MMGゲームレポート(2004/08/31)

今日は先約の自宅ゲーム会がキャンセルになったおかげで参加する事ができました。

Penguin Ultimatum,The
先日、尼亭でプレイをしたゲームですが、個人的に気に入っていたため、今回持ち込みました。私、戸田川さん、Tさんでプレイ。

このゲームは、いかに決算を回していくかがポイントです。戸田川さんは、カルカソンヌ風のゲームと称していましたが、やはり私と同意見みたいですね。

Tさんも、やはり上記の点に注目したようで、戸田川さんに決算を促すようなプレイを連発します。

このゲームは自分から決算すると、次のエンターテナーを置く権利と、場合によっては、エンタテナーカードが取れるので、かなりおいしい。

その恩恵をもろに受けた戸田川さんが圧勝しました。

やはり相手に決算を行わせる時は、自分がエンタテナーを取れる時に限定した方がいいかも知れません。

今回3人プレイだった事の影響も大きかったかも知れません。イラストがとにかく可愛いので、まだプレイしていない方は、是非やってもらいたいゲームです。

パンケーキゲーム(Die Leibköche Seiner Majestät)
昔、後藤さんのインストにて関JAGAでプレイした事があったものの、高騰のみの説明だったため、ルールもすっかり忘れ、独文マニュアルのみでほこりをかぶっていたゲームです。

最近、ようやく重い腰を上げて、翻訳しましたので、プレイが叶いました。

フライパンで2面サイコロを振るという発想が面白い。下手な人には大きいフライパン、上手な人は小さいフライパンをふるように出来ていて、ゲームパランスが見事に調整されています。

やってみるとわかりますが、なかなかキャッチするのは難しいんです。しかも半回転以上しないと反則となり、自分の駒を僻地に飛ばされてしまいます。

私は、いつも反則すれすれになり、仕方ないので着地直前でパンケーキを跳ね上げますが、新井さんから、また羽子板になってると指摘されてばかりでした。

当の新井さんも、大きいフライパンになると、簡単だと思うプレッシャーからか急に手が震えてパンケーキがポロリ。

私もやってみましたが、これが震えるんだわ。う〜む。オリンピックで愛ちゃんが1回戦、格下のミャオミャオ戦で震えた気持ちが良く解りました。

ゲーム内容は、陛下が食べる料理を順番を当てるというもの。単にパンケーキを集めていくだけなら、運否天賦になるのですが、王冠マークのパンケーキを取ることで、どれかひとつ陛下のパンケーキを覗き見ることが出来ます。芸が細かいですね。

パンケーキを揃えた後は、並び替えていくパズルゲーム。今回、戸田川さん以外は誰もパンケーキを揃えられなかったため、戸田川さんの圧勝になりました。

このゲームは、尼亭でも受け入れられるかも。


頭脳絶好調
最近の一押しゲームだけに、このゲームが置かれていると、ついつい選択してしまいます。

今回は、赤の得点が勝敗を分けました。赤のタイルがレアな存在となり、戸田川さん以外が苦しい展開に。戸田川さんは、必死になって、赤を絞めにかかります。

手番の関係上、赤を場に出すなら私だったのかも知れません。バブー理論にのっとり、99%負ける展開であっても、1%の勝利に賭けるべきでした。

今回は、他人においしくなるだけと、赤を絞ったため、トップの戸田川さんを楽にしてしまいました。

まだまだ甘いですね。次回は雪辱しなくては。

 


Halleluja
天使による悪魔退治ゲーム。

移動がとってもユニークで、写真にあるような数字コマの位置で移動できるプレイヤーや駒が決まります。

数字ゴマを動かした結果、そのコマの上下左右にある丸い駒が、そのターンに移動できる駒になります。移動できる数は、そこに書かれた数字です。

左の例だと、赤と緑の駒が移動可能です。

移動先に敵の駒がある時は、その駒を取る事ができるのですが、各プレイヤーは初めはみんな、天使です。

天使が天使を攻撃すると、その天使は悪魔に変わります。

相手の駒をとる事でポイントが入るのですが、その他に天使が悪魔を攻撃すると、「善行」を行ったという事でポイントがもらえます。

私は、スタートプレイヤーという事もあり、1つは悪魔になってしまうのは仕方ないところです。私のまわりには天使ばかりで、勢い悪魔にならざるを得ません(俺たちゃ悪魔だ死神だ〜と歌いながら、悪に徹してました)。

そうやって悪事をはたらくうちに、「一人殺すも二人殺すも同じよ」という心境になるのは不思議でした。連続殺人犯はこういう心境なんでしょうか?

とはいえ、このまま善行を一切行わずに敗北するのは、良心が痛む気がして、最後の天使で焼け石に水の悪魔退治を行い、溜飲を下げたのでした。

ゲーム終盤になると、移動が困難になる問題点が指摘され、あまり評価は芳しくなかったようですが、私にはとっても面白かったです。

San Juan
プエルトリコ系のゲーマーズゲーム。

プエルトリコは非常に評価の高いゲームですが、私がゲームをしていなかった時にブレイクしたゲームという事もあり、1度プレイしただけで、その後は実力差もあってかプレイする機会に恵まれておりませんでした。

インストしてもらい、ギルドホールが強力という事を知りました。幸い、序盤でこのカードがやってきたのと、生産カードが多かったので、ひたすら生産カードを建築し、鍛冶屋でコストを抑えます。

クレーンも立てました。序盤で出した安い生産カードを張り替えるために必要と見ました。

ギルドホールはずっと手札で温存しました。出そうと思えば出せたのですが、これをプレイする事で、警戒されるのを恐れたからです。

沖中さんが終わらしにかかっていたので、最後の建築フェーズに出せばいいやと考えました。そしてゲームはその通りに展開し、1点差で勝つことが出来ました。

今回全員が熟練者でなかったせいか、トッププレイヤーの戦略とは全然違ったようです。

まず、評議員が常に人気薄でした。多くツモれても、1枚だけじゃねぇというのが一番の理由。M:tg同様にカード引きは重要であり、全てのカードを熟知してコンボを狙うためには必要なのでしょう。よって、知事官舎も私は序盤で2枚引きながら、誰も選択しないしねぇという理由で換金対象になってしまいました。

また、生産施設も私は高ければいいのだろうと、シルバー*2、コーヒー*2を建てましたが、勝利ポイントを考えれば煙草で十分でした。

個人的には、シビライゼーションとかOutpost系のゲームの気がしました。こういうゲームは人気が高いですね。わかる気がしました。



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