最近、懐かしいボードゲームカタログに掲載されているようなゲームを集めており、今日はそれらのゲームを持参していきました。
Formula
One
昔のゲーマーであれば、皆が欲しかったであろう逸品。ようやく私も入手でき、翻訳も終わってプレイしようとしていたら、森田さんも、丁度持っていこうとしていたとの事。
森田さんのは、デザイナーに依頼してまで制作してもらった制作費20000円の品。
折角なので、並べてみました。左がオリジナルです。森田さんの方がやや大きい。中古品の私のものと違い、非常に立派なものです。
今回は、折角ですので、森田さんバージョンでプレイする事にしました。
森田さんもメモ書き程度の訳しか所有していなかったため、私の訳と読み合わせしてルール確認しながら、プレイしました。
今回は5周ルールにしました。マニュアルによると、3周以上なのですが、3周だとピットが全然使用されない可能性もあり、5周が妥当かも知れません。
このゲームではレーシングカーを進めるのにダイスを使用しません。
各プレイヤーが自分の手番に、スピードメーターを操作して、車を進めていきます。このマニュアル感がたまりません。70年代にこのようなコンポーネントを実現できていたという事が驚きで、今プレイしても全く古さを感じません。
カーブには、赤いマスがあり、ここに制限速度が書かれています。このスピードを越えると、ダイスを振ってペナルティを解決します。
この結果、タイヤやブレーキが損傷する事があります。そうすると、またまた先ほどのメーターが登場、各部品のレベルを上げていきます。
マニュアルにも書いてありますが、安全走行だけやっているとなかなか勝てません。ある程度の冒険はしないとすぐに追い越されてしまいます。
各プレイヤーには、5枚のTacticカードが配られています。このカードは、制限速度を無視して良いとか、xxマス進むなど、良い指示しかないため、いかにこのカードを有効に使うかがカギとなります。森田さんの話では、特に制限速度無視するカードは強力で、各自1枚ずつ配るルールもあるそうです。
私は、トップを走るミッシーの2番手につけて、進んでいきます。ミッシーがピットに入ったのを機に、スパートし先頭に。もともとあまり無理して走っていなかったため、このままピット無しで走る事を決断。ドラマはやはり後半にありました。ピットを済ませて、猛追してきたミッシーが、狭い道にきた一瞬をとらえて、私が急ブレーキをかけて、ミッシーをリタイアに追い込み、ライバルを一台葬ります。
そしていよいよ、最終ラップの難関コーナーへ。私は、後続車が前へ飛び出してきたので、ミッシーの時と同じ戦略をとるかどうか悩みました。
結果論からいくと、そうすべきでした。急ブレーキ&急発進。まだスーパーテクニックを残していましたから。
ただ、私は急ブレーキかけるよりも、一気にインをスーパーテクニックで駆け抜けた方が良いと考えたんです。たった+20の冒険で、3,11の目さえ出なければ勝ちであろうと・・・当然出た目は11。
そのために、私はコーナーでスピンし、2位転落。ここまで思惑通り進んでいただけに残念でなりません。
定番レースゲームとして、今後はプレイされ続けていくのではないでしょうか。
Sequence
以前、森田さん宅でプレイして、欲しいと思っていたゲームをようやく入手し、翻訳していたら、bone5さんに、「日本語版でてまっせー」とあっさり言われたゲーム。
そういえば、最近ほとんど、ゲーム屋さんに行っていませんでしたからね、いや、最近というより10年近くいってませんでしたから。これからはもっと頻繁に立ち寄りたいと思います。
で、このゲームですが、非常にシンプルなゲームです。チーム戦、3人プレイ、2人ゲームのどれが楽しいのかまだ不明なので、とりあえず3人プレイにしました。
手札から1枚プレイして、カードに対応したボード上のマスに自分のチップを置くだけです。選択肢があるとすれば、対応するマスが2つあるので、どちらにするかは選択できます。
そうして5つ先に揃えた人が勝ちになります。2人・チーム戦の時は、2つ作成する必要があります。
あと、結構効きそうなルールは、カードをプレイした後、山札から1枚引くのですが、この時に引き忘れると、最後まで少ない手札でプレイする事になります。インスト時、気をつけて下さいねと念押ししたこのルールですが、私はしっかり1枚少ない手札でプレイする羽目になりました(^^;。
このゲームで重要なカードはJです。相手のカードをボードから除去したり、ワイルドカードとしてプレイできたりします。
私はなかなかリーチになるようなカードが来ず、相手の阻止ばかりしてましたが、さすがにJの種も尽きて、ミッシーに5目揃えられてしまいました。
1つのシーケンスだとラッキーパンチが入りそうだし、2人プレイではゲーム会には不向きなので、4人ないし6人プレイのチーム戦で次回はやってみたいですね。いずれにしてもシンプルな好ゲームだと思います。
Totopoly
これも、私が以前からプレイしてみたいと思っていたゲームです。
単なる競馬ゲームにとどまらず、ボードの両面を使って調教からレースまでを経験できるというシステムが素晴らしい。
左の写真は、その調教面。各プレイヤーはセリで購入した競走馬を各自が所属する厩舎からスタートしたボードを一周する間に、レース中に使用するカードを集めていきます。
プレイヤーは、馬の他に様々なビジネスカードをセリで購入します。このカードが結構重要で、レース中に支払われる資金は、それぞれに対応したビジネスの所有者に支払われます。
全ての馬が一周すると、調教終了でレース面に裏返します。
レース面では、各自の馬を走らせます。このゲームでは一番お金を稼いだ人が勝ちになるゲームですから、優勝馬のオーナーになるか、馬券で儲けるかのいずれかになります。
私の馬は有力馬ではありましたが、調教の仕上がり具合から、ミッシーの馬に賭けました。
各自、自分の持ち馬分、ダイスを振るのですが、ノミネートというルールがあり、自分の馬を一頭指名すると、その馬には好きなダイス目を割り振ることが出来ます。当然、ダイスを多く振れる事はレース展開上、かなり有利です。
マスの配置は、黒い馬が一番有利にできているのですが、ボード上に一箇所、凶悪なスペースがあり、ここに止まると、2頭追い越す事が出来ます。ですのでねどんなに遅れていても、一気にトップに躍り出る可能性が生まれてきます。
結局、下馬評通り、ミッシーの馬が優勝しましたが、指名馬ではなく伏兵馬が一位になりました。ミッシーにとっては、指名馬も伏兵馬も同じ配分だけ賭けていたようで、思惑がはずれました。優勝して、馬券も当たったミッシーがダントツだったのは言うまでもありません。
今回は5人でプレイしましたが、思ったよりも時間はかかりませんでしたし、調教〜レースという競馬の醍醐味を存分に味わうことが出来ました。formula One共々、House of Gamesの作品は素晴らしいですね。
くるくるハンバーガー
今回、一番良くプレイされていたゲームではないでしょうか。
このゲーム、私が学生の頃、JAGAMAGAで読んで、とっても欲しかった記憶があります。
私が出張中たまたま、ベビー用品売り場で見つけ、素人を装って、安く購入した頃が懐かしいです。
何度やっても勝てないゲームですが、アクションゲームの定番中の定番でしょう。
ここのゲーム会は、こういう懐かしいゲームをプレイできる事が素晴らしいです。