NIK通信(97/10/11) 第2号

今日は、実家の石川県に戻っていた鈴木さんが久々に来阪されたため、急遽NIK亭で開催された鈴木さん歓迎ゲーム会の模様をレポートします。
ノミのサーカス

おはじきゲームの決定版。

各プレイヤーは、専用のコインを使って、ノミをボード上の4つのエリアに跳ばします。

各エリアで最も多くのノミが存在するプレイヤーに得点が入ります。同数の場合は、紅白の線に近い方が優先されます。

但し、狂ったノミがいるエリアは得点計算されません。これを防ぐには同数の網が必要です。

ノミをはじいた時に、うまくボード上に乗らなかった場合は再度打ち直しができますが、打ち直しても乗らなかった時は、無効となり(ダブルフォルトと命名)、中央のエリア(ピットと命名)に捨てられます。

鈴木さん(写真)、NIKさん、bone5さん、私の4人でプレイ

1打目は失敗しても打ち直しができるからという理由で、写真の鈴木さんのように、難しい位置から跳ばし、失敗したら、窪みのある簡単な位置から打つのが定跡になっていましたが、これがフルえて良くダブルフォルトします。その都度、「しょぼー」という叫び声が飛び交っていました。

勝負の方は皆のマークをものともせず、鈴木さんが圧勝しました。最近プレイしたゲームの中では久々のヒット作ではないでしょうか。オススメゲームです。


エクスペディション

世界一周探検ゲーム。各自決められた数カ所の名所・名跡を先に旅したプレイヤーが勝ちとなります。

ただ、各プレイヤーが旅するのではなく、各プレイヤーは実際に探検を行う3人の探検家の目的地を操作する立場にあります。

ちなみにこのゲームはラベンスの名作、WildlifeAdventureのリメイク版で、原作はJAGAゲーム合宿でプレイした経験があり、単純なゲームながら面白かった記憶があります。

鈴木さん、NIKさん、babu-さん、bone5さん、隈河さん、私でプレイ。

ルール自体はいたって平凡で、濃いメンバーが集まってするゲームにはおもえないのですが、自分が苦労して奥地まで開拓した途端、「やあ、どうもどうも」とか言いながら目的地を発表する快感がプレイヤーを魅了するのかも知れません。

ゲームの方は、babu-さんがぶっちぎりで勝ちました。


TRIO

7×7のボード上にちらばった数字をタテ・ヨコ・ナナメに3つ組み合わせ、決められた数字を加減乗除のいづれかで先に達成させた人がポイントを得るゲーム。

NIKさん、bone5さん、鈴木さん、私でプレイ。

このゲームは得手・不得手、好き・嫌いがはっきりと分かれるゲームだと思います。こういったゲームに得意な典型がNIKさんでしょう。同じくパズル系ゲームに滅法強い平野さんがいなかったのが残念です。

私はバックに流していた「パネルクイズ アタック25」のテーマ曲が耳について実力を発揮できず、最下位に沈みました(しょぼー)。勝ったのがNIKさんなのは、言うまでもありません。


試練の柱

bone5さん(骨折ブランド)の新作で、宗教がテーマのゲーム。

bone5さん、鈴木さん、babu-さん、NIKさん、私の5人でプレイ。

各プレイヤーは5種類の宗教(スート)のいづれかになります。 プレイヤーは手札から任意のカードをプレイして、その数と同じ分だけ自分の駒を進めます。但し、駒の前には1〜3の試練があり、その試練の数未満だと、先に進めることはできません。

出したスートが、自分の宗教でなかった場合、その宗教の人が駒を進めます。自分の宗教の時は駒を倍進めることが出来ます。

また、駒の前の試練が自分の宗教の場合、その試練は”1”とみなす事ができます。

山札が無くなった時に一番先に進んでいたプレイヤーが勝ちとなります。

今回は、2回目のテストプレイでした。前回からかなり改良されたようで、なかなかの出来でしたが、「場札に同一の試練が連続して登場した時、それらを全て”1”とする」というルールでプレイしていたため、偶然性がかなり増したため、不評でした。

細かな問題はあるものの、次回では改良されるとの事ですので、今度私の前に登場する時は洗練されたゲームとなって登場してくれることでしょう。


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