でした。どっちでもいいやと思ってたら、3と4が出たため、上にいったら6のクリッパーの星でチャキーン(注:クリッパーにトレードする事)し、6を2発ツモって、ポートで売買。

次、1の星にいったらまたまたポートで積んだ9の商品が即売れました。

これだけ必勝ルートでラッキーが続くと圧倒的に差が付くのも歴然で、ここから1〜2手進んだところでbabu氏投了で打ち切りとなりました。

F井さんにこのゲームの魅力がどれだけ伝わったかは微妙ですが、独特の雰囲気は味わってもらえたのではないかと思ってます。


八百長クイズ
F井さんの創作ゲーム。先月のSGCゲーム会終了後、パスタ屋でプレイして盛り上 がったゲームです。

このゲームでは、まず親が問題を出題し、各自回答を記入して親に渡します。
出題例:「有名なパソコンゲーム」
回答例:「表参道アドベンチャー、大戦略、三国志,etc」

親は、この回答からバッティングしているものや不適切なものがあれば、それを除外 し、残りの中から2枚選択します。

その回答、例えば大戦略であれば、それが答えになるような問題「これは、戦争がテーマのゲームです。」とか、「システムソフトのゲームです」を出題します。

子はその出題を見て、回答を書きます。正解者がいなければ、親は同じ答えになるよ うな別の問題を出題します。 親は3回まで問題を出題できます。 もし正解者がいれば、そこで終了し、今度は誰がその正解を書いたのか、犯人探しフェーズになります。

各プレイヤーは誰がその回答を書いたのかを推測します。実際の回答者に2点、ズバ リ当てた人は(回答者から)1点獲得します。 この回答者から得点というのがミソでして、回答者があまり早く公開しすぎると、なんでそんな問題でこの回答が導き出されるねんと疑われて総攻撃を喰らう事になります。

また、明らかに回答がそれしか無いのにトボけて嘘の回答を装うと、自分だけが不正解となって、また総攻撃を喰らいます。 この喰らった時の弁解をするさまが非常に面白い。 今回、創作者のF井さんが、見事にこのゲームの面白さを自ら演じていました。

「子供が好きな食べ物」というお題で、ヒグラシさんの問題が、「デパートの食堂によくあるもの」でした。F井さん以外全員の答えが「お子様ランチ」で、F井さんの抗弁パフォーマンス むなしく大量失点となりました。

ある程度の仲間内でしたら、マニアックな問題に盛り上がるもよし、そうでなくても、出題次第で、充分うちとけることができますので、非常に優れたゲームだと思い ます。


Verflixxt!(勝利への道)
-10〜+8のタイルの上を進んでいき、一番得点の多い人が勝ちになるゲームです。

ルールを聞いていると、面白いかどうかは大抵、ビビビっとくるものです。
これは、体中に電流が走ったような感じがしました。

ダイスを振って2つある自分の駒のいずれかを進めていきます。

駒を進める時、そのマスに自分以外の誰もいない場合、その場所のタイルを取らされます。プラスのタイルは数が少ないので、ほとんどマイナスになっています。

但し、四つ葉のクローバータイルを取ると、任意の1枚のマイナスタイルをプラスに転換できます。

これが非常に秀逸でして、マイナスタイルを取らされても大きく黒字転換できる可能性が開けるので、積極的にマイナスを取るという作戦も出てくる訳なのです。

意図せず失点を喰らった場合は、クローバータイルが必須です。しかし欲しいのはみんな同じで、同じ場所に複数の駒がとどまることになります。誰もが先に進んでくれる事を望み、牛歩戦術を迫られる事になります。

こういう失点を喰らう系というのは、WGGメンバーの一番好むゲームであり、是非、尼亭でもプレイしてみたいゲームです。


Sucking Vacuum
真空状態になりつつある宇宙船。宇宙服や酸素ボンベのパーツを入手しながら、脱出 を図るゲームです。F井さん、Iけださん、bone5さん、私の4人プレイ。SGCなのに元関西勢卓になりました。

かなり痛いゲームというのがもっぱらの評判で、評価は芳しくありませんでしたが、こういうゲームはやってみなければわかりません。

コンポーネントはチーパス風。B級SFといった感じ。事前に適当にタイルを並べて宇宙船内のマップを形成していきます。

各プレイヤーは、船内を探察しながら脱出に必要なパーツを入手し、時には同士と闘いながらパーツを強奪していきます。

テーマも納得できるし、ゲームの目的も良くわかるんですけど、イマイチ感情移入ができない。また、面白さが見つからない。なんかウリを見つけたいけど、ないんですわ、これが。

特に盛り上がる様子も無く、淡々と進みゲーム終了(笑)。こりゃ、かわちゲーム大賞の有力候補ですね。


New England
3タイプの土地を開拓・拡大していく競りゲームです。

競りでは、各タイプの土地かポイントカードを獲得していきます。
ポイントカードを獲得するためには、ポイントカードに書かれた地形の土地を既に所有していなければなりません。

競りでは直接土地やカードを競るのではなく、商品を獲得する権利コストを競ります(1〜10p)。

落札価格の高いプレイヤーから各2枚まで購入する事ができます。
たとえば、3pで落札したプレイヤーは、6p払えば2枚まで購入する事ができます。

その他、倉庫を購入すれば、ポイントカードをそこに格納する事ができます。
そうする事で、自分でプレイできない高得点のポイントカードを退避させる事ができます。

初めは相場がわからないので、全然勝手がわからず、あさってのビッドを繰り返しておりました。ていうか、私の場合、実世界同様、持ち前の貧乏性がでるんですよね。だから競りゲーでは、いつも足を余して負ける。

しかし、競りのやり方がなかなか斬新で、良いゲームだと思います。



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