くずはゲームレポート(2007/02/18)

Hey! That's My Fish!
新たに立ち上がった、くずはゲーム会に早速参戦してきました。

地図を見ながら歩いていたのですが、場所がわからず、ちょっと遅刻。既に1卓立っていました。

Mさんと、Hさんが来られ、とりあえず3人揃いましたので、まずは肩慣らし。軽いゲームから。

各プレイヤーは、魚のマスを移動していき、今いる場所(移動前)の魚の数のポイントを獲得。移動すると、移動前のマスは塞がれます。理想はうまく敵を追い出し、自分だけの大陸に留まって、魚を独占する事。

雰囲気は、昔私がゲームカタログを見てほしかった、Isolationの多人数版というところでしょうか。

Mさんが小大陸を早々に確保し、ぶっちぎりで勝利。ぺしぺしにされました。

このゲームはリメイクなのだそうですが、シンプルなルール、かわいいイラスト、奥の深いゲーム性と三拍子揃っていますね。


Jenseits von Theben
私のお気に入りゲームです。ほとんど1回プレイするのみで、次の出番が全く無いゲームが多いなか、これはかなりのヘビーローテーション。

発掘という、運の要素を絶妙のバランスでゲーム化し、時間の概念を取り入れたデザイン力はすばらしいものがあります。

今回のセッションでは、今まで不遇だった、プログレスカードの威力が爆発しました。

以前は、このカードに特化すると、他が疎かになって、結局負けるイメージがありましたが、DADさんは不毛の地であるモスクワに行ったのが勝因でした。モスクワは時間が掛かるので誰も行きたがらないのですが、それだけにおいしいカードが結構モスクワに登場、パクパクとカードを拾っているうちに、発掘でも、知識でも、全てで高ポイントをたたき出したDADさんの完勝でした。

この勝ち方がそのまま定跡化される位の快勝譜でしたね〜。


Cow Poker
bone5さん、持ち込み

一風変わったトリックテイキングゲーム。

タイトルにポーカーとあるように、ポーカーが非常に重要で、ゲーム終了時に手札・取札・公開札それぞれで役を作ることを目指します。

取った札を活用するというアイデアは、たまに見かけますが、カードのリサイクルという観点では面白いルールです。
ただ、残念な事にこのゲームはいろんな要素が盛り込まれすぎていて、主張が見えてこない。

ポーカーならポーカに特化して、それ以外のルールは簡略化すべきなのに、個々のカードに特殊能力とか持たせるものだから、ややこしいことこの上無い。

そんな感じで、良くわからないままゲームが終了。ちょっと、イマイチなゲームでした・・・。


Qui va faire la vaisselle?
個人的にはチェーテン級に好きなゲーム。

トランプ等でも代用できるゲームなのですが、やっぱりコレじゃないと雰囲気が出ません。

その希少性故、ほとんどプレイする事はできませんでしたが、これからはいろんなゲーム会に持ち込めます。

ゲームの方はまたしても、ぺしぺし。勝ち負けに関係なく面白い。

左の写真で1番手前が私です。皿のスタック状況から、べしべし度合いがわかるかと思われます(^_^;。

プレイ時間は15分程度なので、3セット位はやりたい気分です。


Project KGB
ここで、主催者である、ミッシーさんとようやく合流。

出てきたゲームは、なんとWaddintonのスパイゲーム。
Waddingtonが出てくるあたり、趣味・嗜好が如何に似ているかが良くわかります。

このゲームでは、始めに役割カードが配られ、1人がスパイ、残りが保安員になります。誰がスパイかは本人以外はわかりません。

ゲームの目的は、各部屋に備え付けられた安全装置を5箇所解除し、部屋から脱出する事です。

ボードには様々な部屋が描かれています。スパイ役の人は、ゲーム開始時、一箇所だけ、安全装置を解除します。

但し、誰がスパイかはわからないため、各プレイヤーは1人を除いて退出し、安全装置をはずす機会が与えられます(いいなぁ、このアナログ感)。

ゲーム開始後は、各プレイヤーはダイスを振り、部屋に入れば、安全装置を確認したり、外したりします。安全装置はスパイ以外解除できません。この手順は、クルーみたいな感じです。

保安員側は、誰かの後を追跡する事で、もし安全装置が外れていたら、今通った人が犯人だろうという予測が立つ訳ですが、ゲーム開始時に一箇所だけロック解除している事で、予想を難しくしています。

結構、みんなのマークが厳しく、このゲーム終わるのなんて声が出ている中、ミッシーさんがなんと勝利宣言!!
確かに5箇所解除されている。まさに狐につままれた感じというか、見事に捜査網をかいくぐって任務を遂行されてしまいました。

私は実際、1箇所しか発見できませんでした。まさに完敗・脱帽です。

レガシー感たっぷりの推理ゲームですね。良作だと思います。


SYMBIOZ
B級SFの香りが漂う、草、草食動物、肉食動物の3種類が棲息する惑星での生存競争がテーマのゲームです。

zaabと呼ばれる草を1地域内12箇所のエリアを全て占領する事でSYMBIOZという排他的不可侵領域を3つ作る事が目的です。

敵zaabに対抗するのが草食動物。そしてこれに対抗するのが肉食動物という食物連鎖になります。

各動物はターゲットの餌を食べる事で繁殖し、餌が無ければ死にます。

zaabは自分のzaab4:1の割合で繁殖します。

前回のセッションでは、邪魔し合う展開でゲームが重苦しかったのですが、今回は全員がまずはzaab産めよ増やせよの政策を採ったため、zaab人口が爆発し、あっという間にゲーム終了してしまいました。

前回の全くSYMBIOZが出来なかった展開が嘘のようです。

確かにマニュアルを読んでいたら、初心者はSYMBIOZの勝利条件を甘くした方が良いと書いてありましたわ。

このゲームはもっと積極的に相手の陣地にzaabを送り込む必要がありそうですね。

よって、好戦的なプレイヤーとやると良いかも知れません(笑)。あまりにも消化不良なので再戦希望です。


Seaside Florics
しなもんさんが、すご〜く興味津々でこのゲームを眺めていたので、プレイしてみることに。

このゲームの要である時計が印象的なゲーム。ポストカードのイラストもとても綺麗で、なかなか最近、これだけのゲームはみかけません。

ルールは基本的にすごろくです。各名所を時間内に訪問して、ポストカードを集めていくだけのゲームなのですが、いかに効率良く名所を回っていくかを考えるのは実はとても楽しい。

入館時刻やチェックイン時間に間に合うかとか、バスに乗れるかとか、様々な要素がゲームを盛り上げてくれます。

1059さんは「1」の目ばかりで、すごくショボイ展開に。こういうゲームバランスの悪さがレガシーらしいところでもあります。

とはいえ、やってみないとわからない面白さがこのゲームにあると思います。是非、ゲームで旅行気分を味わってみませんか?

私はいつでも再戦したいゲームです。



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