KGC通信(2004/05/15) 第14号

alibaba
Enoさんのリクエストゲーム。かなり前のゲームのようで、bone5さんも持っているはずなのに、ゲームを探すのに苦労した様です。

ボードの9つのマークは鍵を開ける絵柄になっています。カードに書かれた絵柄と同じマークを揃えた人が宝箱を開ける権利を得ます。9つのマークには、いろんな絵柄が描かれていて、各マーク毎に左か右に3度まで回す事ができます。必ずどちらかに対象のマークがありますから、全て記憶すれば絶対勝てます。

その宝箱が、この9つの絵柄の下に用意されています。宝箱の開け方ですが、裏向きの宝タイルを獲っていきます。ヘビカードが出ればバーストで、その回に引いた宝が没収になってしまいます。ヘビは約20%の確率で出るので、どこでやめるかが悩みどころです。

記憶系ゲームなんですけど、絵柄がすくないので、約80%位はクリアできるし、前の日とが失敗した回す方向を覚えておけばだいたいなんとかなります。私のようなズボラな人間でもそれなりにゲームになるのは良いですね。


Kanaloa
ミッシーの持参ゲーム。Kafunaという二人用ゲームの多人数ゲーム版だそうです。最近ボードゲームから離れていたせいか、ゲーム事情に疎くていけませんね。

ルールは結構ややこしいので、簡単に説明すると、ボード上の各島を移動しながら、チップを獲得していきます。このチップを神様に捧げものする事で、ポイントを得ます。大陸には様々な神様がいます。神様には特殊能力があり、各神様毎に一番捧げものをしたプレイヤーがその能力を行使できます。

そのようにしながら、一番多くのポイントを獲得したプレイヤーが勝ちになります。

捧げものをするというのは、エアラインズにおけるカード公開と同じです。一度に一気にプレイできるため、どうせならまとめて公開したいが、トップ獲りのために小刻みに出したいジレンマがあります。

このゲームの特徴は、オールマイティタイルです。どの神様にでも捧げられる他、決算時にもっとも重要な太陽としての役割があります。

太陽より捧げものが少ない神様への得点はZEROになります。また、太陽以上の捧げものもカウントされません(ややこしいでしょ)。

たとえば、太陽に10点捧げものしている時、黄色の神様に8点しか捧げていなければ、0点です。18点捧げていても10点しかもらえません。要は、バランス良く揃えなさいという事になります。

私とミッシー、きとうさんでプレイしました。

きとうさんと、ミッシーが小刻みに公開する中、私はオールマイティをひたすらためて、終盤の一発に賭けます。当然、特殊能力が一切使えないので、公開しつつ特殊能力が奪える時のみ公開していくことにしました。

終盤になり、きとうさんが黄色を捨てて、18*4=72、ミッシーが、14*5=70点です。よって私は15*5=75点狙いにしました。

ミッシーときとうさんは解っていてもこれがすぐには防げません。なぜなら、各色の基礎体力を全て上げてから太陽に捧げものをするという手順を踏まなければ得点を増やせないからです。以後は消化ゲーム的になり、私が勝ちになりました。

太陽のルールがユニークで面白いゲームだと思いますが、追加得点が難しすぎるため、ブレイ性にやや難がある気がしました。


DeadWood
チーパスゲーム。映画の撮影をテーマにしたゲームです。

各プレイヤーが役者やエキストラをやりながらお金を貯めていきます。役者には格があり、格が上ならギャラも多いのですが、なかなか格が上がらない。

苦労して格上げしても、撮影結果によっては格下げされる事があり、ゲームの目的がスターを目指すのではなく、金儲けなので、そんなんやったら俺は一生エキストラ人生という人が続出しました。

拡張版によるプレイでしたが、移動が面倒すぎるのが難点。Clueで1の目が出続けるようなもの。格上げの難しさの割にメリットが薄い。勝利した人も一切格上げは行いませんでした。

確かに格上げを行うのは非常に楽しいし盛り上がるので、もっと恩恵を与えるような作りにして欲しかった気がします。もっとも、テコ入れしたところでもう一回やりますかといわれても・・・やらないだろうな。


Shark
私の最近のお気に入りゲームのひとつ。アクワイアよりも、ある意味リアルであり、もっと評価されてしかるべきゲームだと思います。

このゲームの難点として、序盤に差がついたらどうしようもない事が挙げられます。私もそのために、あまりプレイしてこなかったのですが、私が7分で考えたローカルルールを採用しました。

3巡目までに資金が一銭も入らない目が出たら、資金が入る目が出るまで振り直すというもの。これによって、不公平感はかなり解消されたと思います。

とはいえ、ボードを見るとわかるように、赤がダントツに伸びていて、その赤を持っている私とbone5さんの一騎打ちの展開になりました。

一騎打ちとはいっても、bone5さんの方が有利なので、世論喚起して、bone5さんを叩かなあかんとアピールし、株の多いbone5さんを叩くべく、吸収合併しそうな配置をします。

私の手番でうまくbone5さんが2ランク下落する所におけたので、bone5さんの赤株をはき出させ、差はかなり縮まりました。あとは、bone5さんの青か私の緑かの勝負になりましたが、皆の思惑とも一致して、緑が急騰し、私が勝ちました。

ベーセンシュピールのようにかなり荒いゲームというのがプレイ後の意見でした。確かにプエルトリコを好むようなプレイヤーにとっては運の要素が多いこのゲームは敬遠するかも知れませんけど、私のペスト10に入れたい位の良いゲームです。


クイズメーカー
るーしんさんが東京でツモってきたゲーム。

カードには、各プレイヤー席毎に○か×がいろいろ書かれています。親は、このカードの○×配置に合った問題を作成し、多く当てるのが目的です。

たとえば、モンスター中川さんと上野弟だけ知っていて、他のプレイヤーが知らない問題を考えたりする訳です。

だから、良く知った人同士でやるゲームです。

それにしても、マニアックな問題の多いこと。ほとんどがアニメ問題。もっとも、映画も歴史も全然詳しくない私が悪いんだけどさ。

しかも、神谷さんが作成した私への差し込み問題も間違えるし。私は中日ファンですが、最近の中日はほとんど知りませんのでお間違えのないように。

るーしんさん曰く、河内に来ないから、各プレイヤーの特徴がわからないのだと。もっと河内に来いというメッセージ確かに受け取りました。


Acquire
神谷さんと上野弟が、やりたくてやりたくてうずうずしているので、しょうがないなあとアクワイアをプレイ。しかも2ゲームやりました。この日、神谷さんは3ゲームやってました。好きですねぇ、アクワイアが。

まず1ゲーム目。写真のような展開で、私はアメ1位、インペ2位、ラグザー2位という状況。インペとラグザー1位の上野弟は、この後、フェスを持っていませんがインペにくっつけてから、ラグザーをインペに吸収、インペのトップを盤石にします。

私は田舎のアメリカのそばにフェスを設立して、フェス巨大化を図りますが、キー牌がありません。

その後、コンチもインペに吸収され、後はフェスが大きくならない限り私の勝ち目はないのですが、フェス2位のbabu氏がそんな甘い手を打つとは考えられず、追いかける神谷氏を振りきって、上野弟を捲れるか勝負に賭けて、インペ41overにして終了宣言。

結局、上野弟とは、$600差の2位、3位の神谷氏とは$700差と大接戦でした。

やっぱり熟練者上野弟とは角一枚は差を感じます。でも、上野兄弟ワンツーフィニッシュで良かった。

神谷氏、納得いかぁぁーーんと2ゲーム目。babu氏が抜けて、4人プレイ。

2ゲーム目はタワーをボード中央に設立するも、隣に立てたアメリカにタワーをポンプアップされ、斎藤さんにタワーを追撃される苦しい立ち上がり。

それでもタワーを買い続けるのが良いのかも知れませんが、タワー単色はいかがなものかとラグザーを買いに行きます。あくまでもトップにこだわるべきなのか、私にはまだ理解できていない部分です。

タワーとラグザーの間にワールドを設立しますが、神谷氏がアメリカをワールドに吸収させます。

私としては、ラグザー、タワーのどちらでもワールドに吸収できれば良いのですが、キー牌がないので、両方ともそれなりに買っていたら、タワー吸収牌をツモります。

しかし、タワートップでワールド2位の斎藤さんがいるため、私が潰してもワールドの一位がとれません。さりとて、潰さない限り資金が入らないので、断腸の思いで、タワーのホールドを選択。斎藤さんにタワーからワールドに転換させて私はワールド2位とコンチ狙いに切り替えます。

しかし、斎藤さんはワールドには2枚しか転換させませんでした。しかも、斎藤さんは入った資金でコンチ買いに走りました。私は、安くなったタワーと賠償金でギリギリでワールド転換13枚の資金調達をして、タワーからワールドに転換。ワールドトップになります。

あとは、コンチかアメリカ、インペ辺りのトップを狙いたいところですが、立て逃げアメリカの1枚のおかげで2位になれるアメリカを選択。ここでようやく有利を確信。あとは斎藤さんとどちらが上かの勝負になりましたが、ワールド1位と、アメリカ、タワー2位が大きく、かろうじで勝つことが出来ました。

勝つには勝ちましたが、まだまだ大局観や、現在順位の読みが甘いですね。



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