Auweier!!!
エッセン帰りのストーンRさん、持ち込みのイラストがとっても綺麗なカードゲームです。
各プレイヤーはオンドリとなって、メンドリとまぐわう事を目的とするカードゲームです。
このゲームでは、色違いの4羽のメンドリの山に3種類の卵がおかれます。各プレイヤーは順番にカードをプレイしていき、決算時にプレイしたカード得点の合計が一番多い人が、卵カードをゲットできます。但し、求婚カードをプレイしてなければ、卵をゲットする事はできません。
このゲームの最大の特徴は、プレイできるカードを事前にデッキ組みするところにあります。求婚カードがないと、そもそも卵をゲットできないから、手札には必ず無いとダメだけど、かといって求婚カードばかりでは、得点カードがプレイできず、ライバルに負けてしまう・・・。単純なカードゲームに見えて、上級者をもうならせるルールが隠されているのです。
あとは、卵カードは3種類あり、だんだん価値の高いカードになるようになっています。そして色違いを集めるとボーナスが得られます、要はいろんなメンドリとヤッちゃう事がこのゲームの勝利への道となります。
あとはカラスカードとかフェイクカードとかの特殊カードがあり、ゲームに変化をもたらせてくれます。
私は序盤に入れ込みすぎて、最後は失速気味。でも三色揃えたため、最後はトップタイ。全員が1点差以内というシビアな戦いでした。
この会社はスフィンクゲームという知らないメーカーでした。
http://www.sphinx-games.com/
いろんなカードゲームをリリースしているようですから、今後の動向に注目していきたいと思います。
Yukon Company
ディルク・ヘンの同人ブランドである、db Spieleの作品。だいたいがリメイクされてるのですが、これは埋もれたビジネスゲームです。
私はこの作品が大好きで、一軍ゲームなのですが、イマイチ評判がよろしくないゲームです。
自分の過去のゲーム記事を見ていると、書いてあるやん、カード調整せなあかんって(笑)。
そして、カード調整に失敗したとも!!
とにかく1枚のカードで、仕入れと目的地、イベントカードと売る商品を決められるというアイデアが秀逸。
私はこのルールだけで、このゲームの虜になり、この作者のファンになりました。
当時、翻訳しながら、体中に電流を浴びたような感覚になったのを覚えています。
カードは反りまくりだし、タイルは剥がれてるし、ボードはめくれているしで、同人の雰囲気がたっぷりですが、なぜ、このゲームの評価がこれほど低いのか謎でなりません。
Papua
人食い人種に焼かれそうになるところから逃げ出すことが目的のレースゲーム。
テーマに類似しているのは、私の大好きなマングローブからの脱出風ですね。生還できるのは、たったのひとりです。
このゲームでは、移動するのに単独行動はできません。必ず、他のプレイヤーの誰かと列になって移動しなければなりません。
但し、列から飛び出しても、別の列に加われるのであれば、構いません。また団体行動する場合でも、自分が列の一員であれば、誰かを孤立させることは可能です。孤立したプレイヤーはそこで留まる事のなり、後方にいる応援部隊の到着を待たなければなりません。
自分だけでは進めないので、適当に他人と仲良く進みつつ、最後に裏切る。非常に嫌らしいというかゲーマー好みのルールですね。
私はIさんとのペアで進み、ゴール直前で振り切られてしまいました。Iさんは1/6の可能性でゴールできるものの、毎回チャンスを逃し、私の遥かかなたにいる援軍の到着が間に合ってしまいました。さあ、ここから大逆転やあと思った矢先、一緒に進んで来た方に先を越され、あえなく敗北。私は単にお膳立てをしただけという、最後は非常に大盛り上がりの中でのフィナーレとなりました。
ストーンRさん曰く、準レガシーとの事ですが、これは十分レガシーの域だと思いますよ。
Formula D
F1レースゲームです。昔からあるゲームですが、新版がでたそうで、まいきいさん持ち込みです。
旧版では、ギアチェンジとかいろんな情報をシートに書いてやりとりしてましたが、新版では、視覚的なパネルに変わっています。これのためだけに新版を買ってもよいんじゃないかと思うくらい、素晴らしい出来です。
ギア毎に異なるダイスを振ったりとか、カーブでの滞留回数のシステムは、F1ゲームのジャンルとして、ほぼ完成された感がありますね。
今回私がポールポジションでしたが、性格的に安全志向が災いし、1周目の途中で早くも交わされます。
しかし、ピットに進まなくても良かったため、各車がピットインしている間に抜き去ります。
私が、同じくピットインしなかったストーンRさんの車をぴったりマーク、共にデッドヒートを繰り広げます。
ラストは満身創痍のストーンRさん、これ以上ダメージを受けられないところまで追い込まれますが、モノポリーで鍛えたコールダイスを発揮、鬼のような出目で巻き返し、最後の最後まで分からない展開でしたが、ハナ差で逃げ切る事が出来ました。
素晴らしいストーンRさんの飽くなきゲーム魂をまざまざと見せつけられた感じがしました。
このゲーム、前回いつプレイしてみたか確認したら、1997年。12年も前だったのですね。いやー、面白かったです。
ギア毎にダイスが異なる様は、Golf Profiを思い出させます。これもリプレイしてみたいなあ。スポーツゲーム会みたいなテーマで。
Das Letzte Kamel
最後のラクダという意味のレースゲーム。名前から想像できるように、最後になる事を目的としたゲームです。
ダイスを振って、出た目に対応するいずれかのラクダを進めていくシンプルなゲームですが、各人がどのラクダになるかは正体を隠して、最後になる事を目指す・・・。Crazy RaceとかFlower Powerとかの雰囲気がありますね。
自分の正体がバレると、そいつを進められるので、ブラフで自分のやつを進めたりするんだけど、調子に乗ってると、取り返しがつかなくなります。
時々、意図的にどれかを先頭に飛び出させ、次のプレイヤーに踏み絵をさせる戦略を取る人がいて、「いやー、ここで先頭を進めさせるよりも、後ろが気になるからなあと」各自の演技を見るのが非常に面白い。
先頭が一気にゴールしないよう、オアシスマスがあったりと、なかなかよく考えられてます。
軽いゲームがお好きな方には、ラクダ駒がかわいいですし、良いのではないでしょうか。
Garage Sale
1990年の同人(?)ゲーム。
私がBGGに登録されてないゲームを買うんだキャンペーンをやっていた頃に購入したゲームですね。無謀な事を・・・。
ちなみに、このキャンペーンは0勝3敗に終わり、あえなく打ち切りになってます。
Gさん、ストーンRさん、私の3人プレイ。
このゲームのベースは、モノポリーのように外周を回っていき、止まったマスの目に従うシンプルなスゴロクです。
そして、止まったマスが色つきの家だった場合、そこで商品を購入できます。
各自は6*6のビンゴカードのようなボードを持ち、ダイスを振って、ダイス目の列にその色の商品があれば、購入。そして1列どこかがそろえば勝ち。
まぁ、すごろくとビンゴゲームの融合ですね。
他にもいろんな要素はあるんだけど、基本はこれだけ。戦略的な要素はほとんどなし。
一応、シリアルも入っていて、63/500でした。
持ってる人は少ないと思いますが、どれだけ出回っているんでしょうね。
Formissimo
自分のカードと対応するカードか、一か所だけ違うカードを取れるゲーム。
反射神経系ゲームが大の苦手な私としては、ルールを聞いただけで、こりゃあかんわと思いましたね。
まあ、この一か所だけ違うというのがミソですね。色・形・個数・大きさの3つは合致している必要があります。
予想通り、ボロボロでした。
好みの分かれるゲームだと思います。