鉄分補給の会(2019/09/07)

Ocean Crisis [BGG]

環境警備隊となり、増え続けるゴミの海洋投棄を防ぎ、自然破壊を守る環境系協力ゲーム。やざわさん、しのさん、hal99さん、私の4人。

各プレイヤーは、毎ラウンド、様々な場所に投棄されているゴミを回収していきます。ゴミの回収はシンプルで、各ゴミには数字が書かれており、ダイスを振ってその目以上が出れば回収できます。回収しきれなかったゴミは、川から川へと流れ、最終的には海に投棄されてしまいます。この海洋投棄物が6個を超えると負けになります。

海に流れるプロセスが非常に面白く、回転盤にゴミが溜まっていき、ラウンドの最後にダイスを振り、出た目分回転盤が回ります。所定のマスが海と直結していて、そのマスにゴミがあれば投棄されます。ゴミを完全に処理するのは不可能なので、ある程度の運の要素もあります。しかし、この運任せなところはハラハラドキドキ感もあり、充分な許容範囲ていうか、むしろ現実的で良い仕組みといえます。

ゴミの回収には、その他様々な仕掛けがあり、ワーカー増やしたり、特殊能力をもらえる場所が盤上に用意されていて、そこに道を引いていくことで、能力を得られるシステムになっています。これは多人数線路引きなのですが、線路タイルが裏向きになっているのがいやらしい!

あと一歩で特殊カードもらえるのに、なんで道曲がってんねん!

今回、ノーマルモードでやりましたが、やや簡単過ぎたようです。なので、色んなオプション入れてもっと歯応えのあるモードで再戦希望です。


Tramways [BGG]

私の初キックであるクリニックDXのバンドル品で先に送られてきたので、早速プレイ。

このゲームは蒸気の時代をデッキビルドにした感じのゲームで、線路を引き、都市化を行い、A地点からB地点に商品を運ぶ事でVPとお金が得られます。お金は線路の数に等しく、VPはリンク数に等しくなっています。

蒸気では、線路敷設や商品輸送は手番の違いこそあれ、アクション自体は実行できましたが、このゲームはデッキビルドですので、対応するカードがなければアクション自体が実施できません!

そのアクション自体も複数のカードをプレイしてようやく1アクションになることが多いです。

たとえば、AからBに3マス線路を引いてつなげる場合、線路引きカードx3、当該区間(この場合AかB)の4枚をプレイして、ようやく線路が引けるのです。

カードは多くて1枚に4種類の効果を持っているので、実際にはたいていのアクションができるようにはなっているものの、蒸気に比べるとはるかに思うようにはいかないです。

あと、このゲームではストレスという概念があります。先ほどカードには複数の効果が書かれているといいましたが、1枚に複数の線路が書かれていたり、線路と目的地が同時に書かれていると、1枚で済ませたくなるのですが、そうするとストレスが溜まります。

その他、これって便利な効果だなと思うようなことをすると、ストレスが溜まるようになってますw

このストレスはゲーム終了時にマイナス点になります。

またセリでは手番順と追加カードを決めるのですが、お邪魔カードがあります。全く効果の無いカードや使うとストレスが溜まるカードがあり、取りたくないため、セリが高騰しがちです。蒸気のように、オリてもエンジニアリングやパス権でいいやなんて甘いことは許されません!

毎回タフなセリを強いられるのですが、セリゲームが苦手な私でも夢中になるほど。

鉄道ゲーム好きの私ですが、なんで今までやってなかったんでしようね。

繰り返しプレイしたい素晴らしいゲームです。


Project Universe [BGG]

HOY GAMES新作のProject Universe 旧名:宇宙(仮)。プロモカード入りプレイです。

私はとりあえずノーマルプレイにつとめました。つまり、A-B-C-D-Eを1セットは揃えること、打ち上げでは最下位にならないこと。投資の決算には絡む事。カード購入はほどほどに、です。

今回プレイしてみて、以前の宇宙(仮)時代からすると、かなりプレイしやすくなりました。

まずは茶の見習いアクション。ここでの変換効率が労働者だけで行えるので意外に使い勝手が良く、以前の使えねえ感が無くなました。

銀の職人アクションでは、投資でカードを買えるようになったのが秀逸。投資へのインセンティブが高まりました。ロケット強化で推進エンジンのLV上げが厳しくなったのも改良点と言えます。

今回はプロモカードのひとつが大爆走し、やざわさんが圧勝しました。リソースが8-8-8-8になる代わりにゲーム終了時-13点になるというもの。結果、-13点のビハインドをものともせず40点差位つけての圧勝でした。2位の私のふがいなさもあったかとは思いますが、プロモとはいえ強力すぎるようなので、製品版ではもう少し得点調整される模様です。

HAL99さんもプロモカードをとってました。他人の効果をコピーできるというカードで、夢がある面白いカードだと思います。こちらは、普通の強いカードだねという感じでした。

浅草から移転して以降、ゲムマにはいってない私ですが、この作品は欲しいなあ。


Ticket to Ride: London [BGG]

超久しぶりにプレイしたチケライ。さすがにプレイしたことあるだろうとHP確認したら、2回やってましたね。でも両方とも私の評価はいま一つ。

で、今回のチケライはロンドンマップですが、最大の特徴はボードが小さいことかな。公称プレイ時間は10〜15分!

2枚の目的地、両方抱えるか迷いましたが、みんなホールドのようだったので私もホールド。カードプレイか引くかの悩ましさはエアラインズと同じですね。

オールマイティカードが結構あるので、みずてん引きすることが自然と多くなります。みんな目的地カードを最短距離で達成しようとするからか、意外と競合がなかった印象です。私も2枚の目的地のカード調達を最優先にしてましたが、HAL99さんのバスがかなり減っていたので、達成優先で1枚もののオールマイティを獲得しました。

案の定、HAL99さんが終わらせにかかってきたので、私もそれに合わせて置いて終了。僅差で勝利!

このテイストのゲームが短時間でプレイできるのは良いですね。



トップページへ戻る     一つ上のページへ戻る