モノポリー日本選手権 大阪予選敗戦記

2年ぶりにモノポリー日本選手権予選に参加してきましたので、その模様をレポートしたいと思います。またしてもデジカメを忘れたため文字ばかりで寂しいですが、我慢して最後まで読んで下さるようお願いします。

この大会は、私がNIKさんや平野さんら、関JAGAスタッフと知り合うきっかけとなったイベントであり、今日の裏の目的はゲーマーの発掘でありました。

そのために、この会場に来る前、サクラ会の泉さんとお会いして、サクラ会の宣伝用パンフをもらってきました。

本来は関JAGAでパンフを作成すべきなのですが、今のところ計画だけでパンフはまだできていないため、今日は、サクラ会の宣伝マンです(笑)。

さて、いざ会場に着くと、まず吉川(修)さんと出会い、続けてNIKさんに会いました。私の知ってる人は、彼ら2人だけでしたが、会場には沢山の人(120人位)が来ており、関西にも潜在的なボードゲーマーは多いことがわかって安心しました。

会場も、昔(パーカー時代)の会議室と比べると、雲泥の差で、かなり立派なホールでした。ハズブローの意気込みが感じられ、好感が持てます。

そうこうしているうちに、主催者からの開会の挨拶の後、世界チャンピョンの百田さんが登場。ジョークを交えた挨拶とルールの質疑応答があり、いよいよプレイ開始です。ルールは、3回戦マッチのポイント・ドル制で、今回は、関西からの本戦出場の代表枠が2名から4名に増えたこともあり、あわよくば・・・・との思いを抱いておりました。

一回戦
主要なカードが買えない展開で、交渉も無く、淡々とゲームは進んでいきましたが、まず口火を切ったのが私でした。ライトブルーとグリーンと鉄道を1枚ずつ持ち合う状況で、グリーンを渡す代わりに、ライトブルーの2枚目と鉄道の2枚目をもらったのは大きな戦果でしたが、喜んでいたのもつかの間で、私以外のプレイヤー間で、レッドとグリーンのツーペーとダークブルーとラントパープルの交渉がまとまり、カラーグループを揃えていないのは私だけという展開になりました。

大ピンチかと思いましたが、私はレッドを揃えている人から、ライトブルーの3枚目を$400と比較的安価で購入できたため、とりあえず12件家を建てて様子を見ます。これで、何とか形にはなった感じです。

これで殴り合いの展開になりました。グリーンとライトブルーの人は資金不足で家が建たず、怖いのはダークブルーです。私は、対抗馬作りのため、建設資金を与える代わりに鉄道をかき集め、鉄道+ライトブルーで対抗します。

一時はダークブルーの家3件にはまり、$1400払ったものの、鉄道収入が多かったため、大事には至らず、最後は$300差でトップとなりました。それまでトップだったダークブルーの人は最後に引いたチャンスカードの家の修理費が明暗を分けました。

二回戦
今回も買えないパターンの展開。なんとかしようかと思っているうちに、私の対面が、レッドを1枚もらう交渉を開始。これがまとまると、オレンジとツーペーがあるため何とか交渉の糸口を見つけようとするのですが、うまくいかず。そうこうしているうちに、例の交渉がまとまり、ピンチに立たされましたが、何故かオレンジとの交渉はせず。

この一瞬のスキに、チャンスが到来。オレンジの人が2枚目のダークパーブルを購入したため、私は彼にダークパープルを揃えさせ、ライトブルーと鉄道と$100をもらいます。これで彼を暫くダークパープルに専念させ、ツーペーの阻止を図りました。

さすがにヤバイと感じたか、レッドの人が強引にオレンジとのツーペーをまとめたため、私は残りの2人と三角トレードを行い、私は鉄道+$200、他の2人が、ライトパープルとライトブルーになりました。

これで、殴り合いになりました。私は鉄道経営ではパワー不足なので、経営に失敗した人のカラーグループを購入する展開をもくろみましたが、レッドばかりにお客が集中。

残り時間が少なくなってきました。私は2位はほぼ確定なので、強引にダークブルーを揃え、一発に賭けましたが、誰も入らずゲームセット。2位に終わりました。

三回戦
二回戦で2位だったものの、この段階で私の順位は9位。ここで勝てば代表という位置でした。

さすがにこの卓は今までとは異なり、交渉もかなりシビアになってきました。カードはそこそこ購入できるのですが、交渉はほとんど決裂なかなかまとまりません。

この状況での私の手持ちカードは、グリーン1枚、イエロー1枚、ダークブルー1枚、ライトパーブル1枚、オレンジ1枚でしたが、この時、2枚目のダークパープルを購入した人が、もう1枚を$500(!)で購入。そしてホテルを建てますが、まだ売れていないボードウォークに止まって競売となりました。

現金がほとんどなかった私は、ダークブルーに閉じこもるのは得策でないと判断し、定価を越えたところで競売をオリ、結局私の対面の人が$450で購入しました。

そこで早速交渉をもちかけられました。ダークブルーの対価として、イエローの2枚目とライトパープルの2枚目という申し入れでした。しかし、これでは、オレンジやライトブルーのキー牌を握られているのでこれを断りました。

しかし、ダークパーブルが揃っているのでゆっくりとした流れにするわけにもいかず、最終的にはダークブルーを揃えさせ、オレンジの2枚目とレッドとライトパープルの2枚目をもらい、$70つける事にしました。

彼は、ダークパープルで$500受け取っているため、できれば資金は渡したくなかったのですが、交渉材料をかなり奪ったので文句はいえないでしょう。というか、かなり得したと思っていました。

その後、私はすかさずオレンジを揃える交渉に入りました。彼はオレンジをどうしても手放したくない様子だったため、オレンジ2枚を手放して、レッドの2枚目とグリーンの2枚目とライトブルー2枚を入手しました。

そして、私はレッドとライトパープルを1枚づつ持つ人と交渉します。ツーペーの取引なので、どちらのカラーグループを持つかというのが焦点になり、彼の希望で、レッドを渡し、ライトパープルと定価の差額$300をもらいました。

これで殴り合いとなりました。私はライトパープルに家9件、レッドは家4件、ダークブルーは家3件という状況です。ここでは正直のところ勝ったかなと思っていました。

その後、私の3枚目のグリーンが競売に出て、私が$250で購入。追加投資先も出来てダークブルーにはまらなければ、という状況でした。

私はグリーンを抵当に入れれば、ライトパープルにホテルが立ったのですが、ダークブルーに入った時の事を考えて家3件で止めたのが敗着となりました。

レッドを経営していた人がチャンスカードでボードウォークに行き、私の目の前でボードウォークが家3件になりました。ダークブルーは今刑務所です。

パシフィック通りにいた私は、ここでもホテルにしませんでした。どうせはまれば、壊滅状態なわけだし、1位にならない限り決戦大会への出場はないわけですから、目一杯家を建てるべきでした(これは局後、百田さんに指摘されました)。結局ダークブルーの人が2ゾロで強制釈放され、たった$500の支出で済みました。ホテルまで行っていれば、ダークブルーは最低家3件は崩していたでしょうから、惜しまれる逸機でした。

このチャンスを逃した後の私は予定通り8を出して、$1400払い、ジエンド。結局3位に終わりました。

その他にも細かいミスが多かった気がします。私がライトパープルをホテルにしないなら、対抗馬を作るため、オレンジの人から鉄道を購入して、家を建てさせるべきでしたし、グリーンの抵当の表返し忘れも2回位ありました。これでは代表になる資格はないでしょう。





という事で残念ながら代表にはなれなかった訳ですが、久しぶりにモノポリーを堪能できて非常におもしろかったです。来年こそは頑張りたいと思いますので、関JAGA等でモノポリーする時は皆さん付き合って下さいね。


トップページへ戻る    一つ上のページへ戻る